[写真あり] 矯正中の歯根膜炎で抜髄になってしまいました

相談者: SAKU3さん (36歳:女性)
投稿日時:2017-04-12 14:18:56
都内歯列矯正中です。
以下のような事になり、困惑しています。

当初、前歯の当りが強くなっている部分があり痛みがあったのですが担当の矯正医は問題ない、と言っていました。

4か月後、急速にその部分の歯茎が減り始め、痛みも強くなってきたので不安になってレントゲンを撮ってもらったところ、その歯の根の周りがぽっかり穴が開いたように空洞ができていました。

これはなんですか、と尋ねたところ歯根膜炎になっているのでスプリントを付けて歯の接触を減らそうと言われました。
歯の痛みは若干収まりました。


その1年後に問題の歯の歯茎から膿が出るようになり一般歯科を受診したところ、歯の神経が腐っているので抜髄が必要と診断されました。

その際、1年前に歯根膜炎になった時に既に歯の神経は腐っており、抜髄が必要だった筈、なぜスプリントだけで済ませたのか理解できないと言われました。



先生方に質問です。

●矯正中に歯の当りが強くなり、歯の神経が死んでしまうという事はよくある事なのでしょうか?
この矯正医院では矯正中に、歯根膜炎になるのはよくある事、
特に何もしない、と言われました。

●また歯根膜炎と分かった場合、スプリントを付けて接触を減らす、矯正でその歯同士を離す、神経は放置、この方法は一般的なのでしょうか?

どうぞよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-04-13 08:31:58
西山です

矯正中に歯の当りが強くなり、歯の神経が死んでしまうという事はよくある事なのでしょうか?

外力によって歯の中の神経(歯髄)が壊死してしまうことはあり得ますが,よくあることといわれると,頻度は少ないと思います


>また歯根膜炎と分かった場合、スプリントを付けて接触を減らす、 矯正でその歯同士を離す、神経は放置、この方法は一般的なのでしょうか?

歯根膜炎は歯根の周りにある歯根膜という組織に炎症が生じている状態ですが,歯根膜炎→抜髄 と必ずしもなるわけではありません.

外力によって一過性に生じている歯根膜炎であれば,外力をコントロールすれば改善するはずです.


>その歯の根の周りがぽっかり穴が開いたように空洞ができていました。

このような画像所見であれば,歯根膜炎というよりは歯髄壊死によって周囲の骨吸収が生じていた可能性もあったかもしれません.

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SAKU3さん
返信日時:2017-04-14 19:57:56
西山先生

的確かつ、迅速な回答を頂きありがとうございます。

添付画像が当初のレントゲン画像なのですが、これは「歯根膜炎」ではなく、「歯髄壊死」だったのですね。

自分でもネットで調べたところ、歯髄が死なない限りこのような空洞ができる事はないと記載されていたので当初から歯髄が壊死していたのだと思います。

無知の為、「歯根膜炎」と「歯髄壊死」の違いをよく理解しておりませんでした。

キーンと響くような痛みが1年以上続き、薬がないと眠れないようになっていたので、一般歯科で治療して貰おうと思います。

ご回答ありがとうございました。

画像1画像1



タイトル [写真あり] 矯正中の歯根膜炎で抜髄になってしまいました
質問者 SAKU3さん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
歯列矯正のトラブル
その他(写真あり)
根の病気・異常その他
回答者




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