ブリッジの支台歯でも神経を残す方がよいのでしょうか?
相談者:
こてもちさん (33歳:女性)
投稿日時:2017-07-02 17:06:24
歯を一本抜きブリッジをすることになりました。
抜いた歯を挟む両サイドの歯のうち、片方は神経なし、もう片方は神経を残している状態です。
神経のある歯は小さく削っているので息を吸うだけでしみる、セメントを取るために軽くカリカリとひっかく?触られるだけでも痛い時があります。
ブリッジをするので、3本分の歯を作ってもらっているところなのですが、先生は神経がある歯の神経を残すと言います。
もし歯茎が後退する、ブリッジした後にトラブルがあれば、3本分を歯を壊して治療再開することになりますと。
それならば「歯を入れる前に神経を抜いた方がいいと思う」のですが、この考えはおかしいですか?
ブリッジをするためい小さく削ってしまった歯。
知覚過敏にもなっている歯。
噛む機能も無い歯ですよね?
そのことを尋ねると
「神経を取ることはできるけど、できるだけ自分の歯を残す。
神経を抜かないで済むのであれば残しておいた方がいい」
と言われました。
神経を抜く=歯が死ぬ=もろくもなる
このことは理解しているのですが、ブリッジをする時にもそうなのでしょうか?
歯医者さんは頑なに歯の神経を残そうとする人が多い気がするのです。
健康な状態で使える状態なら、もちろんその方がいいと思うのですが、ブリッジをする前でも残しておいた方がいいのでしょうか?
ご回答の方を宜しくお願い致します。
抜いた歯を挟む両サイドの歯のうち、片方は神経なし、もう片方は神経を残している状態です。
神経のある歯は小さく削っているので息を吸うだけでしみる、セメントを取るために軽くカリカリとひっかく?触られるだけでも痛い時があります。
ブリッジをするので、3本分の歯を作ってもらっているところなのですが、先生は神経がある歯の神経を残すと言います。
もし歯茎が後退する、ブリッジした後にトラブルがあれば、3本分を歯を壊して治療再開することになりますと。
それならば「歯を入れる前に神経を抜いた方がいいと思う」のですが、この考えはおかしいですか?
ブリッジをするためい小さく削ってしまった歯。
知覚過敏にもなっている歯。
噛む機能も無い歯ですよね?
そのことを尋ねると
「神経を取ることはできるけど、できるだけ自分の歯を残す。
神経を抜かないで済むのであれば残しておいた方がいい」
と言われました。
神経を抜く=歯が死ぬ=もろくもなる
このことは理解しているのですが、ブリッジをする時にもそうなのでしょうか?
歯医者さんは頑なに歯の神経を残そうとする人が多い気がするのです。
健康な状態で使える状態なら、もちろんその方がいいと思うのですが、ブリッジをする前でも残しておいた方がいいのでしょうか?
ご回答の方を宜しくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-07-02 19:08:43
みたらし777さん、こんにちは。
>この考えはおかしいですか?
いえ、非常に一般の方らしい素直な考え方かと思いますよ。
我々歯科医師が何を考えながら治療するかというと、基本的には「治したものが長持ちするように」し、結果として、「患者さんの健康をなるべく長く維持できるようにする」という事です。
神経を抜く=歯が死ぬ=もろくもなる
に追加で以下の情報も入れてみてください。
・神経の治療の成功率は左程高く無い為、やり直しになってしまうかもしれない。
→やり直せる回数は3回と言われているので、それ以上になると結局抜歯のリスクが高くなる。
・神経の治療の際に多く歯を削ることで、歯が折れてしまうリスクが上がる。
→根の先まで折れてしまうと殆どの歯科では対応できないので、抜歯となる。
・神経を抜くと痛みを感じなくなるため、何か異常事態が起こっても気づけない。
→処置が手遅れになり、治療の成功率が下がってしまう。
ということで、神経を抜く=その歯を抜歯するリスクを劇的に高める行為になります。
>歯医者さんは頑なに歯の神経を残そうとする人が多い気がするのです。
神経の治療の難しさを知っている歯科医師が増えてきているという事ではないでしょうか。
昔は「痛む=抜髄」と脊髄反射のように神経を抜く歯科医師が多かったとの話はよく聞きますし。
>噛む機能も無い歯ですよね?
ブリッジを付けたらそこの歯で物を噛むはずですよ。
>ブリッジをする前でも残しておいた方がいいのでしょうか?
そうですね。
むしろブリッジだからこそ、神経は残しておいた方が良いかと思いますよ。
少なくとも私はそう思っていますし、もし自分が治療されるという事になっても、そういう考えの先生に治していただきたいと思います。
ご参考程度にして頂ければと思います。
>この考えはおかしいですか?
