セラミックの前歯、再根管治療するかどうか?

相談者: ルイーズさん (33歳:男性)
投稿日時:2017-01-18 15:35:03
こんにちは、初めて投稿させていただきます。
よろしくお願いします。

前歯(二本ともメタルコア+セラミック)のうち、左1番に濃ができたため違和感がありましたが、抗生物質をのんで、いまはすっかり症状がなくなりました。

担当の先生曰く、治療するとなると、セラミックの前歯を削り、コア(メタル)をいれかえるため、大学病院へ紹介することになると言われています。

様子をみて、また痛くなったら来てくださいといわれたのですが、本当にこのまま痛みがなければ放置してしまってよいのでしょうか。


セカンドオピニオンで訪れた歯医者さんは逆に、マイクロエンドで前歯2本ともを治療することを勧められました。
理由としては、メタルコアをファイバーコアへかえたほうがく、一本だけ変えるとおかしいので、二本ともやり直したほうがいいとのことでした。

また、右1番は濃や違和感、痛みなどない無症状ですが、歯根のお薬がみっちり先までは入っていない状況だと説明されています。


痛みがでるまで様子をみて、その時に大学病院で治療するのと、現時点で症状のないセラミッック前歯のほうも一緒に二本根管治療するのは、どちらがよいのでしょうか。

アドバイスをよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-18 17:38:28
どちらがよいのかはわかりませんが、膿が出たのを抗生剤で一時的に症状緩和しているだけのような気がしますから、症状が治まっている時に治療を行ってもらうのはよいことだと思います。

ただ、実際にはメタルコアがどの方向にどの太さでどれくらいの長さで入っているのか?の診断が必要でしょう。
また前歯であれば審美的な問題もあるでしょうから根管治療後の最終修復物の仕上がりをどのグレードにしたいのか?によって、まったく症状のない歯まで治療すべきか?について必要度が変わってくるでしょう。



しっかり検査を行ってもらいコア除去時のリスクについて出来るだけ多くの情報を元に治療の必要度を説明してもらうとよいでしょう。

理解できるまで説明してもらえるとよいですね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-01-18 17:55:29
ルイーズ さん、こんにちは

実際見ていないのでどちらが良いかははっきりとは言えませんが、もう一つ、左上だけコアを外して治療し直すという選択肢もあると思います。

その際、再びメタルコアを入れるかファイバーコアにするかの選択肢もさらに出てきます。


右上1番が症状がなくてもレントゲン上に問題があればやり直す必要性があると思いますが、”1本だけやりかえるのはおかしい”と理由でやりかえるのは、その方がおかしいように思います。

根っこの治療のやり直しは、逆に悪くなることもあるという研究もあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ルイーズさん
返信日時:2017-01-18 18:38:21
Dr.ふなちゃん 先生
小牧先生

ご回答ありがとうございます。
とても的確なご意見で納得し、安心できました。

次回、クリーニングをかねて詳細を説明してもらい、治療に進もうかと思います。


レントゲンでの判断では、右1番も歯根にお薬がみっちりつまっていないそうなので、これを機に薬をつめなおし、ホワイトニングもしてきれいにしていただこうかと思います。

でもホワイトニングがなければ、左一本だけの治療というのも選択肢として考えておきます。
ちなみに、メタルとファイバーコアではオールセラミックをかぶせて、違いは見た目ですぐにわかるものでしょうか。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-19 12:24:26
メタルコアであればオールセラミックの特性が半分以上生かせません。
オールセラミックのよさは天然歯に近い透過性が素材にある点も大きいのでメタルがあればその透過性が逆にマイナスになりますからね。

違いは見た目でわかります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ルイーズさん
返信日時:2017-01-20 17:48:51
やはりそうですか。
すっきりしました。

ありがとうございました!



タイトル セラミックの前歯、再根管治療するかどうか?
質問者 ルイーズさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい