右下6番抜歯後20年をブリッジからインプラントへ

相談者: シェットランドシープドッグさん (35歳:女性)
投稿日時:2017-11-10 17:42:34
こんにちは。

数日前にこちらのサイトを見つけ、勉強させていただいてました。

わたしの幼少期は、共働き両親のため鍵っ子で、常にオヤツに市販のお菓子が用意され両親の帰宅を待ってるような非常に歯にはよくない生活を送っておりました。

もちろん、虫歯が頻繁に出来て、その度に歯医者に行くのですが、忙しい母は付き添わず、小学校低学年の私に予約取ったから学校帰りに行きなさい。というような感じでした。
そのため、母は歯科医から指導を受けることもなく、お菓子生活は変わらずでした。
歯茎が腫れたりしたこともあります。


中学になり、引越しのため歯医者を変えたところ、そこの先生が強面でとても威圧感のある先生で、初期虫歯は即削る、治療も強引で痛い、苦痛で歯医者が怖くなりました。

歯もどんどん詰め物だらけになりました。
食事や歯磨きの指導はされたことはありませんでした。

母は以前と変わらず、一人で私を歯医者に行かせていました。
中学生になった私は悪知恵が働くようになり治療途中で行かなかったり、を繰り返したりしました。
そのため、右の6歳臼歯を失ってしまいました。
その後、今みたいに選択肢も無く、健康な両サイド歯を削り、ブリッジをしました。


そのブリッジは、右下両サイドに親知らずが生え始めた20歳を過ぎたころから何回か外れたりしだしました。
外れたら、また接着して使っていました。

成人し、自分で運転して歯医者に行けるようになってからは、知人から紹介してもらった女医さんの所へ転院したものの、その歯医者も虫歯=削る治療でした。

歯医者恐怖症は克服し、治療や検診にもちゃんと通っていましたが、甘いものがどれほど歯によくないかの指導もないまま、自分の歯に対する考えが甘かったのもあり、二次カリエスなどでその歯医者でもいくつか被せ物が増えた記憶です。


今から5年ほど前に引っ越して、現在また別の歯医者にかかっています。
今の歯医者は予防に力を入れており、砂糖が歯以外にもどれだけ体や脳への影響があるかの本が待合に置かれていたり、オーソモレキュラーなどの勉強もされていたり、できるだけ歯を削らない治療をしてくれる歯医者で、私はこんな歯医者があったんだと出会えたことに感激しました。

それからは、子供共にここに通っています。
砂糖の害を知り、甘い飲み物はほとんど取らなくなりました。
お菓子も大好きだったのを控えるようになりました。
フッ素洗口も勧めてもらいました。


ブリッジも1度接着し直してもらったこともあります。
その時に、次取れたら作りかえた方がいいかもね。と言われていました。
案の定すぐ取れてしまいましたが、妊娠出産を挟んだこともあり、なかなか歯医者に行けず、取れたままはめている状態で2年?ほどいました。

舌で簡単にパカッと取れるので、歯磨きの際に外して歯もブリッジも磨く、という義歯のような手入れをしておりました(´;ω;`)




前置きが長くなりましたが、20年前に抜歯した右6番にかけた5、6、7のブリッジの件で、、
1ヶ月ほど前に右5番の顎に圧痛を感じ、歯医者に行くと右5番の根元に小さい膿がたまっているので、根管治療をしました。
2回ほど根にお薬などを入れたりして、痛みも無くなり、レントゲンでも影も無くなったので終了しました。

そして、ブリッジも作りかえようと言われていたので、お願いすることにしていたのですが、私が他の選択肢は無いか聞いたところ、
ブリッジ、インプラント、義歯 の3つを教えていただけました。


そこの先生は、治療費が高くつくような治療はあまり強引に勧めず、勧めるとしてもとても申し訳なさそうに勧めてきます。

先生言わく、私は対合歯の右上6番が伸びてきているらしく、ブリッジを新しく作っても5年もたず壊れる可能性がある。
身内などに治療するならインプラントにするかなぁ。
骨もしっかりあるし、成功率は高いと思う。という事でした。


右上6番は、ブリッジが外れていたにしてもずっとはめて生活していたのに伸びたりするのものなのでしょうか。
実際、私が見ても見えている範囲が少し長い気はします。

手前の右上5番との噛み合わせ部分の差は無いが、奥の7番臼歯とは高さの差が1〜2mmある状態です。
斜めに下がってきてるのでしょうか?

インプラントをする場合は、この上6番を少し削って噛み合わせ調整をするとの事でした。
先生を信頼しているので、先生がそうおっしゃるならと二つ返事でインプラントにしますと即答しました。
(先生の方がびっくりしていました)


来週、埋める予約を取りましたが、帰り際に受付の方にあまり安易に考えない方がいいですよ、私の母も何本も取れましたから。と告げられました。

それまでは、何の不安もなくお任せしようと思っていたのですが、帰ってインプラントについて調べていたところ、神経管やら、歯周炎やらデメリットが怖くなってしまい、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。


先生は、顎の骨もあるし大丈夫と言ってましたが、医院にCTが無いので少々不安です。
(レントゲンで判断。骨が薄い人などは事前に別でCTを撮ってきてもらうことはあるらしい)

そして、AQBインプラント1回法使用みたいで、ネット情報によると成功率は高いが周囲炎になりやすく、なったら進行が早いと見て、怖いです。

金額は10年保証で22万。
(元々儲け主義でないみたいで金額設定も安め)

抜歯後20年の歯茎と、抜歯と同時とでは成功率や、その後の予後の違いはあるのでしょうか?


またブリッジを作り直すのと、インプラントであれば先生方は、自分や身内に治療するならどの方法を取りますか?
また上記の3つ以外に良い選択肢があればアドバイスお願いしたいです。

これ以上歯を失うのは嫌です。
この歳でインプラントをして、何度もやり変えるはめになったりするのも嫌です。
もちろんこれからはもっと本気でプラークコントロールやメンテナンスしていくつもりです。
できるだけ自分の歯で健康に過ごしたいです。



ちなみに、今の私の口腔内環境は、

歯並びは良い
●神経失活歯 →左上6番 .左下7番.右上1番.右下5番
その他複数治療歯あり
●下顎左右親知らずは両方7番を押すように斜めに生えてきており、食べカスが溜まりやすく、3年ほど前に虫歯になり左のみ抜歯。
その後、斜めだった右が真っ直ぐ生えた。
そのためか、左下3番が若干前に出た気がする。
●右上6番が下に下がってきている?らしい
●左7番も同じく歯の側面が長く、下がってきているというよりは奥歯が磨きにくいため力を入れすぎるクセがあり、そのため歯茎が少し上がってる?ような印象です
歯肉炎歯周病などの指摘はない
●虫歯の指摘は無いが、ちゃんと隅々見てくれていない気もする
フロスがひっかかる所があるので詰め物の段差か虫歯か...)
●痛む歯などはない
●フッ素洗口はフッ素に発ガン性があると耳にしてからまじめにしていなかった
(このサイトで心配無いと知ったのでこれからは欠かさずする)
コンクールジェル、アパガードリナメル、MIペーストを利用している
前歯右1番をウォーキングブリーチ


最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の診察で主治医に納得のいくまで聞くつもりではいますが、この歳でこんなにも歯を悪くさせてしまったことが情けなく、入れ歯に近づいていると思うと不安でこの数日家事も手につかず、、、
先生方のご意見もお聞かせくださいm(__)m


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-10 19:08:56
そうですね…

個人的にはブリッジインプラントという患者さんは多く経験していると思います。

皆さん満足度は高いと思いますので、決して悪い治療法ではないように思います。


ただ、シェットランドシープドッグ さんも書かれているように「CT無し」というのはいかがなものか…という気はしています。

僕自身、CTを導入したのは10年ほど前からですが、インプラント治療をするようになって15年以上経ちます。
つまり、5年くらいCT無しでインプラント治療を行っていたわけです。
CT無しの時代にインプラントを行った患者さんに対しCTを撮り直してみると「結構ぎりぎりだった」と言うケースがいくつかありました。
(結果的には大きなトラブルもなく経過しておりますが)

