根管治療後にセラミッククラウンを装着しても痛みが残る (アメリカ)
相談者:
ryo3424さん (30歳:男性)
投稿日時:2017-02-28 07:08:46
アメリカに在住しております。
長文ですが、お許しください。
2016年5月に左上6番が痛み、過去の詰め物と神経が干渉している、とのことで根管治療を受けました。
保険の関係で、セラミッククラウンは10月に被せることとなり、その日は3時間程度で根管治療と仮歯の装着をしました。
その後は普通に物も噛め、元の生活に戻っておりました。
10月にセラミッククラウンの型取りをし、装着したところ、根管治療前のような痛みが数日のうちに発生しました。
一週間以内に慌てて見せに行ったところ、当該のクラウンが高いのかもしれない、とのことで調整を行い帰されました。
その後2週間経っても、やわらいだものの痛みが消えないため、再度見せに行ったところ、そういうこともある、もう2週間様子を見てみよう、と言われ帰されました。
2週間後に、痛みが同程度であることを伝えたところ、院長にも聞いてみようということとなりました。
院長によるレントゲン写真の説明によると、根管治療を行った根の周辺が黒く写っており、炎症が起きているとのことでした。
クラウンを壊し、その場で新しいクラウンの型取りを行い、仮歯を装着し、抗生物質を処方され帰りました。
2週間後の11月下旬に新しいセラミッククラウンを装着し、三ヶ月後に見せるように言われました。
古いクラウンを除去した数週間で痛みはだいぶん良くなったのですが、その後は回復している感じがしません。
症状としては、免疫力が低下しているときの鈍痛、口を開いたときに当該部に硬いものがあるような違和感、頬から当該部をさすったときに、あざがあるような感触、歯茎の腫れです。
食べ物は硬いもの以外は噛める状態です。
先週、経過観察にいってレントゲンを撮ったところ、黒い炎症部分は拡大も縮小もしていないようで、また三ヶ月後に見てみようとのことでした。
さすがに精神的にもつらくなってきたため、今回以下の質問をさせていただこうと思い投稿させていただきました。
1) 根管治療済みの歯の周りに炎症が確認できる場合、今回のように時間を置くことで自然治癒する、ということはありえるのでしょうか?
2) 元凶であるセラミッククラウンを取り除いて3ヶ月経ちますが、それでも違和感が残っている場合、複合的に他の問題も発生した、と考えるのが自然でしょうか?
ドクターの言う事を信じたい反面、5週間の経過観察で結局クラウンを外すことになった事実もあるため不安です。
他の歯や骨にも影響が及んでは取り返しがつかないので、セカンドオピニオンを求めるべきか、などなど悩んでおります。
お忙しいところ恐縮ですが、回答の方よろしくお願いいたします。
長文ですが、お許しください。
2016年5月に左上6番が痛み、過去の詰め物と神経が干渉している、とのことで根管治療を受けました。
保険の関係で、セラミッククラウンは10月に被せることとなり、その日は3時間程度で根管治療と仮歯の装着をしました。
その後は普通に物も噛め、元の生活に戻っておりました。
10月にセラミッククラウンの型取りをし、装着したところ、根管治療前のような痛みが数日のうちに発生しました。
一週間以内に慌てて見せに行ったところ、当該のクラウンが高いのかもしれない、とのことで調整を行い帰されました。
その後2週間経っても、やわらいだものの痛みが消えないため、再度見せに行ったところ、そういうこともある、もう2週間様子を見てみよう、と言われ帰されました。
2週間後に、痛みが同程度であることを伝えたところ、院長にも聞いてみようということとなりました。
院長によるレントゲン写真の説明によると、根管治療を行った根の周辺が黒く写っており、炎症が起きているとのことでした。
クラウンを壊し、その場で新しいクラウンの型取りを行い、仮歯を装着し、抗生物質を処方され帰りました。
2週間後の11月下旬に新しいセラミッククラウンを装着し、三ヶ月後に見せるように言われました。
古いクラウンを除去した数週間で痛みはだいぶん良くなったのですが、その後は回復している感じがしません。
症状としては、免疫力が低下しているときの鈍痛、口を開いたときに当該部に硬いものがあるような違和感、頬から当該部をさすったときに、あざがあるような感触、歯茎の腫れです。
食べ物は硬いもの以外は噛める状態です。
先週、経過観察にいってレントゲンを撮ったところ、黒い炎症部分は拡大も縮小もしていないようで、また三ヶ月後に見てみようとのことでした。
さすがに精神的にもつらくなってきたため、今回以下の質問をさせていただこうと思い投稿させていただきました。
1) 根管治療済みの歯の周りに炎症が確認できる場合、今回のように時間を置くことで自然治癒する、ということはありえるのでしょうか?
2) 元凶であるセラミッククラウンを取り除いて3ヶ月経ちますが、それでも違和感が残っている場合、複合的に他の問題も発生した、と考えるのが自然でしょうか?
