外科矯正の術後矯正中、歯の見え方が好ましくない方向に変化していく

相談者: ari-riさん (29歳:女性)
投稿日時:2017-07-07 13:20:56
外科矯正の術後矯正中なのですが、歯の見え方がどんどん変わって行き、それが好ましくない方向に変化していくため悩んでいます。
ご意見を頂ければと思います。

もともとは出っ歯噛み合わせが深く、下の歯が正面からほとんど見えなかったのですが、術後、笑った時に下の歯ばかりが見えるようになりました。

歯並びが変わったので仕方ない。

笑い方のトレーニングをするようにと言われ、教わったように鏡の前でやってみるのですが、上の歯を見せるように唇を引き上げ、スマイルラインを作るために上の歯の端面に下唇を合わせようとすると、上唇よりも下唇の方が突き出てしまいます。

横から見たら下唇から顎先までが一直線になって顎が突き出ているようにみえ、とても綺麗な笑顔には見えません。

また、歯磨きの時などに、下の歯の裏側がまったく見えなくなりました。どれだけ下を向いても、ぎりぎり歯の付け根あたりの歯茎が見えるかどうかというところです。
以前は出っ歯だったので、歯がだいぶ傾斜していたせいもあって見えていたのだと思いますが、この部分は見えないのが普通なのでしょうか?

舌の歯が舌側に傾斜させられすぎているのでは?と感じます。

しかし、恐らく傾斜の角度を変えたら、上の前歯と下の前歯が確実にぶつかると思います。

実際に今、ゴム掛けをしている間は離れていますが、食事のためにゴムを外し顎を楽にしていると、犬歯周辺が当たります。
前歯も、U字というよりは前歯が一直線に並んでいるような感じに近いです。

良い歯並びだったことがないのでどういう状態が正常なのかがわからず、以前出っ歯だった時との比較しかできないのですが、どうしても違和感を感じてしまいます。
主治医に相談しても、まだ術後矯正中なのでこれから変わっていきますといわれるだけです。

しかし、非抜歯なので、すでに余ったスペースはほとんどなく(どちらかというと上の歯の方がスペースが残っているくらいです)、これからそれほど劇的に変化するとは思えません。下の歯は、あと少し舌側に傾斜させますと言われています。

また、仮に歯が移動したとしても、顎の位置が変わらなければ顎の突き出した感じが変化するとも思えません。

術後、私や家族が受け口になっていることに不安を感じ質問しましたが、その時も「後戻りを考慮している」との回答でした。

予測より後戻りが起きず、下顎が出ているように見えてしまっているのでは?と思います。
術後半年以上経過しており、これから後戻りが起きるとも考えにくいと思います。

文章での説明は難しいですが、このような状態は正常なのでしょうか?
何か予測外のことが起きているのではないかと不安です。

また、もしそうだとしてそれが術後矯正で改善されないのなら、再手術をしてでも治してほしいと思っています。

見た目のことばかり書いてしまいましたが、未だに噛み合わせもほとんど合ってきていません。

これは術後矯正中だから仕方ないと思っていましたが、主治医が

「半年経って変わらないはずはない」

と言いながら詳しく確認したところ、奥歯が全く噛み合ってない状態でした。
先述したとおり、先に犬歯のあたりが当たってしまい、奥歯は相当食いしばらないとぶつかりません。

こういう状態は、正しい歯並びでも起こるのでしょうか?
起こらないとして、術後矯正で改善されるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-08 15:42:47
こんにちは。

外科矯正も万能ではないですから、外科では骨の移動を行いますが最小単位mm単位程度での大きな移動になると思います。

歯はミクロン単位で動かすことでかみ合わせが不自由を感じることなく可能になりますから、これを術後矯正で獲得させることを行うことになります。

ただ、矯正治療のでも治療目標は100ミクロンスケール程度になっている場合もあり、後は咬合調整や日常の機能的な回復によって獲得させることなどでカバーする場合もあるでしょう。

術後矯正の治療途中であれば、まだ不具合をお感じになるのはいたしかたないようにも思います。

上手く治療を主治医に行ってもらう必要があるでしょう。


>笑い方のトレーニングをするようにと言われ、教わったように鏡の前でやってみるのですが、上の歯を見せるように唇を引き上げ、スマイルラインを作るために上の歯の端面に下唇を合わせようとすると、上唇よりも下唇の方が突き出てしまいます。

>横から見たら下唇から顎先までが一直線になって顎が突き出ているようにみえ、とても綺麗な笑顔には見えません。

スマイルトレーニングは筋肉量をつけることが必要になってくるでしょう。
必要な筋肉がない時に行っても綺麗に見えないことは容易に予想されると思います。

MFTもしかり行って必要とする筋肉をつけることが必要でしょう。

また口周りの筋肉以外にも首の筋肉もしっかり伸びるようにしておくと、スマイルがよくなりやすいと思います。

外科で大きな形態変化を与えた場合、馴染みにくいとお感じになられることはあるでしょうが、ご本人の努力はどういうときでも必要になると思います。

外科を何度も何度も繰り返すというのもよいかもしれませんが、そのたびにリスクはありますので、出来る範囲でしっかり努力されておくのはよいと思います。
指導をしっかり受けてください。




タイトル 外科矯正の術後矯正中、歯の見え方が好ましくない方向に変化していく
質問者 ari-riさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
歯並びが悪くなってきた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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