なので、現時点では「CT無しでインプラント治療を行うのは危険」と感じています。
(あくまでも私見ですが)


また、AQBインプラントに関しても「やや不安の残るシステム」と感じています。
(これも私見です)

治療方針も考え方も賛同できますし、なによりも担当の先生がとても良い先生のようで信頼してお任せしたいのはやまやまですが、「CT無し」「AQB」の二点だけは正直言って残念でなりません。

担当の先生とよく相談し、場合によっては「インプラントだけは信頼できる別の歯科医を紹介してもらう」などされてみてはいかがでしょうか?
(僕としても非常に心苦しいのですが…)

最低でもCTだけは事前に別の医療機関で撮ってもらうことをお勧めいたします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-11-10 22:33:51
ちょっと気になったもんで。

>この歳でこんなにも歯を悪くさせてしまったことが情けなく、入れ歯に近づいていると思うと不安でこの数日家事も手につかず、、、

ここまでお口の中の健康に配慮なさっていれば新たなむし歯はできないでしょうしましてや入れ歯になるようなことはないと思います。


>右上6番は、ブリッジが外れていたにしてもずっとはめて生活していたのに伸びたりするのものなのでしょうか。

これはしばしば遭遇します、できれば挺出した分だけイントルージョンすれば削らなくても済むのですが。

>●フッ素洗口フッ素に発ガン性があると耳にしてからまじめにしていなかった
(このサイトで心配無いと知ったのでこれからは欠かさずする)

フッ素に頼るむし歯予防はどうかなと思います。

>●コンクールジェル、アパガードリナメル、MIペーストを利用している

おまじないくらいの意味しかないと思います。

むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
予防歯科 http://www.yamadashika.jp/prevent.html

インプラントについてのご質問についてはやっていないのでひかえさせていただきます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シェットランドシープドッグさん
返信日時:2017-11-11 00:59:32
櫻井先生

長い文章を読んでいただき、お返事くださりありがとうございます。
やはり、CTが無いのは気になりますよね。

いい加減な治療をするような先生でも無いと思ってますし、ずっと診ていただきたいので他で処置するのは、私としても気が引けてしまいます。
その点については、主治医に再度確認してみます。

櫻井先生がお考えのAQBインプラントへの不安とは、具体的にどのようなものか、よろしければ教えていただけると有り難いです。





山田先生

長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今のケアで、この先の虫歯の心配はないと言って下さり、少し安心しました。
ただ、私はどうも虫歯ができやすい歯質のような気がします。
徹底的にプラークコントロール頑張らなきゃなと思います。


お砂糖摂取量も拝見いたしました。
調味料分を除くと、オヤツで摂っていい量ってほんのわずかなんですね。
スティックシュガー3本というとけっこうなお砂糖の量に感じますが、市販のお菓子に入ってる量の方がはるかに多いことと思います。

原材料などを必ずチェックして、できるだけ添加物など入ってないものを選ぶよう心がけているのですが、糖類が何gかまでは表記されてませんもんね。
そう思うと、市販のお菓子は到底食べれないな、、と思ったことでした。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-11-11 10:08:10
>櫻井先生がお考えのAQBインプラントへの不安とは、具体的にどのようなものか、よろしければ教えていただけると有り難いです。

個人的には第一に「ワンピースはなし」だと思っています。
将来的な口腔内の変化に対応するのが難しいためです。
(1歯欠損→複数歯欠損→無歯顎→寝たきり、など)


二番目に「HAコーティングはなし」とも考えます。
確かにHAコーティングは早期の安定はできますが、逆に「感染に対しても弱い」ということです。

歯科医の技術が優れていればHAコーティングでなくても初期固定は十分得ることができます。
言い換えれば「歯科医の技術の未熟さをHAで補うが、その裏には感染のリスクが伴っている」と考えます。
(あくまでも私見ですが)


