親知らず抜歯の判断をしてくれない歯科医に不満

相談者: しおこさん (27歳:女性)
投稿日時:2016-12-05 16:37:25
最近歯茎から親知らずが出てきたことが気になり近所の歯科に初めて行きました。

そこで最近左上の親知らずが気になるということと奥歯と段差があるので食べカスがつまってしまうので抜いた方が良い歯なのかと相談したところ「気になるのであれば抜きますよ」とのこと。


私が困っていたら写真撮って見てみましょうかと言われそのようにしてもらいそのレントゲン写真を見ながら

「左上と右下に親知らずがありますね。
右下は横に向かってあります。
こんな感じです。
どうしましょう?」

と言われました。

「私は残しておいても問題ない歯なのか抜いた方が良い歯なのかが知りたくて見てもらいに来たのですが」

と伝えたところ一切助言などはなく

「抜きたいなら抜くし残すなら残せば…お好きなように」

という感じでした。


あまりにも私任せで腹が立ち

「私は素人なのでレントゲン写真を見てもどうしたら良いのか判断はできませんし、残せば奥歯が虫歯になりやすいとかないのですか?」

と質問しました。
その質問に対し

「そりゃそうでしょうけど奥歯の将来どうなるかなどわかりません。」

という回答。
で、結局親知らず抜く抜かないは患者が全て判断するものなのでしょうか?
それとも本当に抜いても抜かなくてもどっちでも良いと先生は判断することがあるのでしょうか?

レントゲン写真を見て自分ででは全部抜いてくださいと私には難しいです。
抜くにしてもここの歯医者は親身になってもらえそうもないので他で抜きたいと思っています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-12-05 16:43:32
個人的には

 1 まっすぐ生えている
 2 しっかり磨けている
 3 噛み合う相手の歯がある(上の親知らず

の条件で一つでもNGだった場合は抜歯を勧めます。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-12-05 17:32:40
患者さんが判断するためには情報不足だと思います。

転院してよく相談して下さい。


ご参考まで・・・

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-12-05 18:25:03
担当の先生は、抜歯の判断に「痛むかそうでないか。」を重視しているのかもしれませんね。

なので、痛みのない方にはどちらでも・・・という案内なのでしょうかね。


なんとなくそのように感じました。

回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-05 19:22:55
下の親知らずが横向きならば、ほとんどの場合、顎の大きさと、歯の大きさの調和がとれていないものです。
したがって東洋人である日本人では、抜歯せざるを得ないのが実情です。

下の親知らず抜歯はちょっとした手術になりますから、上の歯も含めて先生が抜歯することに乗り気で、しかも上手そうで、あなたとの相性がよさそうな歯科医を見つけるとよいと思います。
この相性は大事です。

ただ、知っておいてもらいたいことは、日本の保険での治療費が安いことです。
気の向かない先生も、いるでしょうね。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しおこさん
返信日時:2016-12-06 21:39:48
多くの先生方からお返事いただけて大変感謝しております。

今回担当の先生のおっしゃることに不満がありましたが、皆様のご意見から私の親知らずは抜くべき歯だと思いました。
こういう情報が欲しかったのです!ありがとうございます。

転院をして良い歯科医抜歯したいこと相談します。
とても勉強になりました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-12-07 11:02:29
しおこさん、こんにちは

解決済みですが補足させてください。


親知らずを抜くか抜かないかは歯科会の中でも永遠の課題です。

残しておいても将来役に立たないし、炎症虫歯の原因になるので
抜いたほうが良いという考え方が一つ。

そして、親知らずの抜歯はリスクがあるし、抜いた後は痛みや腫れるし、痛みがなければ抜かなくてよいという考え方がもう一つです。


おそらく担当になった先生は親知らずの抜歯には積極的な考え方ではなかったのだと思います。

ちなみに私は下記の様な場合には親知らずを抜歯すべきだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・

親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?

1.痛みや腫れの原因になっている場合

2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)

3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)

4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)

5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。

また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。

あと女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。妊娠性歯肉炎妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

参考になれば幸いです。
 

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タイトル 親知らず抜歯の判断をしてくれない歯科医に不満
質問者 しおこさん
地域 千葉
年齢 27歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
親知らずの抜歯
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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