[写真あり] 根に炎症があり痛む歯、抜歯しかないのか?(海外)
相談者:
mmmasaさん (43歳:男性)
投稿日時:2017-03-11 22:48:56
初めて相談させて頂きます。
私は海外在住で、かぶせてある銀歯の下6番が、5日程前より噛み合わせると痛み出始め、3日前ほどから噛み合わせなくても右ほほ全体、時には頭が痛くなり始めました。
本日11日に公立の緊急の歯科医に参りまして、レントゲンを撮りましたが、歯の根の下に炎症があるので、今すぐ抜歯か、または抗生物質と痛み止めを1週間分出すから、他の歯科医でもう一度診察してからの判断でもよいといわれ、とりあえず抜歯をせず、抗生物質と痛み止めを選択しました。
以前よりまわりの知人に、こちらでは日本に比べすぐに抜歯をする傾向があると聞いておりましたので、今一度、日本の方々に抜歯が必要かご意見をお伺いできればとこの場をお借りした次第でございます。
プリントしてもらったレントゲンを添付いたしますので、分かりにくいかもしれませんが、ご意見いただけますと幸いに存じます。
お忙しいところ誠におそれいりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
画像1 画像2
私は海外在住で、かぶせてある銀歯の下6番が、5日程前より噛み合わせると痛み出始め、3日前ほどから噛み合わせなくても右ほほ全体、時には頭が痛くなり始めました。
本日11日に公立の緊急の歯科医に参りまして、レントゲンを撮りましたが、歯の根の下に炎症があるので、今すぐ抜歯か、または抗生物質と痛み止めを1週間分出すから、他の歯科医でもう一度診察してからの判断でもよいといわれ、とりあえず抜歯をせず、抗生物質と痛み止めを選択しました。
以前よりまわりの知人に、こちらでは日本に比べすぐに抜歯をする傾向があると聞いておりましたので、今一度、日本の方々に抜歯が必要かご意見をお伺いできればとこの場をお借りした次第でございます。
プリントしてもらったレントゲンを添付いたしますので、分かりにくいかもしれませんが、ご意見いただけますと幸いに存じます。
お忙しいところ誠におそれいりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
画像1 画像2
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-03-11 23:34:49
こんばんは。
歯が痛んできて診てもらったところ抜歯を宣告されたわけですね、レントゲン写真から推測すると根尖病巣あるいは歯根嚢胞とおぼしき影があるようです。
このような場合には個人的には急性炎症が収まったら根管治療をするのがいいと考えていますが・・・・、できるだけ抜歯は避けたいところですね。
感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html
歯が痛んできて診てもらったところ抜歯を宣告されたわけですね、レントゲン写真から推測すると根尖病巣あるいは歯根嚢胞とおぼしき影があるようです。
このような場合には個人的には急性炎症が収まったら根管治療をするのがいいと考えていますが・・・・、できるだけ抜歯は避けたいところですね。
感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html
相談者からの返信
相談者:
mmmasaさん
返信日時:2017-03-13 03:34:49
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-03-13 08:17:42
おはようございます。
>根が弱りすぎているために、抜歯の方がよいと言われてしまいました。
根拠がよくわかりません。
>実際のところ根管治療が難しいほど弱っているでしょうか?
歯根破折が絡んでいれば難しいですが、初期ではレントゲンには写ってこないと思います、その確定診断は冠を外して目視で確認することになります。
歯根破折 http://yamadashika.jp/infection.html#a02
>根が弱りすぎているために、抜歯の方がよいと言われてしまいました。
根拠がよくわかりません。
>実際のところ根管治療が難しいほど弱っているでしょうか?