第三に「シェアが低いインプラントはなし」です。
これは賛否あるとは思いますが、万が一、患者さんが引越しをして遠方(特に海外など)に行かれた場合、マイナーなインプラントでは誰もフォローしてくれない可能性があります。
メジャーなインプラントであれば、世界中、主要都市であれば扱っている歯科医が必ず見つかります。

なので、個人的に「AQBはなし」というのが結論です。
(業界から大バッシングを受けるかもしれませんが…(^-^;)

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2017-11-11 10:28:46
ご相談ありがとうございます。

>私の母も何本も取れましたから。と告げられました。

それは成績のとても悪い例えです。
ふつうそんなことはありません。


>神経管やら、歯周炎やらデメリットが怖くなってしまい、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

どのような治療にも、必ずデメリットやリスクが伴います。
大事なことは、それをいかに乗り切る準備ができているか、いかに克服した実績があるか、で安心できることです。


>右上6番は、ブリッジが外れていたにしてもずっとはめて生活していたのに伸びたりするのものなのでしょうか。

ブリッジを治療する以前に、相当虫歯の状況が全体的に良くない場合は、すでに歯列が乱れていた可能性は小さくありません。


>またブリッジを作り直すのと、インプラントであれば先生方は、自分や身内に治療するならどの方法を取りますか?

一般的にはよく言われている通りです。
ただ、お一人ずつで違いますから、何が適切かは検査・診断が不可欠です。

私ならば、身内と区別することなく全ての人へ平等に、全体を長期的に見た、一生の心身の健康を目標とした、総合的な検査があるとお話しするでしょう。
そして、いくつか選択肢をお話しした上で、ご自身がどうなったら一番嬉しいのか?とお話しを聞くでしょう。


>また上記の3つ以外に良い選択肢があればアドバイスお願いしたいです。

矯正治療で隙間を埋めたり、余っている親知らずの移植も一般的には選択肢です。
長期的には、歯の再生治療も早まることだってあり、それを待つ準備の治療という選択肢もあります。


>これ以上歯を失うのは嫌です。

一生歯を残すことを大前提に進めたいものです。
それは可能ですし、実績もあります。


>この歳でインプラントをして、何度もやり変えるはめになったりするのも嫌です。

それは一般的に避けられます。


>もちろんこれからはもっと本気でプラークコントロールやメンテナンスしていくつもりです。

良い心がけです。

ただし、その内容も大事です。
虫歯や歯周病感染予防という、感染管理はどうやら必要のようですが、もう一つ忘れないようにしましょう。

それは6番の補綴治療が必要になったことは、咬合力というチカラの管理が必要ということです。
治療前のチカラの検査、その検査・診断結果に基づく治療中のチカラのコントロール、そして確定診断に基づく同じ検査による治療後のチカラのマネージメントです。

なぜかと言えば、これまで頻繁に外れたり化膿したりした原因の一つがチカラであることがふつうであれば、チカラの検査を抜きにしてこれからの健康の保全は不可能だからです。

それが総合的なメインテナンスです。


>できるだけ自分の歯で健康に過ごしたいです。

一生歯を残すことはふつう可能です。

ただお一人ずつで違いますから、なぜこうなってしまったのか?という原因を突き止める、病態診断でご自身のプロファイリングを受け、ご自身だけにあった治療計画、そしてその確定診断に基づいた再発予防計画を、具体的に書類にしておけば安心です。


