歯間のレジン充填、保険と自由診療で予後は大きく変わりますか?

相談者: saitamaさん (45歳:女性)
投稿日時:2018-01-04 19:06:21
奥の歯の間に虫歯が出来たのですが、保険適応だと銀歯になるのが一般的という話を聞き、知り合いが自由診療で長く通っている歯医者さんを紹介してもらい受診しました。

白い詰め物は自由診療になると思っていましたが、レジンが得意な先生のため、ありがたい事に保険でも恐らく銀のインレーにはならずレジン充填で出来ますよと言ってもらえました。

削る範囲も保険だからといってすごく大きくなる事も無いとの事でした。


ただ、自由診療は日を分け数時間かけて治療するのに対し、保険は30分で仕上げるそうです。
その為、保険では完成度が低くなって、歯とレジンの段差が出来やすくなるリスクがあるそうです。
う蝕探知液やマイクロスコープも時間の関係で使用しないそうです。
(ルーペは使用)


@う蝕検知液を使わない事で大きなデメリットはありますか?
(虫歯の取り残しが起こる確率が上がったり、う蝕検知液を使わない=使った場合より「かなり」多めに削る ことになりますか?)


A10分で充填したレジンと、倍以上の時間をかけて充填したレジン、段差から二次虫歯になる確率に大きな差はできますか?
(予防はしっかりするつもりなので、単純に充填の精度による違いをお聞きしたいです)

自由診療は時間がかかるという要因に「見た目」を追求するからでは??と思うのですが、見た目を気にせず機能性だけで治療してもらっても、保険の30分という時間はやはり短いのでしょうか?


B自由診療では型取りを行って後日充填するそうですが、保険では型取りは行わないそうです。
歯と歯の間は通常どのように充填するのですか?
(隣の歯にレジンが引っ付いてしまうことは無いのでしょうか?)


C歯の間のレジン充填で、患者さんから治療後フロスが引っかかったり切れるといった相談を受けることはよくありますか?


Dフロスが問題なく通るかというチェックは、保険でもしっかり診てもらえるのが通常でしょうか?
フロスをよく使用するので、通りが悪いと今後ストレスを抱えそうです。

審美的な治療は保険では認められていないように、保険だからフロスの通りもある程度で妥協しなければいけない、というような事はありませんよね?
それとも自由診療の方がより抵抗なくフロスが通り、今後ストレスなく生活できる可能性が高まるものでしょうか?



レジンの材料は同じだと思うので(保険では色合わせがされないだけだと考えています)、磨り減りなどの劣化の条件は同じであれば、今回はレジンが得意な先生ということもあり保険診療でも良いかなと思っています。

虫歯の取り残しさえなければ、段差からの二次虫歯は、自分の歯磨きや予防で防げるのではと考えていますが、どうでしょうか?


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-01-04 19:56:06
確かに迷ってしまいますよね。
同じ先生が同じような治療を保険でやったり自費でやったりするという、歯科のややこしいところだと思います。

先生もある意味器用(自分にはその器用さがないので保険は辞退して自費専門でやってます)だと思います。



ご質問の内容については結局誰がやるか次第ですから、その先生に直接聞く以外で正確な回答は得られないと思いますが、ざっくりと第三者的にお答えするとすれば、この件についてはおそらく丁寧さ(※時間にも当然影響します)の差で、差額は「安心料」と捉える他ないと思います。

審美性もそうですが削る量や段差の有無、フロスの抵抗など全部含めて"精度"ですし、それを30分で仕上げるか、技工士も混ぜて数時間かけて行うかの差で、手間はかけた方が本来は良いと思います。


ただ、むし歯の状況だったり患者さんのケアやむし歯のなりやすさ、かみ合わせなど色々な状況次第で手間をかける効果も差は出ます。(極端な話、非常に雑な治療でも一生持つに決まっている様な治療もあり得ますし、最大限の治療でも長持ちしない場合もあります)

当の担当医の先生が「どちらでも大差ない」と思われる状況なのだとすれば、本当に大差がない結果におそらくなると思いますよ。


もう一度担当医の先生によくご相談して、先生のお勧めの方を選ばれればどうでしょうか?

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: saitamaさん
返信日時:2018-01-05 07:41:51
渡辺先生ありがとうございます。


先生のお勧めは間違いなく自由診療だと思います。
自由診療をメインにされているようなので、説明のほとんどが自由診療の治療についてでした。

ただ、レジンの技術力はとても高く自信もお持ちのように感じられたので、保険の治療でも大差なくしっかりやってくれるのでは、と思えました。


ご回答いただいたように、状況により手間をかける効果にも差は出るのですね。
そういう可能性を考えると、現段階では10万円の差額を「安心料」だとポンと決定できないため、やはりもう少しこちらで回答をいただけたら有難いなと思います。



大変恐縮ですが、引き続き@〜Dの質問につきまして、アドバイスいただけると助かります。
よろしくお願い致します。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-01-05 09:00:05
ご相談ありがとうございます。

>@う蝕検知液を使わない事で大きなデメリットはありますか?