ドクターの言う事を信じたい反面、5週間の経過観察で結局クラウンを外すことになった事実もあるため不安です。
他の歯や骨にも影響が及んでは取り返しがつかないので、セカンドオピニオンを求めるべきか、などなど悩んでおります。
お忙しいところ恐縮ですが、回答の方よろしくお願いいたします。
回答1
中田歯科医院(埼玉県川口市)の中田です。
回答日時:2017-02-28 09:28:29
歯内療法の専門医との対診、もしくはセカンドオピニオンが望ましいように思います。
1)
根尖病巣があるだけならば、根の再治療が本来望ましいですが、原因がそれだけではないかもしれません。
主治医の説明に十分納得できないならば、根幹治療専門医のオピニオンをもとめると良いでしょう。
アメリカでの専門医の探し方は、申し訳ありませんが分かりません。他の回答者に期待します。
2)
現況がセラミッククラウンであったかは不明です。
根に何らかのトラブルがある可能性もあります。
根にトラブルがある場合は、当然クラウンを除去しても解決しません。
これは経過観察で解決する場合も、解決しない場合もありますので、診断が必要になります。
仮歯で見た目もある程度問題ないと思いますので、落ち着いたからすぐにクラウンを装着するのではなく、ある程度じっくり腰を据えて対応したほうが良いように思います。
他の歯に影響がでる可能性は比較的低いと思いますので、時間的な猶予は十分あると思います。
先行きが見通せず不安だとは思います。
主治医の今後のタイムスケジュールや、いつまでに改善しなければ根幹治療専門医にみてもらったほうがいいかを、確認してみてください。
1)
根尖病巣があるだけならば、根の再治療が本来望ましいですが、原因がそれだけではないかもしれません。
主治医の説明に十分納得できないならば、根幹治療専門医のオピニオンをもとめると良いでしょう。
アメリカでの専門医の探し方は、申し訳ありませんが分かりません。他の回答者に期待します。
2)
現況がセラミッククラウンであったかは不明です。
根に何らかのトラブルがある可能性もあります。
根にトラブルがある場合は、当然クラウンを除去しても解決しません。
これは経過観察で解決する場合も、解決しない場合もありますので、診断が必要になります。
仮歯で見た目もある程度問題ないと思いますので、落ち着いたからすぐにクラウンを装着するのではなく、ある程度じっくり腰を据えて対応したほうが良いように思います。
他の歯に影響がでる可能性は比較的低いと思いますので、時間的な猶予は十分あると思います。
先行きが見通せず不安だとは思います。
主治医の今後のタイムスケジュールや、いつまでに改善しなければ根幹治療専門医にみてもらったほうがいいかを、確認してみてください。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-02-28 13:03:54
こんにちは。
文面から推測すると一連の抜髄・療根管充填がうまくいっていないような気がします、もしそのような状態ならいくら経過観察をしたところでよくなりません、再度根管治療が必要です。
抜髄根管充填 http://www.yamadashika.jp/infection02.html
>炎症が起きているとのことでした。クラウンを壊し、その場で新しいクラウンの型取りを行い、仮歯を装着し、抗生物質を処方され帰りました。
根尖病巣が考えられます、根尖病巣なら感染根管になっているのだと思います。
感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html
>黒い炎症部分は拡大も縮小もしていないようで
現状維持ではないでしょうか、個人的には治ってから被せるべきだと思います。
>1) 根管治療済みの歯の周りに炎症が確認できる場合、今回のように時間を置くことで自然治癒する、ということはありえるのでしょうか?
通常あり得ないというのが共通認識だと思います。
>2) 元凶であるセラミッククラウンを取り除いて3ヶ月経ちますが、それでも違和感が残っている場合、複合的に他の問題も発生した、と考えるのが自然でしょうか?
自然ではないでしょうか。
>セカンドオピニオンを求めるべきか、などなど悩んでおります。
先ず正確に診断ができるDrに意見を求めるべきでしょう。
文面から推測すると一連の抜髄・療根管充填がうまくいっていないような気がします、もしそのような状態ならいくら経過観察をしたところでよくなりません、再度根管治療が必要です。
抜髄根管充填 http://www.yamadashika.jp/infection02.html
>炎症が起きているとのことでした。クラウンを壊し、その場で新しいクラウンの型取りを行い、仮歯を装着し、抗生物質を処方され帰りました。
根尖病巣が考えられます、根尖病巣なら感染根管になっているのだと思います。
感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html
>黒い炎症部分は拡大も縮小もしていないようで
現状維持ではないでしょうか、個人的には治ってから被せるべきだと思います。
>1) 根管治療済みの歯の周りに炎症が確認できる場合、今回のように時間を置くことで自然治癒する、ということはありえるのでしょうか?
通常あり得ないというのが共通認識だと思います。
>2) 元凶であるセラミッククラウンを取り除いて3ヶ月経ちますが、それでも違和感が残っている場合、複合的に他の問題も発生した、と考えるのが自然でしょうか?
自然ではないでしょうか。
>セカンドオピニオンを求めるべきか、などなど悩んでおります。
先ず正確に診断ができるDrに意見を求めるべきでしょう。
タイトル | 根管治療後にセラミッククラウンを装着しても痛みが残る (アメリカ) |
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質問者 | ryo3424さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療後の痛み アメリカ(米国) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。