長引く根管治療の痛み。保険範囲内での有効な治療について

相談者: akikaiさん (38歳:女性)
投稿日時:2016-12-12 01:12:59
いつもご回答ありがとうございます。

前回は次の通院をしてから結果のご報告とお礼をしようと思っているうちに書き込み期限が切れてしまい、お礼もせずに失礼いたしました。


9月から右上6番の痛みに悩まされ、いろいろと試行錯誤をしたのですが、痛みが改善せず、結局、1ヶ月前に神経を抜く治療を選びました。

歯科の先生が治療をしている時に使った道具?を見て

「根の部分に強い炎症があったのは間違いないと思われる。
だけどどうしてこうなったのか…」

とおっしゃっていました。

そして、週に1度、洗浄と脱脂綿のようなものの交換に通い、1ヶ月が経ちました。

痛みは徐々にですが、軽くなっていたのですが、やはりまだ痛みがあるということと、詰めている脱脂綿?がなかなかきれいにならないということで、もう一度歯の根の部分をゴシゴシとして(ピーっとなる機械を使っていました)、新しく薬を入れました。

「最後まできちんと神経はとれているから、あとは炎症がおさまるのを待ちましょう」

と言われました。

そして3日経つのですが、かなり痛いです。

神経を触られているような鋭い痛みと、右側全体の鈍痛と、両方があります。
痛み止めも効きません。


この掲示板を見ると、このように痛みが長引く場合、「自費診療になるが根管治療専門のところで」「違う病院で診てもらうのも」というご回答が多いかと思います。

ただ、保険外でのマイクロスコープを使用しての治療は経済的に無理です。
自費でのCT代くらいなら支払えますが。

また、子供が矯正で通っているので、いきなり病院をかえるのも気まずくなりそうできついです。


そこでお聞きしたいのですが、気まずくならないで歯科医院をかえるには、何と言えば先生の気分を害さないでしょうか。

また、保険内でできる治療で何か有効と思われる治療法はありませんでしょうか。

今の歯科医院は先生の目視で、根の深さを図る機械を使っていますが、ラバーダムやレーザーなどは使っていないです。
何かいい機械や治療法があればそれで検索して病院を探そうと思っています。

そして私のような場合、歯科CTを撮ることに意味はありますか?


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-12-12 09:53:37
歯科CTを撮る事が意味あるかどうかは、担当の先生次第だと思います。
必要性を尋ねてみて「不要」と言われたら意味がないことになるのではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-12-12 09:58:21
>気まずくならないで歯科医院をかえるには、何と言えば先生の気分を害さないでしょうか。

これは担当医のキャラクター次第です。

率直に「専門医を紹介してほしい」と言って、快く紹介してくれる先生もいれば、何を言っても怒る先生もいるかもしれません。

個人的には「なかなか治らないようなので専門医を紹介してほしい」と言うのが一番のような気がしますが…。


>また、保険内でできる治療で何か有効と思われる治療法はありませんでしょうか。

基本的に「自費根管治療」と「保険の根管治療」の差は「腕」と「時間のかけ方」です。
もちろん「自費でなければ使えない薬剤や道具」と言うものも存在しますが、あくまでも「あれば、なお良い」程度で、治療法に根本的な違いはありません。

個人的には「腕」と「時間」が決定的に違うのでそこに「金額の差」が存在すると思っています。


ラバーダムやレーザーなどは使っていないです。

ラバーダムは保険でも行うことができます。
と、いうより「再診料に含まれている」ので、必要に応じて使わなければなりません。

担当の先生が「ラバーダムは必要ない」と判断されているのであれば、望むべきことではありません。
(akikai さんが「使って欲しい」と望むのであれば、他の歯科医を探すより他ありません)

参考:保険診療でもラバーダムを使ってもらえる方法はないか



レーザーに関しては、個人的には「あまり必要ではないかもしれない」と感じております。
(使わなくても治ることが多いので)
もちろん「レーザーを効果的に使える先生」であれば、使うに越したことはないかもしれません。


>そして私のような場合、歯科CTを撮ることに意味はありますか?

そうですね…
僕は上顎の6番だと必ずCTを撮りますが…
(自費専門医なので)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-12-12 12:14:33
akikai  さんこんにちは

>何かいい機械や治療法があればそれで検索して病院を探そうと思っています。

櫻井先生も書かれていますが、機械が治療をするわけではないので、あまりそういった基準で医院を選ばれない方が良いかと思います。

治療法に関しても、ベーシックな方法でかなりのケースで治ります。

個人的な感想ですが、自費根の治療をされている先生の治療も基本に則って当たり前のことをしっかりと治療をされているという印象が強いですね。


>神経を触られているような鋭い痛みと、右側全体の鈍痛と、両方があります。痛み止めも効きません。

かなり難しい課題ですが、保険治療で根の治療をしっかりしていただける医院を探すのが良さそうな気がいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: akikaiさん
返信日時:2016-12-13 12:29:44
藤森先生、櫻井先生、水川先生、ありがとうございました。

最新の機械があればいいわけではないというご指摘がとても参考になり、いろいろな歯科医院のHPを見て、根管治療や歯を残す治療に熱心で、他の病院で匙を投げられた症状でも手をつくします、と書いてある歯科医院への転院を決めました。

今日、転院先でこれまでの経過を話したり、パノラマレントゲンを撮ったりして、どうやら一番深い根に残髄がありそうだということと、歯根膜炎だろうということになりました。

歯根膜炎を刺激しないように治療や麻酔の回数を少なくしたい、でも今日は急患扱いでじっくり治療をする時間が取れないので、明日ゆっくり時間をとって神経が残っていないか確認をしましょうと言われました。

何となくですが、信頼できる先生のような気がしましたので、転院先の病院で今後は診てもらおうと思います。
これから元の病院に電話して予約のキャンセルをするのが少し気が重いのですが…

今回はありがとうございました。

また何かありましたら宜しくお願い致します。



タイトル 長引く根管治療の痛み。保険範囲内での有効な治療について
質問者 akikaiさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療費・費用
根管治療後の痛み
根管治療関連
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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