一番は、目で見て取りきれたという思い込みで取り残しが出ることです。

検知液は検査の一種類ですが、検査の意味は目で見てはわからないことを目に見えるように視覚化できることが一つのメリットです。

>(虫歯の取り残しが起こる確率が上がったり、

そう思います。


>う蝕検知液を使わない=使った場合より「かなり」多めに削る ことになりますか?)

ふつう、それはないはずです。


>A10分で充填したレジンと、倍以上の時間をかけて充填したレジン、段差から二次虫歯になる確率に大きな差はできますか?

歯科医師により治療の速さは違いますから、単純に時間だけで判断はできません。


>(予防はしっかりするつもりなので、

患者さんの、そういうつもりだけではとても危険です。
お一人では決して一生歯を守れませんから、予防医療を受ける必要があります。


>単純に充填の精度による違いをお聞きしたいです)

精度は重要です。


自由診療は時間がかかるという要因に「見た目」を追求するからでは??と思うのですが

奥歯は見かけが大事なのでしょうか、世界から見ると異常ですが日本の保険では予防が禁止されているけれど、歯を失わない予防という考えが唯一自由診療の特権です。
予防のための自由診療ではないのでしょうか。


>見た目を気にせず機能性だけで治療してもらっても、保険の30分という時間はやはり短いのでしょうか?

奥歯で重要なことは機能回復ですから、もし機能性であればとても短いと思います。


>B自由診療では型取りを行って後日充填するそうですが、保険では型取りは行わないそうです。

保険でもできるはずです。


>歯と歯の間は通常どのように充填するのですか?

とても手間がかかります。


>(隣の歯にレジンが引っ付いてしまうことは無いのでしょうか?)

それは予防したいところです。

もし一生歯を失いたくない目的であれば、穴の空いたその歯だけではなく、隣の歯のことも計画に入れなければなりません。
隣を失っては意味がないからです。


>C歯の間のレジン充填で、患者さんから治療後フロスが引っかかったり切れるといった相談を受けることはよくありますか?

たまにあります。


>Dフロスが問題なく通るかというチェックは、保険でもしっかり診てもらえるのが通常でしょうか?

可能です。


>フロスをよく使用するので、通りが悪いと今後ストレスを抱えそうです。

安心できる医療が適切ですが、保険規則では歯のことだけが決められており、お気持ちまでは決められていません。


>保険だからフロスの通りもある程度で妥協しなければいけない、というような事はありませんよね?

保険だから妥協しろとも規則には書いてありません。
歯科医院に委ねられています。


>それとも自由診療の方がより抵抗なくフロスが通り、今後ストレスなく生活できる可能性が高まるものでしょうか?

その程度であれば保険でも可能です。


>レジンの材料は同じだと思うので

ほぼその通りです。


>(保険では色合わせがされないだけだと考えています)

美容と予防はできません。


>磨り減りなどの劣化の条件は同じであれば、今回はレジンが得意な先生ということもあり保険診療でも良いかなと思っています。

その条件であればそれも選択肢です。


>虫歯の取り残しさえなければ、段差からの二次虫歯は、自分の歯磨きや予防で防げるのではと考えていますが、どうでしょうか?

それを自己診断あるいは民間療法と言います。

実は、予防医療は科学です。
科学ならば、誰が行っても同じ結果がふつう出るはずです。
ふつう虫歯は撲滅できます。

ではそのお考えに、科学的な裏付けはあるのでしょうか。
将来の予測はできるのでしょうか。

歯科医院での予防医療とは、科学的に結果を予測でき効果的に虫歯を予防できます。
そのためには、検査・診断が必要です。
まず診察を行い、なぜ今頃のご年齢で奥歯が虫歯になったのか、という原因を調べます。


人間は一人ずつ微妙に違います。
全く歯磨きしなくても虫歯にならない人も珍しくありませんし、逆に必死に歯磨きしているにもかかわらず虫歯がくりかえす人はもっとたくさんきっと周り中にいらっしゃいます。

人の真似をしても、ネットで人の結果を追いかけても、良くなる保証はありません。
原因はお一人ずつで違うことも、また人生の時期や環境によりその人自体のリスクが変わってしまうことも珍しくないからです。


また現代の科学はだいぶ進んでいますが、まだまだ足りません。
つい最近の10年間で、今まで何十年と虫歯予防について信頼されてきた基本がすっかり覆されたことだってありました。

その論文を読むのも歯科医師の仕事ですが、一般の方は最新情報をずっと手に入れ続けることは決してできません。
一般の人はそれが仕事ではないからです。


ちなみに、その虫歯の原因や治療結果や将来を予測すると、ご担当の先生のお話の通りだいぶ日数や回数やたくさんの時間が必要なことは十分ありえます。

結局将来どうなれば嬉しいのかであり、その実現をお手伝いするのが歯科医院の役目です。
ご希望をお話ししながら、よく相談しましょう。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: saitamaさん
返信日時:2018-01-06 18:12:48
さがら先生ありがとうございます。

>> 歯と歯の間は通常どのように充填するのですか?
> とても手間がかかります。

⇒具体的に教えていただけないでしょうか?

