歯ぎしり対策のマウスピースについて
相談者:
杏子ママさん (26歳:女性)
投稿日時:2016-09-24 16:09:47
マウスピース(ナイトガード)の質問です。
・歯ぎしり予防のマウスピースは柔らかいもの、硬いものどちらが良いのでしょう?
以前、A歯科にて歯ぎしり予防にとナイトガードの着用を勧められ作成してもらい、約1年ほどつけています。
寝る時のみ使用で、硬いタイプの上顎に着用するものです。
今はB歯科に通っており、マウスピースのことをお話しし先日も定期検診がてらマウスピースを持参し調整をお願いしました。
というのも、A歯科に通っていた際は1ヶ月に一度必ず調整が必要と言われ、その度レジンを盛ったり歯を削ったりして着用した時厚みに違和感ないようしていました。
そのことをB歯科に話すと、
『まずうちでは歯ぎしり予防のナイトガードは柔らかいタイプのものを勧める(硬いタイプだとそれで結局歯も削れるから)。
そして、少し噛み合わせや厚みに違和感があったとしても歯を削って調整することはまずない。
歯ぎしりで削れるのを予防しているのにそれでは意味がない』
と言われました。
今までA歯科でやってもらったことと180度違うので正直戸惑っています。。
A歯科では根幹治療で不審に思うことがあったので行くのをやめました。
まさかマウスピースまで間違った知識で治療されていたのかと思うと本当にやりきれません。
現在、右下5番の歯が象牙質が露出してしまっており、甘い飲み物など染みやすいです。(先週くらい症状が出始めました。)
それも硬いタイプのマウスピースを使い続けてしまったせいなのでしょうか…?
どうかアドバイスよろしくお願いいたしますm(_ _)m
・歯ぎしり予防のマウスピースは柔らかいもの、硬いものどちらが良いのでしょう?
以前、A歯科にて歯ぎしり予防にとナイトガードの着用を勧められ作成してもらい、約1年ほどつけています。
寝る時のみ使用で、硬いタイプの上顎に着用するものです。
今はB歯科に通っており、マウスピースのことをお話しし先日も定期検診がてらマウスピースを持参し調整をお願いしました。
というのも、A歯科に通っていた際は1ヶ月に一度必ず調整が必要と言われ、その度レジンを盛ったり歯を削ったりして着用した時厚みに違和感ないようしていました。
そのことをB歯科に話すと、
『まずうちでは歯ぎしり予防のナイトガードは柔らかいタイプのものを勧める(硬いタイプだとそれで結局歯も削れるから)。
そして、少し噛み合わせや厚みに違和感があったとしても歯を削って調整することはまずない。
歯ぎしりで削れるのを予防しているのにそれでは意味がない』
と言われました。
今までA歯科でやってもらったことと180度違うので正直戸惑っています。。
A歯科では根幹治療で不審に思うことがあったので行くのをやめました。
まさかマウスピースまで間違った知識で治療されていたのかと思うと本当にやりきれません。
現在、右下5番の歯が象牙質が露出してしまっており、甘い飲み物など染みやすいです。(先週くらい症状が出始めました。)
それも硬いタイプのマウスピースを使い続けてしまったせいなのでしょうか…?
どうかアドバイスよろしくお願いいたしますm(_ _)m
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2016-09-24 16:31:46
西山です
まず、硬いマウスピースでもその硬さは明らかに歯よりは小さいので、歯が削れることはありません。
金属製なら別ですが。
歯ぎしりをしていることが明らかであれば、硬いタイプで全体が均等に当たり、さらに前後左右にスムーズに動かせるように調整したものがよいと思います。
歯自体を調整することはありませんね。
まず、硬いマウスピースでもその硬さは明らかに歯よりは小さいので、歯が削れることはありません。
金属製なら別ですが。
歯ぎしりをしていることが明らかであれば、硬いタイプで全体が均等に当たり、さらに前後左右にスムーズに動かせるように調整したものがよいと思います。
歯自体を調整することはありませんね。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-25 11:41:35
象牙質が露出していてそこが軟らかくなっていれば硬いもので削れることがまったくないとは限らないと思いますので、ソフトタイプにしておくほうがよいかもしれませんね。
マウスピースでは歯軋りは防止できませんから歯軋りで歯が削れるのを防止していると考えたほうがよいでしょう。
ある程度硬く厚みがあるマウスピースならば口腔容積がアップし、不要な歯のロックや早期接触をなくすことができますから歯が姿勢によって不要に当たって口腔周囲筋や頚部、肩部、頭部の筋を不要に緊張させることを防ぐことには役立てることが出来ると思います。
ですから用途によって歯科医の見立てによってどのタイプのマウスピースを作ってどのように調整するかは異なります。
最近の考えではご自身の歯を削って調整することはないと思います。
咬合に関与している部位を削ると歯のエナメル質が薄くなって後々トラブルを生じやすくなることが多いので、そういう治療法はすでに特殊な治療法になっているように感じています。
マウスピースでは歯軋りは防止できませんから歯軋りで歯が削れるのを防止していると考えたほうがよいでしょう。
ある程度硬く厚みがあるマウスピースならば口腔容積がアップし、不要な歯のロックや早期接触をなくすことができますから歯が姿勢によって不要に当たって口腔周囲筋や頚部、肩部、頭部の筋を不要に緊張させることを防ぐことには役立てることが出来ると思います。
