中程度の歯周病治療後、主訴である口臭が一向に改善しない

相談者: 佐々木紳助さん (29歳:男性)
投稿日時:2017-08-19 20:29:35
こんにちは。

1年半前に歯周病が発覚(歯周ポケット4〜6ミリ)、歯科での歯周基本治療を数度行っていただき現在は歯周ポケットが2〜4ミリ、右上6番が5ミリと改善。

しかし主訴である口臭が一向に良くなりません。
臭いは家族や同僚に確認いただき、納豆臭であることがわかりました。

健康診断の結果は良好であり、胃カメラも実施するも問題なし。
原因は口内にあると考えるのですが幾度と歯科医院に通院するも相手にしてもらえず。

私は今後どのような治療を行えばこの悩みから解放されるのでしょうか。
簡単に解決するものではないかと思いますがお知恵をお貸しください。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-08-20 11:01:06
こんにちは。

歯周治療は一旦落ちつかれているという状態なのでしょうか?

歯周ポケットの深さがまだ4mm5mmという数字が残っているならば、ご自身でその深さの歯周ポケットを管理することは出来にくと思います。
かなり頑張って歯周ポケット内の細菌叢を変える歯磨き法を継続されなければ、細菌叢の変化までは望みにくい状態ではないかと推測します。


お口に住み着く細菌の種類は複雑ですが、歯周ポケットが浅く汚れが落としやすく自浄作用のきく部位に生息する細菌と、歯周ポケット4mm5mmのところに好んで住み着く細菌は異なっていると想像できます。

口臭で悩まれているならば、歯周治療のほかに口臭外来がある歯科医院で治療をされるのがよいかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 佐々木紳助さん
返信日時:2017-08-22 14:47:05
ふなちゃん先生

お忙しい中回答有難う御座います。
歯周病治療に関しては一度落ち着いております。
腫れや出血が無いこと、顕微鏡を使用した唾液検査で歯周病が見つからなかった事、併せて保険外治療で検査した歯周病菌検査でもポケット内の歯周病菌が全くいなかった事を考慮してのメンテナンスだと伺ってます。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-08-24 20:05:41
歯周病菌検査ですが検体をどこからどういう状態で取ってきて検査しているのか?で結果が異なることもあると思います。

御口の中を無菌状態には出来ないですが、可能なかぎり歯周病の進行を進めるタイプの細菌の数を減らしておくというのが歯周治療のゴールと考えることがあると思いますが、条件によってはまた細菌が増殖します。

歯周ポケットの深い部位は炎症が起こらないように管理を継続する必要があるでしょうから定期的に再評価をしてもらう必要があるかの知れません。

口臭外来も利用されるとよいかもしれませんね。




タイトル 中程度の歯周病治療後、主訴である口臭が一向に改善しない
質問者 佐々木紳助さん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
口臭
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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