[写真あり] 詰め物と被せの再治療時の違い

相談者: 健康は歯からさん (51歳:女性)
投稿日時:2017-11-12 08:21:14
よろしくお願いします。

先日、担当歯科医に再度、根の治療が必要に成った場合、詰め物をしているよりクラウンの方が歯を削らなくていいからクラウンをすすめているのだ、と言われました。

クラウンを外す為にはクラウンを怖し、新しいクラウンを作る際には、土台を研磨して整えないといけないと思うのですが綺麗に接着剤が取れて土台自体ははじめに作った状態を保てるものなのでしょうか?

セラミッククラウンだから、可能なのでしょうか?

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-13 09:35:09
ご相談ありがとうございます。

>綺麗に接着剤が取れて土台自体ははじめに作った状態を保てるものなのでしょうか?

接着剤はほぼきれいにとれます。

もし「はじめに作った状態」が適切ならば、ほぼ近い状態に保てます。
ただ壊すだけなら乱暴でも構いませんが、それを目指すと、どちらも繊細な治療となり、マイクロスコープを使ったほうが有利となったり、初めに作るよりもお互いにエネルギーが必要です。


セラミッククラウンだから、可能なのでしょうか?

そんなことはありません。
逆に、外す時に削りすぎてしまう恐れもありえます。

根底に、一生歯を残す、という目的を忘れないようにしましょう。


ちなみに、

>再度、根の治療が必要に成った場合、詰め物をしているよりクラウンの方が歯を削らなくていいからクラウンをすすめている

もう根管治療が1回済んでいるのであれば、かなり歯の中心を削っているはずですから、逆のようにも思えます。
ただ、歯髄を失ってしまった歯にはクラウンが有利なことは否めません。

しかし、クラウンは虫歯の穴埋めという目的に加えて、大きく咬合を変えてしまう恐れが強いので、ただ物をかぶせるだけではなく、健康を保全するためにはとても難しい治療となります。
そういう意味では詰め物ですむ期間は、一旦は詰め物にする長期的戦略もありえます。


ちなみに、未成年であれば成人とは治療方針が全く異なります。
もし虫歯が深くても、面倒ですが未成年であればなおさら歯髄を保存する療法が効果的です。
これからはよく事前に相談しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 健康は歯からさん
返信日時:2017-11-14 11:38:58
返信ありがとうございます。

もう一度、質問させてください。

歯の根っこの治療の為に歯の中央を深く削って、セメントをつめると
思うのですが、土台の外側だけでなく内側(歯の)のセメンとを外して再度、根の治療をしなくては行けないとおもうのですが、内側もはじめの状態を保つ事は可能と(セメントだけきれいに除去できる)いうことでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-11-14 12:58:59
ご返信ありがとうございます。

>内側もはじめの状態を保つ事は可能と(セメントだけきれいに除去できる)いうことでしょうか?

内側も前回の回答と同じです。
健康を目指すならが、良くしたい目的よりも、いかに悪化させないかの用心のほうが大事です。

内部の治療は感染を防ぎにくく、もっとデリケートだからです。



>もし「はじめに作った状態」が適切ならば、ほぼ近い状態に保てます。

>ただ壊すだけなら乱暴でも構いませんが、保全を目指すと、繊細な治療となり、マイクロスコープを使ったほうが有利となったり、初めに作るよりもお互いにエネルギーが必要です。


なによりも歯科治療は、全て、1回目の治療が一生を左右します。
詰め物でも根管治療でも。
とりわけ根管治療の再治療が起きない用心が重要です。
特に若年者は用心しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 健康は歯からさん
返信日時:2017-11-14 13:29:38
早速のご返事頂きありがとうございました。


子供は免疫機能が低いため、これからも体調がわるくなると歯根周囲が炎症をおこす可能性が高いため、不安に感じていました。
丁寧に教えて頂き、安心しました。
本当にありがとうございました。



タイトル [写真あり] 詰め物と被せの再治療時の違い
質問者 健康は歯からさん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
その他(写真あり)
詰め物、インレーが取れた・外れた
根管治療後の詰め物・被せ物
土台(コア)の除去・交換
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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