ですから用途によって歯科医の見立てによってどのタイプのマウスピースを作ってどのように調整するかは異なります。
最近の考えではご自身の歯を削って調整することはないと思います。
咬合に関与している部位を削ると歯のエナメル質が薄くなって後々トラブルを生じやすくなることが多いので、そういう治療法はすでに特殊な治療法になっているように感じています。
相談者からの返信
相談者:
杏子ママさん
返信日時:2016-09-25 13:48:54
西山先生
ご意見ありがとうございます。
マウスピース自体の素材が硬いからといって歯が削れることはないのですね。
しかし、やはり月に一回歯自体を削って調整していたことは良くなかったのですね…。
今思えば、上の歯が全体的に染みやすい時期がありそれは知覚過敏と言われてましたが削られていたからかもしれないですねm(_ _)m
大学病院などの専門医にみて頂くというのも視野に入れ、これからどう付き合っていくか考えようと思います。
ありがとうございました。
船橋先生
ご意見ありがとうございます。
B歯科の先生も、象牙質が露出しているのでソフトタイプの方が良いと言っていました。
ただソフトタイプは余計に歯ぎしりが助長されてしまうという意見もよくネットで見るので不安ではあります…
(まぁ、ナイトガードとしての使用なら歯が削れなければいいのでそれで役目を果たしているとも言えますが)
一度ソフトタイプでも作ってみて比較してみようかと思います。
やはり、歯を削ることはないのですね…A歯科は定期検診に行ったらクリーニングの時間より噛み合わせのチェックと歯を削る時間の方が長いくらいですm(_ _)m歯に圧力がかかり噛み合わせが悪くなっているから削らないといずれ歯が割れてしまうというのがA歯科の意見でした。
大学病院の専門医に診ていただくことも視野に入れ検討していこうと思います。
ありがとうございました。
ご意見ありがとうございます。
マウスピース自体の素材が硬いからといって歯が削れることはないのですね。
しかし、やはり月に一回歯自体を削って調整していたことは良くなかったのですね…。
今思えば、上の歯が全体的に染みやすい時期がありそれは知覚過敏と言われてましたが削られていたからかもしれないですねm(_ _)m
大学病院などの専門医にみて頂くというのも視野に入れ、これからどう付き合っていくか考えようと思います。
ありがとうございました。
船橋先生
ご意見ありがとうございます。
B歯科の先生も、象牙質が露出しているのでソフトタイプの方が良いと言っていました。
ただソフトタイプは余計に歯ぎしりが助長されてしまうという意見もよくネットで見るので不安ではあります…
(まぁ、ナイトガードとしての使用なら歯が削れなければいいのでそれで役目を果たしているとも言えますが)
一度ソフトタイプでも作ってみて比較してみようかと思います。
やはり、歯を削ることはないのですね…A歯科は定期検診に行ったらクリーニングの時間より噛み合わせのチェックと歯を削る時間の方が長いくらいですm(_ _)m歯に圧力がかかり噛み合わせが悪くなっているから削らないといずれ歯が割れてしまうというのがA歯科の意見でした。
大学病院の専門医に診ていただくことも視野に入れ検討していこうと思います。
ありがとうございました。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-25 14:07:22
今は矯正治療が比較的安く簡単にできる時代になっていますし、スプリントタイプの矯正治療法もありますから健康な歯の咬合面でガイドをする部位(将来的に多く削れていくと予測できる部位)を削らなくても歯の位置を修正してあげたほうが予後がよかったりしますから、かみ合わせの調整の度に健康な歯の削れ易い部位を削る治療をしなくてもよくなってきたのではないかと思います。
他にも筋トレや体幹指導やTCHなどのアプローチ法を採用している医院も多くなってきていますし、理学療法で治すようにすることも行われています。
様々な治療法からの選択になるでしょう。
A歯科医院での治療法もけっして否定されているわけでもありません。
色々なアプローチ法があるということを知っておかれるとよいでしょう。
他にも筋トレや体幹指導やTCHなどのアプローチ法を採用している医院も多くなってきていますし、理学療法で治すようにすることも行われています。
様々な治療法からの選択になるでしょう。
A歯科医院での治療法もけっして否定されているわけでもありません。
色々なアプローチ法があるということを知っておかれるとよいでしょう。
相談者からの返信
相談者:
杏子ママさん
返信日時:2016-09-25 15:44:15
船橋先生
そうですね、マウスピースだけに頼らず他のアプローチも踏まえて考えていこうと思います。
私自身、現在1歳児の娘がいるので寝不足だったりストレスもかなり影響しているように思います。
ご意見、ありがとうございました!
そうですね、マウスピースだけに頼らず他のアプローチも踏まえて考えていこうと思います。
私自身、現在1歳児の娘がいるので寝不足だったりストレスもかなり影響しているように思います。
ご意見、ありがとうございました!
タイトル | 歯ぎしり対策のマウスピースについて |
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質問者 | 杏子ママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯軋り(歯ぎしり) 歯軋り用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。