右上6番目、残存歯質が少ない歯にセラミックか銀歯のどちらがよい?

相談者: ちゃんちーさん (27歳:女性)
投稿日時:2017-07-31 23:10:40
先日の質問にお答えくださいました先生方、本当にありがとうございます。

数ヶ月に渡り根治をした右上6番目、歯茎の上にはもう歯は無く、神経も無く、歯質がわずかに薄く残っている歯についてです。

おそらく明日(又は次回)クラウンを決めます。
先生は、いつパキッと割れるかわからないし、お金をかけるのはもったいないからと、銀歯をすすめられます。

色や値段は置いといたとして、(もちろん数万円はとても痛いですが…)
どちらの方が良いんでしょうか…?

先生に強度などを聞いたら、さほど変わらないと言われました。


気になることをまとめますと、

・噛み合う下の6番の歯はまだ治療前ですが、治療後はセラミックにする予定です。
その場合、上が銀だとセラミックに負担がかかってしまうでしょうか…

・反対側の奥歯はほとんど銀歯です。

・今回の歯は、数年ぶりの二度目の治療で、先生の言う通りとてももろいです。

・現在噛み合わせなどが原因で、左半身にしびれや痛みを覚えております。
(3ヶ月ほど前から続いており、先生には伝えてあります)
(全ての歯の治療終了後に矯正も考えております)

なので、平べったい銀歯で生活して余計噛み合わせが悪くなったりする可能性はあるか…など。

もちろん、実際に診ていただかないとわからないかとは思いますが、銀歯、セラミック、それぞれの今後起こり得る問題など、選択の参考にさせていただきたいので、どんなことでもいいので助言が欲しいです。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-08-01 08:51:29
ご相談ありがとうございます。

>・噛み合う下の6番の歯はまだ治療前ですが、治療後はセラミックにする予定です。
その場合、上が銀だとセラミックに負担がかかってしまうでしょうか…
>・反対側の奥歯はほとんど銀歯です。

材料の違いは小さな影響です。
治療内容が重要です。


>・今回の歯は、数年ぶりの二度目の治療で、先生の言う通りとてももろいです。

お若い年齢の割には早すぎです。


>・現在噛み合わせなどが原因で、左半身にしびれや痛みを覚えております。

自己診断ではなく、原因かどうかの検査を受けましょう。


>(3ヶ月ほど前から続いており、先生には伝えてあります)

回答により治療計画を立てましょう。


>(全ての歯の治療終了後に矯正も考えております)

治療は総合的に順序立て、あるいは平行することがリスクを減らします。
一つ一つを終わらせてから、という選択肢もあり得ますが、バラバラでは危険です。


>なので、平べったい銀歯で生活して余計噛み合わせが悪くなったりする可能性はあるか…など。

矯正を後からするかしないかは関係なく、
「平べったい銀歯」は「余計噛み合わせが悪くなったりする可能性」がとても高くなります。


>もちろん、実際に診ていただかないとわからないかとは思いますが、

基本的な理論は誰でも共通です。


>銀歯、セラミック、それぞれの今後起こり得る問題など、

歯の治療とは決して元どおりにはなりません。
また、それぞれメリット以外に必ずデメリットやリスクが生まれます。

銀歯については、強度や硬度や操作性と健康上の体への有毒性が問題であり、
セラミックについては、適合性や噛み合わせの作製が非常に高度で難しく、その歯や噛み合う相手の歯が、後で壊れたり、痛くなったり、歯そのものを失ったりしやすい傾向があります。


>選択の参考にさせていただきたいので、どんなことでもいいので助言が欲しいです。

一番大事なことは、治療目的をしっかり相談しながら決めることです。
目先の困ること、10年20年先あるいは一生を通じての長期的目標を立てることです。
目標に比べれば、材料は些細なことです。

例えば、今の虫歯歯並びを治したい、そして同時に二つ目に、一生歯を残したい、あるいはもう一生嫌なくりかえしは終わりにしたい、と二つの目的を決めると大きな間違いを減らせます。

