前歯2本のジルコニア冠、1本再製作を依頼したら今度は色が違う
相談者:
miyu_7さん (27歳:女性)
投稿日時:2016-12-09 21:33:39
前歯二本をファイバーコアを入れてジルコニアクラウンを被せる治療をしました。
一回目、一本の歯がどう見ても歪んでいたので装着してしまってからまた壊して作りなおしてもらいました。
そして今日出来上がってきたものをみたら、もう一本のジルコニアクラウンと違いあまり透明感がなくベターっと白い感じだったので
「色ちがくないですか?」
と装着する前にいったのですが、
「中に入れるセメントの色でまた変わってくるから」
と押し切られ装着しました。
病院の強い光の中で見るとまぁ若干違うもののそこまででもないかなと思ったのでとりあえず帰ったのですが、やはり外や室内でみると壊さないでおいたジルコニアは透明感がありグレー?というか少し暗い感じなのですが入れ替えてもらった方は横や天然の歯に比べてやたら白く浮いてる感じがしました。
すぐに電話したところ納得がいかないなら対応するといっていただけたのですが、またこの歯を壊すと思うと辛いです。
以前に保険適用の歯をすでに二回変えています。
ここでまた壊してやり直すとなにか歯の根に悪いのではないかと思い、壊すのか聞いてみたら
「技師の方をよんで色味をみてもらう。壊すかどうかはわからない。壊さずに変えられる可能性もある」
と言われました。
壊さずに変えられる方法はあるのですか?
また壊さなければならないとしてこんなに何回もやり直していいものでしょうか…不安です。
ご回答よろしくお願いいたします。
一回目、一本の歯がどう見ても歪んでいたので装着してしまってからまた壊して作りなおしてもらいました。
そして今日出来上がってきたものをみたら、もう一本のジルコニアクラウンと違いあまり透明感がなくベターっと白い感じだったので
「色ちがくないですか?」
と装着する前にいったのですが、
「中に入れるセメントの色でまた変わってくるから」
と押し切られ装着しました。
病院の強い光の中で見るとまぁ若干違うもののそこまででもないかなと思ったのでとりあえず帰ったのですが、やはり外や室内でみると壊さないでおいたジルコニアは透明感がありグレー?というか少し暗い感じなのですが入れ替えてもらった方は横や天然の歯に比べてやたら白く浮いてる感じがしました。
すぐに電話したところ納得がいかないなら対応するといっていただけたのですが、またこの歯を壊すと思うと辛いです。
以前に保険適用の歯をすでに二回変えています。
ここでまた壊してやり直すとなにか歯の根に悪いのではないかと思い、壊すのか聞いてみたら
「技師の方をよんで色味をみてもらう。壊すかどうかはわからない。壊さずに変えられる可能性もある」
と言われました。
壊さずに変えられる方法はあるのですか?
また壊さなければならないとしてこんなに何回もやり直していいものでしょうか…不安です。
ご回答よろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-10 11:43:22
結論から言うと、”壊さずに変えられる方法はあるのですか?”については、ありません。
高温で焼成する、金属セラミックだからです。
一本だけをやり直す場合は、元となる、ディスク、インゴットが、必ずしも、同一製品を使ったとしても、ばらつきがあるからです。
そのためには、二本同時に作るのが本当は望ましいのです。
これができないときは、私の場合は、幸い近所に技工士がいますので、来てもらって、色調を見たり、比較写真を撮ったりして、左右対称になるように努めます。
レイヤリングというのですか、ジルコニア単体の上に別な陶材をもって色調を整える手法があります。
高温で焼成する、金属セラミックだからです。
一本だけをやり直す場合は、元となる、ディスク、インゴットが、必ずしも、同一製品を使ったとしても、ばらつきがあるからです。
そのためには、二本同時に作るのが本当は望ましいのです。
これができないときは、私の場合は、幸い近所に技工士がいますので、来てもらって、色調を見たり、比較写真を撮ったりして、左右対称になるように努めます。
レイヤリングというのですか、ジルコニア単体の上に別な陶材をもって色調を整える手法があります。
相談者からの返信
相談者:
miyu_7さん
返信日時:2016-12-10 21:34:05
松山先生、回答ありがとうございます。
そのレイヤリングというものも口の中に入ってる状態では出来ないということですよね?
二本目を作るときは技工士さんを呼んでかなり話し合って写真も撮っていかれたのでもっと近づけられるものと思っていたので残念です・・・。
それと、目の錯覚で白く見えたりすることもあるから削ったりすると多少直ったりすることがあるようなことも言っていたのですが、そういうことはあるのでしょうか?
あと、何度もしつこいようですがやり直すことになった場合の歯茎や根へのダメージはかなり大きいでしょうか?
ある程度で妥協しなければという思いもあるのですが、保険診療のときの歯ではここまで問題を起こしたことがなかったのにせっかく高額な歯を入れたとたんに見た目を我慢する生活にならなければならないのかと思うと悲しくて・・・しつこいようですみませんが回答いただけると助かります。
そのレイヤリングというものも口の中に入ってる状態では出来ないということですよね?