>●歯並びは良い

良いですね。

でもチカラは見た目ではわかりませんよね。
見た目だけではなく、一生困らないようにしたいならば、毎日使っていくために機能的な歯並びかどうかが大事です。

つまり、歯の性能ですね。
歯の性能によって心身の健康を守れるからです。

そのために咬合状態や咬合力や咀嚼能力や咀嚼能率など咬合の検査がいくつもいくつもあります。
それにより、機能的な正常咬合と診断がつけばさらに安心できます。


>●神経失活歯 →左上6番 .左下7番.右上1番.右下5番その他複数治療歯あり

かなり用心しなければなりません。

その状態を診断する一つの方法として、歯質欠損の症型分類という診断法があり、難易度が4分類、健康状態が100点満点で何点、と数字で診断できます。


>●下顎左右親知らずは両方7番を押すように斜めに生えてきており、食べカスが溜まりやすく、

管理に気をつけましょう。


>そのためか、左下3番が若干前に出た気がする。

親知らずのせいで余計出てくることはありません。


>●右上6番が下に下がってきている?らしい

咬合平面の検査というのがあり、その「らしい」かどうかを診断できます。
お一人ずつの頭の骨と歯列との関係を正確に検査して、基準となる平面装置を使用して診断します。


>●左7番も同じく歯の側面が長く、下がってきているというよりは奥歯が磨きにくいため力を入れすぎるクセがあり、

もし良くない癖であれば、治療を受けましょう。


>そのため歯茎が少し上がってる?ような印象です

もし歯根が露出しているようなら、原因を検査した上で、特別な予防プログラムが必要です。


>●歯肉炎や歯周病などの指摘はない

単に、お互いにそういう話題が出なかったのか、あるいは、しかるべき検査・診断の上で、お互いに記録を見ながら、よし!病気がない、と確認ができているのか、で全く異なります。


>●虫歯の指摘は無いが、ちゃんと隅々見てくれていない気もする

もう虫歯で慌てないようにしたい、とご希望を言わない限り、決して見落としなく総合的に見てはくれません。
果報は寝て待て、は歯科ではないからです。


>(フロスがひっかかる所があるので詰め物の段差か虫歯か...)

自己診断は危険ですから、必ず相談して将来に禍根を残さない検査を受けましょう。
必ず周到かつ綿密に網をかければ、ふつう一生予防できます。

ふつう、もう虫歯の苦労から解放されます。
実績は多数あります。


>●痛む歯などはない

チャンスです。
予防とは痛くない時にするべきだからです。

皆様は、ふつう痛くなってから駆け込むから、ひどい目にあってきたことを思えばチャンスです。


>●フッ素洗口フッ素に発ガン性があると耳にしてからまじめにしていなかった

確かにあやまてば毒性の強い物質です。
特に乳幼児などは注意が必要ですし、使用方法もプロファイリングに従って指導を受けましょう。


>(このサイトで心配無いと知ったのでこれからは欠かさずする)

これもプロファイリングに従って、本当に必要かどうか指導を受けましょう。


>●コンクールジェル、アパガードリナメル、MIペーストを利用している

そのような自己診断は、とても危険です。
きちんとプロファイリングに適した指導を受けましょう。


前歯右1番をウォーキングブリーチ

一時期、流行った方法ですが、リスクもあり現在では他の方法で行なっています。


>この歳でこんなにも歯を悪くさせてしまったことが情けなく、入れ歯に近づいていると思うと不安でこの数日家事も手につかず、、、

歯科医院とは、不安を取り、安心を提供するカウンセリングの場所です。
歯科医院とは、歯を削るだけではありません。
削らずに治すことも可能だからです。

その治療により、不安は解消し、希望が湧き、自信がみなぎり、毎日がワクワク楽しくなれる、そんな場所が歯科医院です。

そうすれば気持ちが正反対に変われることがあり、この歳でまだこんなに歯が良い、ときっと思えることでしょう。

なんでも相談しましょう。


AQBインプラントへの不安とは、具体的にどのようなものか、

それは使用している材質的にはとても優れた設計であり、とても早く骨に馴染み、治療がとても簡単にすみます。

反面、特別に症例を選ばなければならず、またもし感染が起こると対処がとても難しい素材でもあります。
感染管理はどのインプラントでも同じですが、とりわけ徹底が必要です。

総合的には、他のシステムより劣るところもあり、現在もごく一部の歯科医師に限られており、一般的にはあまり普及していません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-11-11 10:45:58
>はどうも虫歯ができやすい歯質のような気がします。

