歯列矯正による前歯の歯根吸収、揺れについて教えて下さい
相談者:
梅うめさん (35歳:女性)
投稿日時:2016-11-07 22:20:42
4年2ヶ月かけて歯列矯正が終わりました。
マウスピース型のリテーナー期間に入りましたが、最後、残念なお知らせがあると言われ、前歯が歯根吸収を起こしていて、レントゲンを撮らずに今まで来て、先日撮ったレントゲンで気付いたと歯科医に言われました。
今はまだ大丈夫だが、年を重ねた時に補強が必要になるかもしれないと言われ、長く自分の歯を使いたいと思って歯列矯正にこの歳で踏み切ったのに、とてもとてもショックでした…
今、装置をとったばかりだからなのか分かりませんが、前歯だけがグラグラしています。
歯磨きをしながら歯ブラシが当たると微かに揺れる程度です。
私は一生、このグラついた前歯で、お煎餅すら思い切り噛めないのでしょうか…?
それともグラつきはおさまるのでしょうか?
リテーナー期間は矯正で歯を動かした後、歯の骨を再生させて安定させる為とどこかにありましたが…歯根吸収は別でしょうか…?
せっかく歯並びは綺麗になったのに、喜べなくて…
調べてみても見つからなかったので、どなたか教えて頂きたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
マウスピース型のリテーナー期間に入りましたが、最後、残念なお知らせがあると言われ、前歯が歯根吸収を起こしていて、レントゲンを撮らずに今まで来て、先日撮ったレントゲンで気付いたと歯科医に言われました。
今はまだ大丈夫だが、年を重ねた時に補強が必要になるかもしれないと言われ、長く自分の歯を使いたいと思って歯列矯正にこの歳で踏み切ったのに、とてもとてもショックでした…
今、装置をとったばかりだからなのか分かりませんが、前歯だけがグラグラしています。
歯磨きをしながら歯ブラシが当たると微かに揺れる程度です。
私は一生、このグラついた前歯で、お煎餅すら思い切り噛めないのでしょうか…?
それともグラつきはおさまるのでしょうか?
リテーナー期間は矯正で歯を動かした後、歯の骨を再生させて安定させる為とどこかにありましたが…歯根吸収は別でしょうか…?
せっかく歯並びは綺麗になったのに、喜べなくて…
調べてみても見つからなかったので、どなたか教えて頂きたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
回答1
回答日時:2016-11-11 08:39:50
梅うめさん、こんにちは。
矯正治療をしていない普通の人でも、歯はわずかに動揺します。
矯正治療が終わった直後(ブラケットを外した後)は、そのぢょう用は増加します。
ただ、期間が経っていけば、その動揺は徐々におさまってきます。
また、歯根吸収は矯正治療の偶発症の一つです。
(今の技術では、治療前にわかりません)
歯根吸収の程度によっては、固定をしたほうが良い場合もありますし、そのままでも良い場合もあります。
申し訳ありませんが、どの程度の吸収なのかがわからないため、一般的なことしかお答えできません。
今後の方向性や予定について、お掛りの矯正歯科医と相談してみてはいかがでしょうか。
矯正治療をしていない普通の人でも、歯はわずかに動揺します。
矯正治療が終わった直後(ブラケットを外した後)は、そのぢょう用は増加します。
ただ、期間が経っていけば、その動揺は徐々におさまってきます。
また、歯根吸収は矯正治療の偶発症の一つです。
(今の技術では、治療前にわかりません)
歯根吸収の程度によっては、固定をしたほうが良い場合もありますし、そのままでも良い場合もあります。
申し訳ありませんが、どの程度の吸収なのかがわからないため、一般的なことしかお答えできません。
今後の方向性や予定について、お掛りの矯正歯科医と相談してみてはいかがでしょうか。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-11-11 10:10:15
ご相談ありがとうございます。
>私は一生、このグラついた前歯で、お煎餅すら思い切り噛めないのでしょうか…?
>それともグラつきはおさまるのでしょうか?
お一人ずつで違いがあります。
治ることもあり、もう噛めないこともありえます。
他の医院でレントゲン等などの検査を受けると良いかもしれません。
>リテーナー期間は矯正で歯を動かした後、歯の骨を再生させて安定させる為とどこかにありましたが…歯根吸収は別でしょうか…?
