受け口の外科矯正、抜歯なしの手術の方が見た目が良くなりますか?
相談者:
vely_velyさん (24歳:女性)
投稿日時:2017-12-10 23:25:12
受け口の外科手術に向けて、手術方法を抜歯なしと抜歯ありの2通り提示されました。
抜歯なしの手術にすると、下顎を2ミリほど後ろにずらして、その1年後に顎先を削る手術をオプションとしてできるといわれました。
逆に、抜歯ありの手術にするともう少し下顎を下げることができますが、顎先を削る手術はないそうです。
私は横顔やしゃくれをとても気にしているので、2ミリ下げられたところでそんなに横顔が変わらない(シミュレーション画像を見せてもらったのですが、依然として下唇が前に出ていました)のであれば、よりあごを後ろに下げられる抜歯ありの方がいいと思いました。
そちらを選び矯正に向けて準備中なのですが、考えてみるとそちらは顎先を削るわけではないので長さは自体変わらず、笑ったときのしゃくれっぽさは変わらないのかなと思いました。
そこで質問なのですが、抜歯なしの手術と抜歯ありの手術では、やはり抜歯なしの手術の方が最終的に見た目はよくなるのでしょうか?
手術方法を決めてもうどうこうすることはできないのですが、気になるので教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
抜歯なしの手術にすると、下顎を2ミリほど後ろにずらして、その1年後に顎先を削る手術をオプションとしてできるといわれました。
逆に、抜歯ありの手術にするともう少し下顎を下げることができますが、顎先を削る手術はないそうです。
私は横顔やしゃくれをとても気にしているので、2ミリ下げられたところでそんなに横顔が変わらない(シミュレーション画像を見せてもらったのですが、依然として下唇が前に出ていました)のであれば、よりあごを後ろに下げられる抜歯ありの方がいいと思いました。
そちらを選び矯正に向けて準備中なのですが、考えてみるとそちらは顎先を削るわけではないので長さは自体変わらず、笑ったときのしゃくれっぽさは変わらないのかなと思いました。
そこで質問なのですが、抜歯なしの手術と抜歯ありの手術では、やはり抜歯なしの手術の方が最終的に見た目はよくなるのでしょうか?
手術方法を決めてもうどうこうすることはできないのですが、気になるので教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2017-12-11 11:15:17
抜歯ありの方が、下顎の移動量は増えると思います。
ただ、その後のオトガイ形成(顎先を削る手術)の移動量によっても、側貌の変化は変わると思います。
もちろん、下顎を手術で大きく移動させると、顔の輪郭はそれなりに変化するので、下顎の出た感じは軽減されると思います。
個人的には、側貌の大きな変化を希望するのであれば、抜歯ありでの手術をして、必要があればオトガイ形成がベストな気もします。
(文面だけの判断なので、実際に診断すべきと思いますが)
再度、矯正歯科医や手術を担当する口腔外科医に詳細をお聞きになってみてはいかがでしょうか。
ただ、その後のオトガイ形成(顎先を削る手術)の移動量によっても、側貌の変化は変わると思います。
もちろん、下顎を手術で大きく移動させると、顔の輪郭はそれなりに変化するので、下顎の出た感じは軽減されると思います。
個人的には、側貌の大きな変化を希望するのであれば、抜歯ありでの手術をして、必要があればオトガイ形成がベストな気もします。
(文面だけの判断なので、実際に診断すべきと思いますが)
再度、矯正歯科医や手術を担当する口腔外科医に詳細をお聞きになってみてはいかがでしょうか。
回答2
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2017-12-11 15:49:52
>顎先を削るわけではないので長さは自体変わらず
手術の際には、咬合平面に沿って顎を下げます。
咬合平面は地面に平行でなく、後方に傾斜しています。
つまり、下顎は後上方に移動することになるわけです。
したがって、顎の先端も後上方に移動されることになり、顎の長さ・顔の長さも短くなります。
抜歯をした上で手術を行えば、移動量が増える為、この後上方の移動も大きくなり、顔の長さはより短くなるはずです。
一方、非抜歯で行えば、移動量がそれほどとれず、したがって、顎先の位置的変化も少なくなります。
顎先が出ているという点ではほとんど変化がない程度でしょうから、オトガイ部を削って後ろに下げるというような処置が必要になるのでしょう。
それでも、口唇部分はあまり下がっておりませんので、現在の状態で突出感が強ければ、当然あまり変化はないということになります。
シュミレーションを見せてもらったということであれば、抜歯したときのものもご覧になったはずです。
気になるようであれば、再度見せていただいてはいかがでしょうか。
手術の際には、咬合平面に沿って顎を下げます。
咬合平面は地面に平行でなく、後方に傾斜しています。
つまり、下顎は後上方に移動することになるわけです。
したがって、顎の先端も後上方に移動されることになり、顎の長さ・顔の長さも短くなります。
抜歯をした上で手術を行えば、移動量が増える為、この後上方の移動も大きくなり、顔の長さはより短くなるはずです。
一方、非抜歯で行えば、移動量がそれほどとれず、したがって、顎先の位置的変化も少なくなります。
顎先が出ているという点ではほとんど変化がない程度でしょうから、オトガイ部を削って後ろに下げるというような処置が必要になるのでしょう。
それでも、口唇部分はあまり下がっておりませんので、現在の状態で突出感が強ければ、当然あまり変化はないということになります。
シュミレーションを見せてもらったということであれば、抜歯したときのものもご覧になったはずです。
気になるようであれば、再度見せていただいてはいかがでしょうか。
タイトル | 受け口の外科矯正、抜歯なしの手術の方が見た目が良くなりますか? |
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質問者 | vely_velyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 歯列矯正の治療法 外科矯正 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。