これは無いでしょう、少なくとも私の臨床経験では遭遇したことはありません、ひどいむし歯ができている方は著しいおさとうの過剰摂取の方ばかりでした。

重症のむし歯 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=168


>徹底的にプラークコントロール頑張らなきゃなと思います。

おさとうの過剰摂取さえなければそこそこできていれば心配ないと思います、むし歯ばかり心配して人生の幅を狭くするのはあまり得策ではありません。


>そう思うと、市販のお菓子は到底食べれないな、、と思ったことでした。

夕食が終ったあとのおいしいお茶とお菓子は生活の潤いです、程度をわきまえることでしょうか。

我々のグループの40年あまりの研究ではお菓子としてのお砂糖は一日一種類一個でむしの歯予防は十分可能だとの結論に至っています。

横浜歯科臨床座談会 http://y-zadankai.com/prevention/index.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シェットランドシープドッグさん
返信日時:2017-11-11 23:44:22
櫻井先生

お返事ありがとうございます。


大変わかりやすく説明ありがとうございます。
1回法は、今後の口腔環境に適応が難しいとは見たことがありましたが、HAコーティングが感染の確率が高いのは初めて聞きました。

それは、なぜなのでしょうか?
どういう理由で感染しやすいのか知りたいです。


また、AQBでも2回法はあるみたいですが、そちらもやはりHAコーティングということですよね。
やはり、2回法の形を取ったとしても感染のリスクは高いということでしょうか。


通ってる医院にはAQBの取り扱いしか無いみたいですし、何よりCT無しの先生の勘にによる治療になるのが不安ですので、セカンドオピニオンで違う医院を探してみたいと思います(>_<)
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シェットランドシープドッグさん
返信日時:2017-11-11 23:50:38
さがら先生
ご回答ありがとうございます。

また、すごく丁寧で詳しく説明してくださり、聞いたことのないような検査があったりで今の医院で最善の治療をと考えていた私ですが、セカンドオピニオンを視野に入れてみることにしました。


今の医院はとても良い先生ですが、やはり設備があまり整ってないですし、さがら先生が言われているような検査などは設備の面から到底できないような感じです。

総合的に見て、色んな方向から全体的良い方向に持っていけるような治療をしてくれるところを探してみようと思います。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シェットランドシープドッグさん
返信日時:2017-11-11 23:58:34
山田先生

回答ありがとうございます。


>>はどうも虫歯ができやすい歯質のような気がします。

>これは無いでしょう、少なくとも私の臨床経験では遭遇したことはありません、ひどいむし歯ができている方は著しいおさとうの過剰摂取の方ばかりでした。

そうなんですね!てっきり、肌質や体質のように歯質があり、エナメル質が薄いだ強いだがあるかと思っておりました。
ですが、歯磨きしなくても虫歯にならないような人が周りにいたりするのですが、それは歯質ではなく子供の頃に感染したミュータンス菌の有無の差なのでしょうか。

確かに付き合いもあるし、これから先甘いもの一切口にしないよう必死になるのはストレスにもなりかねません。
程度をわきまえて、たまにのオヤツを楽しみます^_^
一種類一つとは、例えばクッキーなどの箱菓子だとすると、その中の1個包装の1枚のみということになるのですよね?

それでしたら、以前は完全な糖の過剰摂取に当てはまりますね。。
気をつけます。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2017-11-12 00:54:22
歯磨きしなくても虫歯にならないような人が周りにいたりするのですが、それは歯質ではなく子供の頃に感染したミュータンス菌の有無の差なのでしょうか。

総レンサ球菌に対するS.mutans比率です。

この研究です。

0歳から食を中心とした生活習慣に留意して子育てした子供たちの口腔内細菌について

http://www.yamadashika.jp/prevent15.html

横浜歯科臨床座談会むし歯予防研究会の今村智之らの研究です。
http://y-zadankai.com/prevention/index.html


>例えばクッキーなどの箱菓子だとすると、その中の1個包装の1枚のみということになるのですよね?

おさとう三本分クイズ http://www.yamadashika.jp/prevent09.html を参考になさってください。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2017-11-13 10:40:53
>それは、なぜなのでしょうか?
>どういう理由で感染しやすいのか知りたいです。

ざっくり言うと

1 骨細胞が誘導されやすい → 細菌も寄ってきやすい
2 HAと骨の界面は結合しているが、HAとチタンの界面ははがれやすい

です。

(これ以上詳しく…となると「専門書を読んでください」となってしまいます)

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2017-11-13 23:51:25
その先生はAQBしか扱っていないのでしょうか?