歯根破折が絡んでいれば難しいですが、初期ではレントゲンには写ってこないと思います、その確定診断は冠を外して目視で確認することになります。
歯根破折 http://yamadashika.jp/infection.html#a02
相談者からの返信
相談者:
mmmasaさん
返信日時:2017-03-13 20:56:38
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-03-14 01:18:55
基本的に写真に対する回答は禁止事項です。
【必読】 相談者の注意事項
海外と日本では抜歯基準はかなり違いますし日本国内でもかなり差があると思います。
根尖の病変の大きさだけでは私は判断しませんが、クラウンの内部にかなり侵蝕された部分があると抜歯の可能性は高くなると思います。
別の歯科医院で意見を求めるか日本の専門医の診察を受けるかなどの選択肢があると思います。
【必読】 相談者の注意事項
海外と日本では抜歯基準はかなり違いますし日本国内でもかなり差があると思います。
根尖の病変の大きさだけでは私は判断しませんが、クラウンの内部にかなり侵蝕された部分があると抜歯の可能性は高くなると思います。
別の歯科医院で意見を求めるか日本の専門医の診察を受けるかなどの選択肢があると思います。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-03-14 07:33:24
おはようございます。
>レントゲンで見ると右の根にギザギザがありすでに菌が侵食し細くなりすぎているのと、触ってみると少しぐらつきもある2点から抜歯がよいとの事でございました。
おそらく歯根嚢胞があるため抜歯と判断したのだと思います。
>すでに初期を過ぎているという事でございますでしょうか。
おそらくそのような状態だと思います。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6&x=0&y=0
>レントゲンで見ると右の根にギザギザがありすでに菌が侵食し細くなりすぎているのと、触ってみると少しぐらつきもある2点から抜歯がよいとの事でございました。
おそらく歯根嚢胞があるため抜歯と判断したのだと思います。
>すでに初期を過ぎているという事でございますでしょうか。
おそらくそのような状態だと思います。
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6&x=0&y=0
相談者からの返信
相談者からの返信
相談者:
mmmasaさん
返信日時:2017-03-15 18:22:34
山田先生、お忙しいところ度々のご回答頂きまして、重ねて厚く御礼申し上げます。
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-03-16 13:50:49
この前もアメリカに行って一般的な歯科事情について講義を受けてきましたが、症状のある再根管治療は非常に難易度の高い治療という認識が常識で、アメリカではインプラント治療以上に高額な支出になります。
その割りに治療の成否が不確かなので難しそうなケースは積極的に抜歯してインプラント治療を薦めるほうが経済的な負担が少なく患者にとってメリットが大きいと考えられているようです。
日本の事情とはかなり異なります。
日本の歯科では根管治療は保険治療が適用可能で歯科医の腕によっては治療を成功させることが可能になります。
それは保険治療で治療費が格安で再根管治療を行う機会が多い日本の歯科医だからだと思います。
もしも保険医の治療では不安ということでしたら自費で歯内療法医が治療を海外の治療費同等かそれ以下で行ってくれます。
それは多くのチャンスがあるということでとてもラッキーなことだと思います。
mmmasaさんがどちらに在住でどのランクの治療をどの程度の費用負担で受けられる環境に現在おられるかによって選択は大いに異なってくると思います。
もしも日本ならば一度は再根管治療を行ってもらうという選択しを薦められるのが当然なのではないかと思います。
海外ではまたまったく別かもしれません。
その割りに治療の成否が不確かなので難しそうなケースは積極的に抜歯してインプラント治療を薦めるほうが経済的な負担が少なく患者にとってメリットが大きいと考えられているようです。
日本の事情とはかなり異なります。
日本の歯科では根管治療は保険治療が適用可能で歯科医の腕によっては治療を成功させることが可能になります。
それは保険治療で治療費が格安で再根管治療を行う機会が多い日本の歯科医だからだと思います。
もしも保険医の治療では不安ということでしたら自費で歯内療法医が治療を海外の治療費同等かそれ以下で行ってくれます。
それは多くのチャンスがあるということでとてもラッキーなことだと思います。
mmmasaさんがどちらに在住でどのランクの治療をどの程度の費用負担で受けられる環境に現在おられるかによって選択は大いに異なってくると思います。
もしも日本ならば一度は再根管治療を行ってもらうという選択しを薦められるのが当然なのではないかと思います。
海外ではまたまったく別かもしれません。
タイトル | [写真あり] 根に炎症があり痛む歯、抜歯しかないのか?(海外) |
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質問者 | mmmasaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(写真あり) 海外その他 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。