外科手術と大臼歯抜歯を伴う大掛かりな歯列矯正について
相談者:
4Lz-3Tさん (35歳:女性)
投稿日時:2016-09-20 19:43:21
歯列矯正を考えていますが、治療がかなり大掛かりでリスクのあるものになりそうで躊躇しています。
上顎前突 下顎後退 開咬 が合わさっていて前後の開きが1cmは超えています。
初診相談をした二軒の矯正医と精密検査をした矯正医に共に難症例で、外科矯正も視野に入れるような歯並びと骨格と言われました。
一つの矯正医で精密検査(型取りや写真、セファロ)の結果
通常の上下の小臼歯4本の抜歯に加えて、上顎の神経のない銀歯の第一大臼歯二本を抜歯し第二大臼歯と親知らずを前に引っ張ってくるような大規模な治療の提案をされました。
かなりリスクもあると思い恐怖で躊躇しています。
銀歯は今は咀嚼の要として問題なく使えていますが、片方は再治療済みで歯質が少なく次にトラブルになったら再治療は無理という見立てで、片方は根の下に少し黒い影があります。
これを抜いて治療跡はあるものの神経はまだある第二と、親知らずが問題なくおさまってくれれば確かに将来的には自分の歯で噛める年数が増えるかもしれませんが、第一大臼歯は重要な歯ですし抜いたらどんな恐ろしい影響があるか分かりませんし、大きいので間が埋まらないかもしれません。
しかしこの不安な第一大臼歯を残すなら、まだ治療はしていない親知らずを抜くことになります。
将来的に移植などのチャンスも失います。
治療方針は外科矯正で下顎のサイドをスライスして前に出す方法かインプラントアンカーを打って外科無しで行うかの二択です。
でも手術をしない場合は完全には前歯が噛み合わないかもしれないと言われました。
しかし色々調べると手術を伴う場合は保険の関係でインプラントアンカーは使えないようです。
そうなると大臼歯を移動するなんて大仕事に影響がないか心配です。
しかし年齢的なものもあり無理矢理歯を動かすよりは顎を動かしたほうが歯への負担が少ない場合があるとも聞きます。
どうしたらいいでしょうか。
上顎前突 下顎後退 開咬 が合わさっていて前後の開きが1cmは超えています。
初診相談をした二軒の矯正医と精密検査をした矯正医に共に難症例で、外科矯正も視野に入れるような歯並びと骨格と言われました。
一つの矯正医で精密検査(型取りや写真、セファロ)の結果
通常の上下の小臼歯4本の抜歯に加えて、上顎の神経のない銀歯の第一大臼歯二本を抜歯し第二大臼歯と親知らずを前に引っ張ってくるような大規模な治療の提案をされました。
かなりリスクもあると思い恐怖で躊躇しています。
銀歯は今は咀嚼の要として問題なく使えていますが、片方は再治療済みで歯質が少なく次にトラブルになったら再治療は無理という見立てで、片方は根の下に少し黒い影があります。
これを抜いて治療跡はあるものの神経はまだある第二と、親知らずが問題なくおさまってくれれば確かに将来的には自分の歯で噛める年数が増えるかもしれませんが、第一大臼歯は重要な歯ですし抜いたらどんな恐ろしい影響があるか分かりませんし、大きいので間が埋まらないかもしれません。
しかしこの不安な第一大臼歯を残すなら、まだ治療はしていない親知らずを抜くことになります。
将来的に移植などのチャンスも失います。
治療方針は外科矯正で下顎のサイドをスライスして前に出す方法かインプラントアンカーを打って外科無しで行うかの二択です。
でも手術をしない場合は完全には前歯が噛み合わないかもしれないと言われました。
しかし色々調べると手術を伴う場合は保険の関係でインプラントアンカーは使えないようです。
そうなると大臼歯を移動するなんて大仕事に影響がないか心配です。
しかし年齢的なものもあり無理矢理歯を動かすよりは顎を動かしたほうが歯への負担が少ない場合があるとも聞きます。
どうしたらいいでしょうか。
回答1
回答日時:2016-09-23 21:05:34
4Lz-3Tさん、こんにちは。
確かに第一大臼歯は咬合上、重要だと思います。
ただ、問題がなければ残しておけばいいと思いますが、トラブルを抱えているのであれば、第二大臼歯や親知らずを代用するのはアリかもしれません。
あまりにも土台の骨がずれている場合、ある程度妥協した治療方針になる可能性もあります。
詳しい情報がないので、どの治療方針が良いのかは判断できません。
昨年(だったはず)の保険改正で、矯正用インプラントアンカーも保険治療での使用が可能になりました。
(植立の際などの点数が収載されています)
それぞれのメリットデメリットなど、改めて矯正歯科医にお聞きになってみてはいかがでしょうか。
確かに第一大臼歯は咬合上、重要だと思います。
ただ、問題がなければ残しておけばいいと思いますが、トラブルを抱えているのであれば、第二大臼歯や親知らずを代用するのはアリかもしれません。
あまりにも土台の骨がずれている場合、ある程度妥協した治療方針になる可能性もあります。
詳しい情報がないので、どの治療方針が良いのかは判断できません。
昨年(だったはず)の保険改正で、矯正用インプラントアンカーも保険治療での使用が可能になりました。
(植立の際などの点数が収載されています)
それぞれのメリットデメリットなど、改めて矯正歯科医にお聞きになってみてはいかがでしょうか。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-09-24 11:03:27
こんにちは。
上顎前突の状態により治療方針が異なるでしょう。
しっかり矯正専門医の先生にみてもらって下さい。
もしも前歯部開咬で終わったとしても最終的に歯を削らずにベニアを貼ることも可能ですから今はよい時代になっています。
治療リスクを十分ご理解いただいた上で矯正治療だけですべての治療を完成させるのか?そこに審美修復や補綴も加えるのか?で選択しが異なってくると思います。
連携の取れている歯科医院でもご相談されておくとまた異なった提案を受けられる可能性があると思います。
上顎前突の状態により治療方針が異なるでしょう。
しっかり矯正専門医の先生にみてもらって下さい。
もしも前歯部開咬で終わったとしても最終的に歯を削らずにベニアを貼ることも可能ですから今はよい時代になっています。
治療リスクを十分ご理解いただいた上で矯正治療だけですべての治療を完成させるのか?そこに審美修復や補綴も加えるのか?で選択しが異なってくると思います。
連携の取れている歯科医院でもご相談されておくとまた異なった提案を受けられる可能性があると思います。
相談者からの返信
相談者:
4Lz-3Tさん
返信日時:2016-09-26 20:54:58
タイトル | 外科手術と大臼歯抜歯を伴う大掛かりな歯列矯正について |
---|---|
質問者 | 4Lz-3Tさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 外科矯正 上顎前突(出っ歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。