顎変形症で保険適用の歯列矯正、クリアブラケットは使用できないのか?

相談者: もっさん。さん (20歳:女性)
投稿日時:2017-05-12 00:07:07
夜分遅くに失礼いたします。

以前、出っ歯での相談をさせていただきましたもっさんと申します。
今回総合病院の口腔外科にて『顎変形症 』と認められ、術前矯正を行うため矯正歯科に診察にいったのですがブラケットについて

保険適用なので金属製のブラケットです」

と説明を受けました。


診察を終えこちらで調べてみると保険適用内でクリアブラケットも装着可能というご意見もあり、実際のところどうなのかと思いこちらに相談することに至りました。

私は正直クリアブラケットでなるべくバレにくい矯正を行いたいと考えております。
また、クリアブラケットが可能な場合、金属製に比べてマイナスな点はどのうような店になるのかも一緒に教えていただけると幸いです。


お忙しいかとは存じますがよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-12 10:34:06
こんにちは。

クリアブラケットにはプラスチック製のものとセラミック製のものがありますが前者はコントロールが甘くなり、後者は欠けやすく装置が高いので普通は保険を使用されるならば高級なものは望めないというのが一般的だと思います。

保険制度は相互扶助制度ですからあなたがお支払いになってこられた保険料だけでなく、健康で保険を利用しない人が払っている保険料も利用して一部負担金を低く抑えて治療を受けることが出来るという制度です。
ですから患者さんの見た目のために贅沢をしてもよいのか?という問題があり金属ブラケットでといわれることが多いと思います。


出来るだけ気づかれない白いあるいは透明なブラケットでという希望は、なかなか通りにくいと考えるのが普通のような気がします。

保険制度上使用できないものはたくさんあり、大きなくくりでは審美的な内容の治療、予防的な内容の治療は適用されません。
また日本の薬機法で保険適用の認定を受けていない材料を使用する場合も出来ません。


外科治療の場合、上下を完全に金属のケッサツ線で結んで固定して外科を行いしばらくの間その状態が続くと思いますから、その間にトラブルが少ない物のほうがよいということになり金属ブラケットを利用されるのではないかと思います。

骨自体がグラグラにしているのをちゃんと固定しなければ予後が悪くなるので、トラブルは少なければ少ないほうが望ましいのではないかと思います。

主治医をきめられ御相談してみてください。




タイトル 顎変形症で保険適用の歯列矯正、クリアブラケットは使用できないのか?
質問者 もっさん。さん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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