前歯の2本連結冠。再治療で4本連結と言われ非常に抵抗がある
相談者:
おっぺさん (50歳:男性)
投稿日時:2017-07-26 23:11:27
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2017-07-27 08:13:54
今まで、何故2本連続だったのか、どうして、これから4本連続にしようとするのか、文面だけではよく判りません。
歯周病に罹患しているなど、良くない状況があるのでしたら、まずは、徹底的に対峙すべきかと思います。
歯周病に罹患しているなど、良くない状況があるのでしたら、まずは、徹底的に対峙すべきかと思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-07-27 08:36:23
ご相談ありがとうございます。
>2本連結のままか? 4本連結にするか? 非常に悩んでおります
どちらも似たような考えと言えます。
つまり、1本ずつよりも、何本かで支えあえば差し歯が落ちてこないだろう、という機械的な考えです。
連結を増やせば増やすほど、その効果は高まると言えますが、目先だけの目標とも言えます。
>私の希望は 入れ歯・インプラントは 行いたくない です。
それは、ご自身の歯を一生残したい、ということであれば、考えは簡単です。
歯の医療を生物的に考えましょう。
健康に生まれ育った人の状態がお手本です。
そして健康であれば、一生ご自身の歯で過ごすことは可能です。
もし健康であれば、歯が連結して生まれ育つことはありえません。
それが自然で最高の、決して人工的になど作れない、一生歯を守る防御機構になっているからです。
さらに、歯の治療とは決して元の健康が100%取り戻せるわけではなく、リスクも必ず伴います。
したがって、もし一生歯を残したいのであれば、健康な歯の状態をできる限り再現して、人工的な部分をできる限り減らすことです。
そういう考えのもとでは、歯は1本ずつ作った方が有利とか、隣の都合のために罪もない綺麗な歯を削ることはとてもリスクが高くなるとか、連結を増やせば増やすほど将来歯を失うリスクが飛躍的に高い、ということがわかります。
なお、差し歯の作り方だけに集中しても片手落ちです。
歯が無くなる原因を確かめて、原因から歯を失わない治療を並行させる必要があります。
その防御機構を役立てる治療と、原因除去治療と、二つの治療を合わせて予防医療と言います。
人生の後半に向かって総仕上げをする時期が近づいています。
いつまでも繰り返し歯を削っていて良いのでしょうか。
終末に宿題を残さないよう、慎重に考えましょう。
>2本連結のままか? 4本連結にするか? 非常に悩んでおります
どちらも似たような考えと言えます。
つまり、1本ずつよりも、何本かで支えあえば差し歯が落ちてこないだろう、という機械的な考えです。
連結を増やせば増やすほど、その効果は高まると言えますが、目先だけの目標とも言えます。
>私の希望は 入れ歯・インプラントは 行いたくない です。
それは、ご自身の歯を一生残したい、ということであれば、考えは簡単です。
歯の医療を生物的に考えましょう。
健康に生まれ育った人の状態がお手本です。
そして健康であれば、一生ご自身の歯で過ごすことは可能です。
もし健康であれば、歯が連結して生まれ育つことはありえません。
それが自然で最高の、決して人工的になど作れない、一生歯を守る防御機構になっているからです。
さらに、歯の治療とは決して元の健康が100%取り戻せるわけではなく、リスクも必ず伴います。
したがって、もし一生歯を残したいのであれば、健康な歯の状態をできる限り再現して、人工的な部分をできる限り減らすことです。
そういう考えのもとでは、歯は1本ずつ作った方が有利とか、隣の都合のために罪もない綺麗な歯を削ることはとてもリスクが高くなるとか、連結を増やせば増やすほど将来歯を失うリスクが飛躍的に高い、ということがわかります。
なお、差し歯の作り方だけに集中しても片手落ちです。
歯が無くなる原因を確かめて、原因から歯を失わない治療を並行させる必要があります。
その防御機構を役立てる治療と、原因除去治療と、二つの治療を合わせて予防医療と言います。
人生の後半に向かって総仕上げをする時期が近づいています。
いつまでも繰り返し歯を削っていて良いのでしょうか。
終末に宿題を残さないよう、慎重に考えましょう。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-27 10:57:00
こんにちは。
ご相談内容は割とよくありそうな内容だと思います。
前の差し歯が取れる原因は奥歯にあることが多く、様々な根本的な原因の改善を先延ばしにする治療を受けていると健康な歯を失いどんどん連結しなければならなくなってしまい、最終的には連結のどこかの歯が折れたり虫歯になって臭いがしたり不潔になって歯自体が駄目になったりします。
歯を一度連結してしまうと次に1本でも駄目になった場合装置を全部はずしてやり直すだけでなく、また別の歯も削って連結する必要が生じたりします。
将来的に様々な問題を抱え、更に都度つどより困難な治療選択を迫られることにつながっていくことが予想されます。
なぜ、現状で歯を連結しなければいけないのか?という根本的な問題について歯科医にしっかり説明をしてもらったほうがよいと思います。
そういう説明をきちんとできる歯科医院を受診され説明を理解された上でご自身でどういう治療を選択するかを決定してください。
ご相談内容は割とよくありそうな内容だと思います。
前の差し歯が取れる原因は奥歯にあることが多く、様々な根本的な原因の改善を先延ばしにする治療を受けていると健康な歯を失いどんどん連結しなければならなくなってしまい、最終的には連結のどこかの歯が折れたり虫歯になって臭いがしたり不潔になって歯自体が駄目になったりします。
歯を一度連結してしまうと次に1本でも駄目になった場合装置を全部はずしてやり直すだけでなく、また別の歯も削って連結する必要が生じたりします。
将来的に様々な問題を抱え、更に都度つどより困難な治療選択を迫られることにつながっていくことが予想されます。
なぜ、現状で歯を連結しなければいけないのか?という根本的な問題について歯科医にしっかり説明をしてもらったほうがよいと思います。
そういう説明をきちんとできる歯科医院を受診され説明を理解された上でご自身でどういう治療を選択するかを決定してください。
相談者からの返信
相談者:
おっぺさん
返信日時:2017-07-27 21:39:14
タイトル | 前歯の2本連結冠。再治療で4本連結と言われ非常に抵抗がある |
---|---|
質問者 | おっぺさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウンの作り直し・再治療 ブリッジその他 クラウン・被せ物の連結(連結冠) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。