その目的は、骨の再生ではなくて、歯を支えている骨と歯並びの中で歯と歯との間を固定しているコラーゲン線維の再構成と安定を図るためです。
歯根吸収とは、歯の根の話なので、全く別です。
ちなみに、ふつうの矯正治療方法には歯根吸収のリスクがあります。
どれだけの人に起こるか、どれほど根が無くなるか、の予測は全く立たず、また確実な予防も不可能です。
すべてのふつうの矯正歯科医師はそのことをよく知っています
そのリスクを承知した上での治療であれば、お互いに良かったという結果になります。
これをインフォームド・コンセントと言います。
ほとんどの矯正治療は見た目を変えることが目的のようです。
どうやら、一生歯を残すため、とか、よく噛めるようにするため、とか、機能回復の目的はふつうの矯正治療では含めないようです。
補綴治療ではよく噛めるようにするために、矯正治療が欠かせないことも少なくありませんが、両方とも行います。
つまり、長期間かけて矯正治療で歯を動かした後に、また多くの治療回数をかけて歯を大きく削り、被せ物を作ります。
目的を明確にすることが大事です。
これもインフォームド・コンセントと言います。
また、歯根吸収については、そのリスクがほとんどない、コルチコトミーというスピード矯正と呼ばれる矯正治療方法もあります。
もちろんこれにもリスクがあります。
すべての歯の治療にはリスクが必ず伴いますから、矯正治療も例外ではありません。
また、歯の治療とは、基本的に噛めるようにする、とかの機能回復はとても大事です。
もし矯正治療だけで不十分な場合は、矯正後に多くの歯をたくさん削り、かぶせる治療が必要になることもありえます。
これも事前の検査・診断によって分かれば、やはりインフォームド・コンセントと言います。
>私は一生、このグラついた前歯で、お煎餅すら思い切り噛めないのでしょうか…?
>それともグラつきはおさまるのでしょうか?
お一人ずつで違いがあります。
治ることもあり、もう噛めないこともありえます。
他の医院でレントゲン等などの検査を受けると良いかもしれません。
>リテーナー期間は矯正で歯を動かした後、歯の骨を再生させて安定させる為とどこかにありましたが…歯根吸収は別でしょうか…?
その目的は、骨の再生ではなくて、歯を支えている骨と歯並びの中で歯と歯との間を固定しているコラーゲン線維の再構成と安定を図るためです。
歯根吸収とは、歯の根の話なので、全く別です。
ちなみに、ふつうの矯正治療方法には歯根吸収のリスクがあります。
どれだけの人に起こるか、どれほど根が無くなるか、の予測は全く立たず、また確実な予防も不可能です。
すべてのふつうの矯正歯科医師はそのことをよく知っています
そのリスクを承知した上での治療であれば、お互いに良かったという結果になります。
これをインフォームド・コンセントと言います。
ほとんどの矯正治療は見た目を変えることが目的のようです。
どうやら、一生歯を残すため、とか、よく噛めるようにするため、とか、機能回復の目的はふつうの矯正治療では含めないようです。
補綴治療ではよく噛めるようにするために、矯正治療が欠かせないことも少なくありませんが、両方とも行います。
つまり、長期間かけて矯正治療で歯を動かした後に、また多くの治療回数をかけて歯を大きく削り、被せ物を作ります。
目的を明確にすることが大事です。
これもインフォームド・コンセントと言います。
また、歯根吸収については、そのリスクがほとんどない、コルチコトミーというスピード矯正と呼ばれる矯正治療方法もあります。
もちろんこれにもリスクがあります。
すべての歯の治療にはリスクが必ず伴いますから、矯正治療も例外ではありません。
また、歯の治療とは、基本的に噛めるようにする、とかの機能回復はとても大事です。
もし矯正治療だけで不十分な場合は、矯正後に多くの歯をたくさん削り、かぶせる治療が必要になることもありえます。
これも事前の検査・診断によって分かれば、やはりインフォームド・コンセントと言います。
タイトル | 歯列矯正による前歯の歯根吸収、揺れについて教えて下さい |
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質問者 | 梅うめさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正のトラブル 根の病気・異常その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。