7、8歳で床矯正を行うことについて

相談者: あやこうさん (41歳:女性)
投稿日時:2017-11-03 17:50:39
小児歯科で、歯のアーチが狭いため床矯正をしたほうがよいと言われました(現在6歳で舌癖を直した後、1年後ぐらいに開始するのが最適とのこと)。

念のため矯正歯科の先生のお話も伺いに行き、うちでは7,8歳で床矯正はしない。10、11歳ぐらいでも十分拡大はできる。
それまで顎も成長するし今は様子見でよいとの診断でした。

小児歯科の先生も、顎が今後も成長することも含めて今が最適だと言われていると思うのですが、矯正歯科の先生の、どれだけガタガタになるか、もしかしたら親も本人もさほど気にならない程度に生えるかもしれない。

小さい子に器具の脱着管理のストレス与えるよりも情緒的にも落ち着き、回りも矯正に理解がある年代にやってあげたほうがよい、との意見もとても納得できます。

ですが、今できることがあるのならやってやりたい気持ちもあり、どうすべきか悩んでいます。

低学年で床矯正を行うメリット、デメリットを教えて頂けたらと存じます。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-03 22:47:16
>7、8歳での床矯正について

床を用いてアーチを広げるとのことことですが、要するに歯を傾斜させてスペースを稼ごうということなので、おのずとその量には限界があります。

>小さい子に器具の脱着管理のストレス与えるよりも情緒的にも落ち着き、回りも矯正に理解がある年代にやってあげたほうがよい、との意見もとても納得できます。

まともな考え方だと思います、察するには骨格的に正常ではないでしょうか、叢生だけが問題なら永久歯萌出してからのほうがいいと思います。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-04 01:26:01
こんにちは。

矯正では、小児の場合上手く治療を行ってもらえるところを選択される方が良いでしょう。

装置を一旦いれると、治療期間中はできるだけ長く装置を入れて拡大しておく必要が生じます。
ネジ式の場合、特にそうでバネ式の場合夜だけでよいなど装置の種類により特徴があります。

上下別々に拡大するので、上手く行ってもらわなければ噛ますために、最終的にブラケット矯正が必用になることもあるので、それならば特に急ぐ必要はないと考えることも出来るかもしれません。

顎が狭く、歯が上手く並びそうにない子供は、機能的な問題を抱えている場合も多くあるので、そちらを先に直しておくというのはよいと思います。

小児歯科で行う場合でも、最終的にブラケット矯正が上手く行ってもらえるのか?そのときの費用は?などについても教えてもらっておくと、将来てきに無理がないのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あやこうさん
返信日時:2017-11-05 17:55:32
山田先生、フナちゃん先生、返信いただきありがとうございます。

現在、舌癖のため開咬になっており、その矯正については、小児歯科では、舌癖は早めに治したほうがよい。
ムーシールドを1年ほど装着して矯正する。

矯正歯科では、現在上の乳中切歯2本と下の乳側切歯2本がグラグラでこれから抜けて隙間だらけになり、どうしても舌のおさまりが悪くなるだろうから、こちらもまだ様子見でよい(春にまた診察予定)。

とのお話でした。

舌癖があると、新しく生えてくる永久歯を押してしまい、出っ歯になってしまうのでは・・・と考えてしまうのですが、大丈夫なのでしょうか?

また舌癖は、器具で無理やり押さないようにしても、脳が正常な位置を覚えない限り治らない、と舌癖矯正した知人から聞きました。
器具のみで舌癖矯正はできるのでしょうか?

小児歯科では、舌癖と床矯正合わせてトータルで矯正をするので、舌癖のみ、床矯正のみお願いする、ということが出来ないようなので、質問が前回と違う内容になってしまいますが、教えて頂けたらと存じます。
よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-05 18:18:20
癖に対するアプローチ時期も、小児歯科矯正歯科では異なることが多いですね。
妙な癖は生まれたときから、ついてますからそれを正常に育成指導していこうというのが小児歯科では多いですね。

もちろん矯正歯科にも様々な考えや研究会を経由した先生がおられますから、別の矯正歯科ならばまた別の事を言われるでしょう。

自費治療ですから一律というものはありません。
それぞれの先生が、それぞれの考えをもって治療に当たっているでしょう。

どちらの方法もあるので、どちらがよいかの判断は難しいですが、酷くなる芽をどんどん修正していくと、後が楽でどうしようもなくなるということにはなりにくくなるでしょう。

小児歯科には小児歯科のよいところがあります。
小児の扱いに慣れていますからね。

矯正歯科ならばもう少し後から開始して1次矯正、2次矯正の治療コースが多いと思います。
小児以外が多く来院しているでしょうし、それで十分という矯正技術を身につけているでしょうから、費用はかかるでしょうが、ちゃんと歯科医が主体に修正してくれるでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-11-05 19:03:32
多様な意見が出そうですね。

私は上顎側方拡大をよく行います。
歯並び以前に成長発育に問題を持った子ども達の背中を、そっと押してあげるようなイメージで行います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あやこうさん
返信日時:2017-11-06 21:35:17
先生方、返信ありがとうございました。

小児歯科矯正歯科関係なく先生方それぞれで考え方も矯正法も違い、どの方法が正解か、というものはないとよく理解いたしました。

なんでも相談、質問が出来、また我が子の性格なども含め、矯正タイミングを考えて下さる先生へお願いしようと思います。

お答えいただきありがとうございました。



タイトル 7、8歳で床矯正を行うことについて
質問者 あやこうさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯列矯正
回答者




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