世界的にメジャーなインプラントを使っていただけないのでしょうか?

脱落した例をスタッフがお話して来たのは、きっと患者さんの為、と思ってのことだと思いますので、先生への信頼感を少し心配した方が良いのではないでしょうか?


非常に残念ですが、外科手術が伴う治療なのですから、信頼感に掛けて手術を受けるのは如何なものか、と感じます。

私も、個人的にはAQBインプラントに関しては、余り信頼できない、と感じていて、全く使ったことがありません。

学会、セミナー等で、AQBのトラブルの報告はとても良く聴きます。


長い目で見て、安心できるシステム、良いモノを選択していただきたいと思います。

上手く行けば、人生の中で相当の長い期間使える可能性が高いモノですから。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シェットランドシープドッグさん
返信日時:2017-11-19 23:22:42
山田先生
櫻井先生
松元先生

返信いただきありがとうございました。
また、こちらの返信が遅くなり申し訳ありませんでした。


あれから、ネットのホームページを見て違う病院に相談に行ってきました。
ホームページを見ると、独自の技術で痛くないインプラントを!とうたっていて、症例なども載せていたので思い切って予約を取りました。

その後、街中でその歯科の看板など過大な宣伝が目につき、少々心配しておりますが...


そこの医院のインプラント担当の先生がその日はお留守だったため、詳しくは説明を受けておらず、軽く口の中を見ていただき次回説明を受ける予定です。

そこで、少し質問なのですが、20年前に抜歯した歯の前後、右5番7番ですが、5番は神経は無いがブリッジ冠が半分だったため、歯は半分残っている状態で、(中に入っていたコアのようなものは手前の根幹治療でとりのぞいき、新たに入れてない)7番はブリッジ冠がインレーのような形でしたので、神経はある状態です。

そこへ、現在は前の医院でおそらくコンポットレジンをつめてるような状態です。
先生はできるだけつつかない方がいいと言ってた。


今回の歯医者は、インプラントするにあたり、5番も7番もかぶせる治療?をするようなことを言ってましたが、
どちらが正しいのでしょうか?

また、かぶせるとは5番はどうなり7番はどうなるのでしょうか?
保険で白いかぶせモノなどはあるのでしょうか?
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2017-11-20 10:39:07
>今回の歯医者は、インプラントするにあたり、5番も7番もかぶせる治療?をするようなことを言ってましたが、どちらが正しいのでしょうか?
>また、かぶせるとは5番はどうなり7番はどうなるのでしょうか?

もう少し、詳しく担当の先生か話を聞かれたほうがよろしいかと思います。

よほど、5番7番の状態が悪くなければいじる必要はないように思いますが…。


保険で白いかぶせモノなどはあるのでしょうか?

あるかもしれませんが、個人的にはやめておかれたほうが無難のような気がします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シェットランドシープドッグさん
返信日時:2017-11-20 22:54:52
櫻井先生

いつもありがとうございます。

保険内の白い被せ物、やめといた方がいいのですね。
勉強になります。

歯科医師会の決まり?で神経を取った歯は原則被せ物をするとどこかで見たことがあるのですが、右5番は入っていた金属コアを取り除き、コンポットレジンで詰めただけで強度的に大丈夫なのでしょうか。

コアを入れていたのはブリッジの土台として支えるためで、単品の場合は5番であればそれほど力も加わることは無いとの判断で、レジンで詰めただけなのかもしれませんね。(素人判断ですが)


いずれにせよ、次回インプラントの説明をじっくり聞いて、前後の歯もどうするか聞いてきたいと思います。
はじめての歯科は緊張するので、聞きたいことすべて聞けるかわかりませんか、、
櫻井先生、ありがとうございました。
この件に関して、また質問させていただくと思いますが、その際はどうぞよろしくお願いいたします。



タイトル 右下6番抜歯後20年をブリッジからインプラントへ
質問者 シェットランドシープドッグさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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