二本目を作るときは技工士さんを呼んでかなり話し合って写真も撮っていかれたのでもっと近づけられるものと思っていたので残念です・・・。
それと、目の錯覚で白く見えたりすることもあるから削ったりすると多少直ったりすることがあるようなことも言っていたのですが、そういうことはあるのでしょうか?
あと、何度もしつこいようですがやり直すことになった場合の歯茎や根へのダメージはかなり大きいでしょうか?
ある程度で妥協しなければという思いもあるのですが、保険診療のときの歯ではここまで問題を起こしたことがなかったのにせっかく高額な歯を入れたとたんに見た目を我慢する生活にならなければならないのかと思うと悲しくて・・・しつこいようですみませんが回答いただけると助かります。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-12-11 11:18:03
レイヤリングは、高温焼成ですからできません。
”多少直ったりすることがあるようなこと”は、目的に沿うようにはまずならないでしょう。
透明度、彩度の要素もあるからです。
つける前に徹底的に3者(ご本人、歯科医、技工士)で、詰めるべきだと思いますが、実情は異なるようです。
なるべく昼間の自然光の入る環境でするのが望ましいです。
やり直しは、慎重に行えば、そうダメージは生じません。
正直手間がかかって、面倒なことですが、仮着して様子を見ることに
することもあります。
後で不満を表明されても困るし、時間を置くことにより、感じ方が変わったりするからです。
仮着は、ジルコニアクラウンの裏側に、ノブをつけることが必要です。
”多少直ったりすることがあるようなこと”は、目的に沿うようにはまずならないでしょう。
透明度、彩度の要素もあるからです。
つける前に徹底的に3者(ご本人、歯科医、技工士)で、詰めるべきだと思いますが、実情は異なるようです。
なるべく昼間の自然光の入る環境でするのが望ましいです。
やり直しは、慎重に行えば、そうダメージは生じません。
正直手間がかかって、面倒なことですが、仮着して様子を見ることに
することもあります。
後で不満を表明されても困るし、時間を置くことにより、感じ方が変わったりするからです。
仮着は、ジルコニアクラウンの裏側に、ノブをつけることが必要です。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2016-12-11 21:30:46
ジルコニアのクラウンの場合に限らずセメントの色で調整できる場合は非常に限られており、審美性を求める患者さんの要望を満たせることはほぼありません。
作り直しが基本です。
また、ジルコニアの場合には透明性が低いので、セメントの色はほとんど反映されません。
作り直しが基本です。
また、ジルコニアの場合には透明性が低いので、セメントの色はほとんど反映されません。
相談者からの返信
相談者:
miyu_7さん
返信日時:2016-12-16 12:57:54
お二方、ご回答ありがとうございました。
今日みてもらったところ、「新しいほうの歯は透明感がないから色が違って見える」とのことで壊してやり直すことになりました。
先生は
「装着前なら簡単に直せたのに」
と暗に責めるようなことを言っていましたが、強く言わなかった私も悪いと思いますが一応色が違うと申告しましたし、それを大した確認もせず押し切った先生も悪いのではと・・・。
ですが今後のことを思うととてもいえることではなく、なんだか悔しい思いをしました。
何度もやり直していただけるのはとてもありがたいこととわかっていますが、こんなに何度も直して歯根が折れてインプラントや入れ歯になったらどうしようという心配が消えず、ノイローゼでどうにかなりそうで苦しいです。
最近はあまり歯を見せて笑うこともできなくなってきました。
松山先生にも大丈夫と言ってもらいましたし、信じてやり直してもらうしかないのですが、差し歯はそんなに何度もやるものではないという意見もここで見かけるのでつい不安になってしまいます・・・。
なんだか愚痴になってしまい申し訳ありません・・・。
長々とありがとうございました。
今日みてもらったところ、「新しいほうの歯は透明感がないから色が違って見える」とのことで壊してやり直すことになりました。
先生は
「装着前なら簡単に直せたのに」
と暗に責めるようなことを言っていましたが、強く言わなかった私も悪いと思いますが一応色が違うと申告しましたし、それを大した確認もせず押し切った先生も悪いのではと・・・。
ですが今後のことを思うととてもいえることではなく、なんだか悔しい思いをしました。
何度もやり直していただけるのはとてもありがたいこととわかっていますが、こんなに何度も直して歯根が折れてインプラントや入れ歯になったらどうしようという心配が消えず、ノイローゼでどうにかなりそうで苦しいです。
最近はあまり歯を見せて笑うこともできなくなってきました。
松山先生にも大丈夫と言ってもらいましたし、信じてやり直してもらうしかないのですが、差し歯はそんなに何度もやるものではないという意見もここで見かけるのでつい不安になってしまいます・・・。
なんだか愚痴になってしまい申し訳ありません・・・。
長々とありがとうございました。
タイトル | 前歯2本のジルコニア冠、1本再製作を依頼したら今度は色が違う |
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質問者 | miyu_7さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ジルコニアクラウン クラウンの変色・着色・色の問題 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。