前歯のインプラント埋入位置

相談者: くたびれたさん (45歳:男性)
投稿日時:2016-09-21 17:57:19
よろしくお願い致します。


現在、左1番、左2番にインプラント体が埋入されています。
右1番は差し歯です。

上部構造を製作する段階であまりにも酷いものを制作してきたので、ペンディングにし、他医院でのセカンドオピニオンを求めました。


【セカンドオピニオンでレントゲン撮影をして分かったこと】

@水平方向におけるインプラント体 埋入位置

A.2本のインプラント体の間の距離が1mmしかない。

B.右1番とインプラント体(左1番)との距離が3mm以上。

C.左3番とインプラント体(左2番)との距離が3mm以上。

セカンドオピニオンの意見:インプラント体の埋入位置が酷い。
この状態だといくら上部構造を作りこんだとしても歯が大きくなり審美的に満足いくようにはならない、と言われました。



A垂直方向におけるインプラント体 埋入位置

2本のインプラント体が再現する歯肉のギリギリの位置に埋入。
歯茎、骨の縮退が考慮されていない。

セカンドオピニオンの意見:インプラント体の埋入位置が浅すぎる。
通常、特に前歯は、もっと深くに埋入しないと審美的に満足いくものにはならない。


★参考文献としてインターネットで下記の文献を見つけました。

日高豊彦氏の依頼論文
「審美的インプラント修復におけるプロトコル」
を読みましたが、上記のことについて詳細に記載されておりました。

当方は、抜歯してから4年ほど経過した後、5年前にインプラント体を埋入しました。
その際、骨造成もしております。

5年後の今年、切開をして、現在ヒーリングキャップを装着している状態です。

医師からは、再三、来るのが遅くなったから骨が吸収したのだ、歯茎が下がったのだ、と言われてきました。


23日(金)に担当医師のところへ行くことになっております。
当方としましては、上記事実を伝え、検証し相手の出方を待とうと考えております。

毛頭、この医師から今後治療を受ける気はありません。
少なくとも支払った治療費は返還してもらいたいと思っています。


今後、転院した場合、どのような処置をしたらよいでしょうか?
具体的には、どのような処置が可能でしょうか?

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-09-22 14:28:25
くたびれた さんこんにちは

>医師からは、再三、来るのが遅くなったから骨が吸収したのだ、歯茎が下がったのだ、と言われてきました。

埋入から5年も経っているという事なのですが、なぜそんなに間が空いていまったのでしょうか?
担当医にそのように言われても仕方がない部分もあるかと思います。



>A.2本のインプラント体の間の距離が1mmしかない。

確かに、インプラント間の距離はなさすぎますね。


>少なくとも支払った治療費は返還してもらいたいと思っています。

詳細についてはわかりませんが、5年経過している事やインプラント自体がインテグレーションしているので難しいかもしれませんね。


>具体的には、どのような処置が可能でしょうか?

セカンドオピニオンのおっしゃるのが正しく、審美的なものを求められるのであれば、インプラント除去、再埋入、場合により、骨造成、ティッシュマネージメントといった事が必要になってくるかもしれませんね。

担当の先生と良くご相談ください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くたびれたさん
返信日時:2016-09-22 15:31:44
水川 せんせい


ご返信ありがとうございます。

>埋入から5年も経っているという事なのですが、なぜそんなに間が空いていまったのでしょうか?

事故にあったとかではなく、突然の経済的状況の変化です。
上部構造を付けるための金銭が足りなかったということです。
現在は、建て直しができたので診察に行きました。
埋入代金などは、既に支払っています。


>担当医にそのように言われても仕方がない部分もあるかと思います。

1次手術で埋入した後のことですが、それ(期間が空いたこと)が
根拠になるとは思えません。
インプラント体を埋入すれば1mm〜2mm下がるのは、一般的だと思われるし、それを考慮した上での埋入計画が必要かと思います。

仮に、期間が空いてしまったからということを根拠にすると、全てのインプラントは、上部構造を付けたとしても、期間を経ればこのようになる、という論理になるのではないでしょうか?

確かにこのような危惧は、必ずあるのでしょうが、インプラント体の埋入深さが、浅すぎるということが最大の要因だと思われます。

つまり、設計段階での誤りがあると考えられます。
骨の吸収、歯茎の減退を顧慮していないとしか思えない状況だと認識しております。

したがって、このような歯科医の発言は、私には、単に責任転嫁のようにしか受け止められませんでした。

ま、人間ですし、医者を標榜するのであれば、ミスなんて口が避けてもいえないでしょうから。
知識をもたない無防備な患者の隙を突いて弁明をするのは当然かなともおもわれます。



>詳細についてはわかりませんが、5年経過している事やインプラント自体がインテグレーションしているので難しいかもしれませんね。

設計ミスは、あったとしてもインプラント体は、骨と結合しているため、先生のおっしゃるとおりだと思います。
私としても事を荒立てたくないので、ここは、穏便に引き下がるつもりでいます。


私が不満に思うのは、やはりインプラント体を埋入する際の設計についての説明が全くなかったことです。
歯科医が私に言ったのは、骨の厚みのチェックだけで、『これでいけます』と、骨造成の話(前後の厚みの確保)と料金の話だけです。


インプラント間の距離が1mmしかないことが、根拠のあること、例えば、インプラント体を埋入するにあたり確保できる空間の問題であった場合、この埋入は、通常3mm以上必要なのに上記距離が1mmしか確保できないけれど、それでもやりますか?
1mmの場合、血流が行き届かないために骨、歯茎が非常に下がるリスクがあります、それでもやりますか?
といった説明が全くなかったこと。

実際には、インプラント体から自然歯までの距離が左右ともに3mm以上あるのに、インプラント間は、上記のように1mmという不可解な設計となっております。

事前説明が全くなかったことに、非常に憤りを感じています。



セカンドオピニオンのおっしゃるのが正しく、審美的なものを求められるのであれば、インプラント除去、再埋入、場合により、骨造成、ティッシュマネージメントといった事が必要になってくるかもしれませんね。


現在、いろいろな先生に話を伺っているところです。
ドクターショッピングをしているわけではありません。
幸い無理な点、可能な点をしっかり話してくださるインプラントのリカバリーを得意とされる先生と話をすることができましたので、一度診察に行ってきます。



タイトル 前歯のインプラント埋入位置
質問者 くたびれたさん
地域 東京23区
年齢 45歳
性別 男性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ インプラントに関するトラブル
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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