つまり、目先の囚われて初めの目的だけで、二つ目の目的を持たないと、後でもっとひどくなるリスクを生じるからです。

これは、簡単な詰め物をする時からすでに分かれ道となります。
簡単な詰め物だけで、一生歯の治療が終わって、楽しく全部の歯を残せる人と、詰め物がダメになり、かぶせたり、神経を取ったり、歯を抜いたり、よく噛めなくなったり、一生悪循環で奈落の底へと堕ちていく人と、別れるからです。

この分かれ道はどの段階からでも選択できます。
また矯正治療が必要であれば、当初から治療計画に入れておくことがリスクを減らします。

つまり、これからの未来、どうなれば嬉しいのかを決めることが最優先です。
ゴールが決まれば、今の出発点からの道を自由に描くことができます。
これをしたい、あれもしたい、という途中の目的地も初めから道に描くと実現します。

ゴールを決めましょう。
正確なコンパスを持ちましょう。
でないと無駄な回り道でたどり着く前に人生が終わってしまったり、迷路や、戻る道や、崖から落ちる道を選んでしまうからです。

ご希望を、はっきり言葉にしてご担当の先生に伝え、未来に向けた成功への地図を作るように、ご一緒に計画書を作成しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちゃんちーさん
返信日時:2017-08-01 10:46:06
さがら先生
ご回答ありがとうございます。

>お若い年齢の割には早すぎです。

本当にその通りです。
歯の大切さを本気で考えるようになったのが、身体が痛み出してからです。
本当に自分が愚かで恥ずかしく、後悔する毎日です。
知人には話せず、このようなサイトで相談しております。

>自己判断でなく検査を

身体にしびれや痛みが出たのは、歯根破折のある左下第一大臼歯の治療後数日経ってからした。
先生に話したところ、噛み合わせが原因と言われ、調整するからと、いろんな歯を少しずつ削られました。

生えかけの親知らずはまだいいとして、虫歯でもない3、4番目の歯にドリルを当てられたときは本当に驚きました。
身体の違和感は治るどころか増してしまい、そのことも伝えましたが、様子を見てみて、とのことでした。

その日から、削られたショックが大きく、深く悩んでしまいました。

別の歯科医院で相談した所、身体の痛みはストレスなどにより寝るときにくい縛っているのかも、とのことで、マウスピースをすすめられ、作りました。

その先生は歯をなるべく残す治療法をしてらっしゃいます。
先生の話を聞いて、マウスピースを付け、付けない日もくい縛りを意識してやめるようになったのか、少し身体が楽になりました。

こちらの先生の考えの方が、私が求めている治療に近いと感じました。

かかりつけの先生には2年ほどお世話になっており、左の奥歯4本、右の現在治療中の歯を治療してもらいました。

精度は素人には分かりませんが、治療内容をとても丁寧に説明してくださり、優しい先生です。

後日、いきなり歯を削られたことに驚いた旨も伝えましたが、噛み合わせの調整であり、削ったのは本当に少しだけ。
との説明でした。

先生への不信感が続いておりますが、気持ちをどのような言葉で伝えてよいかわかりません。

>治療は総合的に順序だて、平行することがリスクを減らす。
についてですが、今の先生との初めてのカウンセリングで、

矯正するならまず全ての根治を終わらせてから」

とハッキリ言われました。
なので、平行するという選択肢が無いんだと思っていました。

>平べったい銀歯で、噛み合わせへの悪影響

左4本の奥歯の銀歯は、全て平べったいです。
これは先生の技術で大きく変わるものなのでしょうか?


正直、今の先生に今後も治療をしてもらううべきか、悩んでいます。

長くお世話になっていることと、今までの治療した歯の状態を知っているし、でも不信感も抱いております。
その点も、どうしたらいいかわかりません。

今回のクラウンの材質もまだ決めかねております。
それも、先生とよく話し合うしかないですね。



タイトル 右上6番目、残存歯質が少ない歯にセラミックか銀歯のどちらがよい?
質問者 ちゃんちーさん
地域 茨城
年齢 27歳
性別 女性
職業 その他
カテゴリ お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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