保険だとこのような手順、と決まっているのでしょうか?
自由診療でもダイレクトボンディングは1日で終わるとよく目にしますが、型取りをせず、即日で削って詰める方法はどのような方法ですか?

(隣の歯にくっついてしまうかもしれない状態で充填して、あとで隙間を作るのですか?それとも型取りに代わるような何かをはさんで、充填するのですか?)

よろしくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-01-06 19:15:38
>⇒具体的に教えていただけないでしょうか?

「とても手間はかかるが精度の高いテクニック」から「簡易的なもの」まで色々なテクニックがあります。

僕の知っている限りでも5〜6パターンはありますし、ケースバイケースでそれらのテクニックを組み合わせたり、使用するレジンの特性によって組み合わせを変えたり、歯科医の技術によってアレンジを加えたりするので、おそらく「無限にパターンはある」と思います。


保険だとこのような手順、と決まっているのでしょうか?

特に決まってはいません。

どれだけ手間をかけるかどうかは担当の歯科医次第でしょう。


型取りをせず、即日で削って詰める方法はどのような方法ですか?

上記のように様々なテクニックがありますので、一般的には「レジン充填」という言葉でまとめられます。


>隣の歯にくっついてしまうかもしれない状態で充填して、あとで隙間を作るのですか?

このパターンは少ないと思います。


>それとも型取りに代わるような何かをはさんで、充填するのですか?

セルロイドや金属の薄いシートを挟んで隣の歯とくっつかないようにするのが一般的だと思います。

レジン充填があまり得意ではない先生の場合、それすら行わない歯科医もいますが「レジンが得意な先生」と言う事であれば、なんらかの方法でフロスは通るようにやってくれるとは思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: saitamaさん
返信日時:2018-01-06 22:11:41
櫻井先生ありがとうございます。

丁寧でわかりやすい回答をいただけて、不安が軽減しました。
こちらで質問してよかったです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-01-07 11:47:00
>先生のお勧めは間違いなく自由診療だと思います。
>自由診療をメインにされているようなので、説明のほとんどが自由診療の治療についてでした。
>ただ、レジンの技術力はとても高く自信もお持ちのように感じられたので、保険の治療でも大差なくしっかりやってくれるのでは、と思えました。

であれば自由診療だけを提供すればいいのにと思いますが、自由診療のみの経営はリスクが伴うので渋々保険診療をされてる感じがしますよね。
自分もそういう時期があったのでよく分かります。


技術に自信はあっても嫌々保険診療をしていて、保険の時は手を抜きますと宣言しているも同然ですが(かつて自分もそういう指摘を受けました)、そういう先生の保険診療はもしかしたら"お値打ち"なのかも知れません。

捉え方次第でコスパ重視なのか確実性重視なのかですから、保険でしてもらっても自費でしてもらっても、どちらでもいいと思います。



概ね他の先生方と似た感想ですが、

>>う蝕検知液を使わない=使った場合より「かなり」多めに削る ことになりますか?)

>ふつう、それはないはずです。

とありましたが、保険診療は(手間をかけた自由診療と較べた場合)時間短縮が最大のテーマになるので、削る量自体を少なくして時間短縮を図るやり方もあれば、多めに削って時間は短いながらもむし歯の取り残しだけは避けておこうという考え方もどちらもあると思います。

(自分がもしも保険診療をするなら、神経を抜かなくて済む範囲に限り後者を選ぶと思います。 
神経に関わってしまいそうならそれもかえって時間をロスするので、神経に近いところは逆に前者)

多すぎず、かつ少なすぎずぴったりに削る、というのが理想的ですが、それが最も時間がかかるでしょうね。
自分の場合で、ケースバイケースですがむし歯を削るだけ(マイクロ+う蝕検知液)で通常30分ぐらいは時間を見ておくことが多いですよ。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: saitamaさん
返信日時:2018-01-12 22:34:39
渡辺先生ありがとうございます。


"お値打ち"、保険でも自費でもどちらでもいい、というご意見とても参考になりました。
ずっと悩んでいたので
、今後自分がどういう治療を受けたいのか色々考えることができました。

う蝕検知液についても詳しく説明をいただき理解することができました。
ご回答ありがとうございました。



タイトル 歯間のレジン充填、保険と自由診療で予後は大きく変わりますか?
質問者 saitamaさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
レジン(白いプラスチック)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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