いえ、非常に一般の方らしい素直な考え方かと思いますよ。
我々歯科医師が何を考えながら治療するかというと、基本的には「治したものが長持ちするように」し、結果として、「患者さんの健康をなるべく長く維持できるようにする」という事です。
神経を抜く=歯が死ぬ=もろくもなる
に追加で以下の情報も入れてみてください。
・神経の治療の成功率は左程高く無い為、やり直しになってしまうかもしれない。
→やり直せる回数は3回と言われているので、それ以上になると結局抜歯のリスクが高くなる。
・神経の治療の際に多く歯を削ることで、歯が折れてしまうリスクが上がる。
→根の先まで折れてしまうと殆どの歯科では対応できないので、抜歯となる。
・神経を抜くと痛みを感じなくなるため、何か異常事態が起こっても気づけない。
→処置が手遅れになり、治療の成功率が下がってしまう。
ということで、神経を抜く=その歯を抜歯するリスクを劇的に高める行為になります。
>歯医者さんは頑なに歯の神経を残そうとする人が多い気がするのです。
神経の治療の難しさを知っている歯科医師が増えてきているという事ではないでしょうか。
昔は「痛む=抜髄」と脊髄反射のように神経を抜く歯科医師が多かったとの話はよく聞きますし。
>噛む機能も無い歯ですよね?
ブリッジを付けたらそこの歯で物を噛むはずですよ。
>ブリッジをする前でも残しておいた方がいいのでしょうか?
そうですね。
むしろブリッジだからこそ、神経は残しておいた方が良いかと思いますよ。
少なくとも私はそう思っていますし、もし自分が治療されるという事になっても、そういう考えの先生に治していただきたいと思います。
ご参考程度にして頂ければと思います。
助言1
助言者:
カタさん
助言日時:2017-07-02 19:17:39
【※編集部注】こちらは一般の方からの情報です。
基本的には「他の相談者の投稿への書き込みは禁止」ということにさせて頂いておりますので、ご理解とご協力をお願いします。
参考⇒インターネット医療相談ご利用の際の注意事項
----------------------------
私自身神経抜くのを拒絶しますよ。
神経という漢字よく見てください。
人に備わっている物を取り除く発想がそもそもおかしい。
基本的には「他の相談者の投稿への書き込みは禁止」ということにさせて頂いておりますので、ご理解とご協力をお願いします。
参考⇒インターネット医療相談ご利用の際の注意事項
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私自身神経抜くのを拒絶しますよ。
神経という漢字よく見てください。
人に備わっている物を取り除く発想がそもそもおかしい。
相談者からの返信
相談者:
こてもちさん
返信日時:2017-07-03 13:24:48
三木 雄斗先生
ご回答ありがとうございます。
「神経を抜く=その歯を抜歯するリスクを劇的に高める行為」
このことを頭に入れてもう一度考えてみます。
確かにその通りだと思いました。
自分の歯が米粒二粒くらいの大きさまで小さくなり、仮歯を取り外す時も怖いほど時々痛みが来て、歯を仮付けをしている段階なのですが、少しだけ飲み物を飲むとしみる、違和感がある状態なのです。
これも気になっている原因の一つでした。
普段の生活で違和感がある状態なのですが、これはしっかり歯を覆いきれてないのでしょうか。。
次回行った時に先生に確認してみます。
将来抜歯する可能性が上がることより、トラブルがあった時に作ったばかりの歯をまた3本壊してまた痛い、怖い思いを何度もするなら、なぜこの場で神経を抜かないのか?と考えたのですが、知識不足だったと自分で思いました。ありがとうございます。
ご回答ありがとうございます。
「神経を抜く=その歯を抜歯するリスクを劇的に高める行為」
このことを頭に入れてもう一度考えてみます。
確かにその通りだと思いました。
自分の歯が米粒二粒くらいの大きさまで小さくなり、仮歯を取り外す時も怖いほど時々痛みが来て、歯を仮付けをしている段階なのですが、少しだけ飲み物を飲むとしみる、違和感がある状態なのです。
これも気になっている原因の一つでした。
普段の生活で違和感がある状態なのですが、これはしっかり歯を覆いきれてないのでしょうか。。
次回行った時に先生に確認してみます。
将来抜歯する可能性が上がることより、トラブルがあった時に作ったばかりの歯をまた3本壊してまた痛い、怖い思いを何度もするなら、なぜこの場で神経を抜かないのか?と考えたのですが、知識不足だったと自分で思いました。ありがとうございます。
相談者からの返信
相談者:
こてもちさん
返信日時:2017-07-03 13:29:54
タイトル | ブリッジの支台歯でも神経を残す方がよいのでしょうか? |
---|---|
質問者 | こてもちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ブリッジ治療法 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。