8歳児の受け口。前歯を大きくし下の歯に被せる矯正治療は一般的?

相談者: idemariさん (30歳:男性)
投稿日時:2017-04-21 23:22:30
現在、8歳の子供が受け口の治療をしています。
3年目に入ります。

1年半ほどムーシールドを使用し以前より良くなった状態で(まだ下あごが出ている状態)、前歯を大きくし、(自分の歯の下のほうに歯に似たものをつけ(出っ歯のような感じになります)、上の歯が下の歯にかぶる)顎が引っ込むようにする、という治療をしていました。

こちらの治療を半年程。

そして3年目に入ったところです。
現在はまた別の方法をとっています。


質問ですが、

@前歯を大きくし、下の歯にかぶせる、という治療法はよく使われる方法でしょうか?
(名前はなんというのでしょうか)
本人自身の前歯が出っ歯になってしまっただけのような印象もぬぐえません。

A身内が、「周りの子供数人は口の中に着ける装置(リンガルブラケットのことだと思われます。)をつけて、すぐに治ったのになぜ?聞いてきて!」と言われています。
私自身、時間がかかるのはあまり気にしていないのですが、リンガルブラケットを使用する、しないのには何か理由があるのでしょうか。

B先生に直接聞くのが一番ですが(聞こうとは思っているのですが、、)素人が「なぜ○○の方法ではないのですか?」という質問の仕方は失礼にあたらないか、心配です。
先生は専門家で最良の方法を選択しているところに、素人が、、、、
という思いでいます。

このような質問は、問題ないでしょうか。

宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-04-22 09:17:58
こんにちは。

個人的には、受け口の治療で前歯を大きくするというのは、聞いたことがありません。
(亜流であるのかもしれませんが…)


それぞれで状況が異なりますので、矯正治療の場合、一概にこの装置とは言い切れません。
(状況によって使い分けることもありますし、その先生の装置の得意不得意もあります)

ただ、子供で多く使用するのはリンガルアーチで、リンガルブラケット永久歯の配列に使用)は誤りだと思います。


ちなみに前の質問であった、型どりの件は解決したのでしょうか。
模型は、最初の状況を客観的に観察することができますし、治療前後の比較もできますし、分析することによって治療方針の立案もします。

また、今お掛りの歯科は、矯正歯科の専門医院でしょうか。
個人的には、矯正治療で治療前に模型を取らないのは・・・、だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: idemariさん
返信日時:2017-04-22 09:40:54
ありがとうございます。
亜流かも、、、ですか。
わかりました。

矯正歯科の専門医院ではなく、出張で来られている先生です。
ご自分の医院と、いくつか出張で行かれている先生です。

型どりの件は、先生にお話したところ、息子の場合は必要ないと判断したようです。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-22 09:54:26
こんにちは。

今おかかりの歯科医院矯正専門医でしょうか?

日本矯正歯科学会の認定医の先生たちは様々な手法をご存知で実際にもされていますが、リンガルアーチやヘッドギアーやチンキャップといった評価の安定した手法をとられることが多いような気がしています。

ヘッドギアーやチンキャップは顎外固定装置の一種で矯正力の一部を顎外に求めますから、発育途中のお子さんに確実に欲しい力を与えることが可能な装置として、矯正専門医ではよく使用されると思います。


ムーシールドは装置がとても単純な構造ですから、学齢の低い例えば3歳〜での下顎前突ケースに使用され、上下の前歯のロックをはずして上顎の成長抑制を封じるために、小児歯科や一般歯科でよく利用されています。
もちろん固定式装置がまだ無理なお子さんには専門医もよく利用すると思います。


@前歯を大きくする方法はあまりきくことはありませんが、そういう方法で上手くいったという臨床経験をお持ちの先生がおられるのでしょう。
または研究会のような小規模なスタディーグループやもしかしたら先生独自の方法かもしれませんが、歯科医の判断の元様々な治療を行い結果を出すということはよく行われています。

ご不安でしたらよく似たケースについて予後を見せてもらうと安心できるかもしれません。

A固定式装置で治したほうがよいと判断される場合は多いと思いますが選択されない方もおられますし、ヘッドギアーやチンキャップを嫌がる人もいます。
多くのケースで小児の下顎前突は上顎の劣成長の結果だとされています。
舌が正常な位置にありちゃんと機能しているのか?
(ムーシールドには舌を挙上させる補助形態がついています)
鼻呼吸が獲得できているのか?
睡眠態癖はないのか?
栄養障害はないのか?
など複合的なアプローチ法で時間を掛けて骨格性下顎前突にしないように成長を誘導していく治療法もあります。

ムーシールドで治療困難な場合はプレオルソという既製品が効果を挙げて臨床的評価も高くなっていると思いますが、可撤式装置ならではの指導法や使い方がありますのでどちらがよい結果になるかについてはケースバイケース、担当医の腕次第という感じでしょう。


B疑問に思われたことをなぜ?とお尋ねになるのは構わないと思います。
費用的な問題、技術的な問題、医院側の問題、患者側の問題など色々な要素があると思いますが、一般的に矯正専門医での小児期の矯正治療はそれだけで治るとは言われず1期治療、2期治療含めて100万円程度の費用が必要になることが多いと思います。
1期治療だけで35万円〜50万円程度は必要になることが多いように思います。


>先生は専門家で最良の方法を選択しているところに

なにをもって最良の方法と考えるかは歯科医が100人いて患者が100人いれば100×100通りのバリエーションが存在すると思います。


よい結果に導いてもらいましょう。




タイトル 8歳児の受け口。前歯を大きくし下の歯に被せる矯正治療は一般的?
質問者 idemariさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯列矯正
下顎前突(受け口)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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