根管治療が必要に、マイクロスコープは必要か?(ドイツ)
相談者:
namimuさん (33歳:男性)
投稿日時:2018-01-29 23:43:14
回答1
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2018-01-30 00:04:40
namimu さんこんにちは
>マイクロスコープがある医院に移った方がよいのでしょうか。
マイクロスコープがあれば良いというわけではありません。
あくまでも施術するドクターの技量によるものが大きいです。
もちろん、マイクロスコープがあった方がより精密な治療をすることが可能です。
>また、銀歯ごと穴を空ける処置は一般的なのでしょうか。
そういった方法をとることはありますが、穴を開けるのも大変ですし、銀歯の封鎖性が悪ければ根の治療をしても治らない可能性があります。
私も以前はよくやっていましたが、銀歯と歯の間に隙間があることがよくあるので今ではほとんどやっていません。
基本的には、古い銀歯などはすべて取り除いて、感染歯質をきちんと取り除いてから根幹治療を進めるのが理想かと思います。
ドイツでどの程度マイクロスコープが普及しているのかわかりませんが。
>マイクロスコープがある医院に移った方がよいのでしょうか。
マイクロスコープがあれば良いというわけではありません。
あくまでも施術するドクターの技量によるものが大きいです。
もちろん、マイクロスコープがあった方がより精密な治療をすることが可能です。
>また、銀歯ごと穴を空ける処置は一般的なのでしょうか。
そういった方法をとることはありますが、穴を開けるのも大変ですし、銀歯の封鎖性が悪ければ根の治療をしても治らない可能性があります。
私も以前はよくやっていましたが、銀歯と歯の間に隙間があることがよくあるので今ではほとんどやっていません。
基本的には、古い銀歯などはすべて取り除いて、感染歯質をきちんと取り除いてから根幹治療を進めるのが理想かと思います。
ドイツでどの程度マイクロスコープが普及しているのかわかりませんが。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-01-30 10:25:35
銀歯を除去する際に、歯が割れたりヒビが入る可能性を考えての説明かと思われます。
なるほど、それも一案かもしれません。
しかし、なるべくなら銀歯を取り除いた方が感染物の除去には有利なはずです。
紙をくるくると丸めて筒を作って、内部を見てみてください。
筒の直径が小さいほど、また、奥行きが大きいほど、暗くて先が見えにくくなると思います。
見る方向と光の方向が一致すればずっと先まで見えるはずです。
それがマイクロスコープの利点の一つです。
なるほど、それも一案かもしれません。
しかし、なるべくなら銀歯を取り除いた方が感染物の除去には有利なはずです。
紙をくるくると丸めて筒を作って、内部を見てみてください。
筒の直径が小さいほど、また、奥行きが大きいほど、暗くて先が見えにくくなると思います。
見る方向と光の方向が一致すればずっと先まで見えるはずです。
それがマイクロスコープの利点の一つです。
相談者からの返信
相談者:
namimuさん
返信日時:2018-01-31 06:06:57
水川先生、藤森先生
早速のご回答を頂きましてありがとうございます。
両先生のご意見を参考に、こちらでマイクロスコープのある医院を探し、早速本日受診致しました。
幸い、マイクロスコープ、デジタルCT、ラバーダムなど設備がしっかりしたところを見つけることができました。
以下の方針で治療しております。
1.マイクロスコープを使用し、インレー上から穴(1mmx2mm程度)を開けて神経除去、薬注入(本日)
やはりこちらの医院でもインレーは取り除かず、穴を開けて処置しました。
今のインレーが大きいため、新しい仮のプラスチックインレーを入れるより、残した方が安定すること、まずは炎症を止めることが先決だからだそうです。
CT診断後の施術は15分ほどで終わりました。
2.マイクロスコープを使用して神経があったところを埋める(来週月曜)
3.6ヶ月後、再度CTを取り、問題なければインレーを新しいものに交換
手術、術後の痛み共に特に問題はありません。
海外のため最初は医師に質問しづらい気持ちもありましたが、こちらの掲示板でしっかり事前準備して医院探し、治療方法の確認をする事が出来、大変助かりました。
ありがとうございます。
今後の治療で問題や疑問が発生しましたら、またご相談させていただければと思います。
早速のご回答を頂きましてありがとうございます。
両先生のご意見を参考に、こちらでマイクロスコープのある医院を探し、早速本日受診致しました。
幸い、マイクロスコープ、デジタルCT、ラバーダムなど設備がしっかりしたところを見つけることができました。
以下の方針で治療しております。
1.マイクロスコープを使用し、インレー上から穴(1mmx2mm程度)を開けて神経除去、薬注入(本日)
やはりこちらの医院でもインレーは取り除かず、穴を開けて処置しました。
今のインレーが大きいため、新しい仮のプラスチックインレーを入れるより、残した方が安定すること、まずは炎症を止めることが先決だからだそうです。
CT診断後の施術は15分ほどで終わりました。
2.マイクロスコープを使用して神経があったところを埋める(来週月曜)
3.6ヶ月後、再度CTを取り、問題なければインレーを新しいものに交換
手術、術後の痛み共に特に問題はありません。
海外のため最初は医師に質問しづらい気持ちもありましたが、こちらの掲示板でしっかり事前準備して医院探し、治療方法の確認をする事が出来、大変助かりました。
ありがとうございます。
今後の治療で問題や疑問が発生しましたら、またご相談させていただければと思います。
タイトル | 根管治療が必要に、マイクロスコープは必要か?(ドイツ) |
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質問者 | namimuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 ドイツ マイクロスコープ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。