少し顔を出している親知らずの抜歯をするか迷っています
相談者:
まかほおばちゃんさん (54歳:女性)
投稿日時:2018-03-12 11:12:38
親知らずの抜歯について、ご相談させて頂きます。
5、6年前から、左下8番の親知らずが直径2ミリくらいの大きさで歯茎から顔を出しています。
当時通っていた歯科医院では、親知らずが生えてきたのではなくて歯茎が下がったから見えてきたのだと言われ、急いで抜く必要はないと言われました。
それからもずっと、その状態で今日まで来ています。
最近、別の歯科医院に左下7番の虫歯治療に通い始めたのですが一緒に親知らずも抜きませんか?と聞かれています。
7番の歯は、若い頃から治療しては何年か後にまた痛み出し、再び治療を受けるということを繰り返してきており、詰め物を取るとほとんど歯がない状態です。
親知らずを抜きやすい状態で有ることは、私にもよく理解できます。
ですが、怖いのと、抜歯後の痛みを思うと、どうしても踏み切れません。
以前に右下8番の抜歯経験があります。
先生は、どちらでも良いですとは言って下さいますが、7番の歯を入れてからでは、より負担のかかる抜歯に(先生にも私にも)なるとも言われます。
虫歯にならないように、歯磨きは気を付けてきました。
今後もそうして行けばよいのでは?と言い訳がましく思っています。
どうしたら良いでしょうか?
やはり、抜くべきなのでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。
5、6年前から、左下8番の親知らずが直径2ミリくらいの大きさで歯茎から顔を出しています。
当時通っていた歯科医院では、親知らずが生えてきたのではなくて歯茎が下がったから見えてきたのだと言われ、急いで抜く必要はないと言われました。
それからもずっと、その状態で今日まで来ています。
最近、別の歯科医院に左下7番の虫歯治療に通い始めたのですが一緒に親知らずも抜きませんか?と聞かれています。
7番の歯は、若い頃から治療しては何年か後にまた痛み出し、再び治療を受けるということを繰り返してきており、詰め物を取るとほとんど歯がない状態です。
親知らずを抜きやすい状態で有ることは、私にもよく理解できます。
ですが、怖いのと、抜歯後の痛みを思うと、どうしても踏み切れません。
以前に右下8番の抜歯経験があります。
先生は、どちらでも良いですとは言って下さいますが、7番の歯を入れてからでは、より負担のかかる抜歯に(先生にも私にも)なるとも言われます。
虫歯にならないように、歯磨きは気を付けてきました。
今後もそうして行けばよいのでは?と言い訳がましく思っています。
どうしたら良いでしょうか?
やはり、抜くべきなのでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2018-03-12 11:42:16
まかほおばちゃんさん、こんにちは
詳細な状態がわからないので推測で回答させていただきます。
私は必要のない親知らずは基本的に抜歯する方向で考えております。
必要のない状態とは横になっていたり、相手の歯(下なら上)がなかったり、その他さまざまな状態が考えられます。
詳細は下に記載しておきます。
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。
例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
最終的にはご自身で決めていただいてよいと思いますが、あることによるデメリットが大きい場合は抜歯したほうがよろしいと思います。
参考になれば幸いです。
詳細な状態がわからないので推測で回答させていただきます。
私は必要のない親知らずは基本的に抜歯する方向で考えております。
必要のない状態とは横になっていたり、相手の歯(下なら上)がなかったり、その他さまざまな状態が考えられます。
詳細は下に記載しておきます。
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。
例えば親知らずがあることで前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
最終的にはご自身で決めていただいてよいと思いますが、あることによるデメリットが大きい場合は抜歯したほうがよろしいと思います。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
まかほおばちゃんさん
返信日時:2018-03-12 13:17:07
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-03-12 13:47:02
相談者からの返信
相談者:
まかほおばちゃんさん
返信日時:2018-03-12 14:41:23
藤森先生
御回答、ありがとうございました。
「移動させる」と言う事があまりよく理解できていませんが、その様な方法があるのですね。
7番の歯は大きく穴が開いて、輪郭だけの状態です。
歯は一本でも多く残しておきたいので、可能であればそうしたいです。
一度担当の先生に相談してみます。
ありがとうございました。
御回答、ありがとうございました。
「移動させる」と言う事があまりよく理解できていませんが、その様な方法があるのですね。
7番の歯は大きく穴が開いて、輪郭だけの状態です。
歯は一本でも多く残しておきたいので、可能であればそうしたいです。
一度担当の先生に相談してみます。
ありがとうございました。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-03-12 15:11:24
相談者からの返信
相談者:
まかほおばちゃんさん
返信日時:2018-03-12 16:52:44
藤森先生
ご説明頂き、ありがとうございます。
良く理解できました。
でも、少々驚きました。
お忙しいところ、ありがとうございました。
ご説明頂き、ありがとうございます。
良く理解できました。
でも、少々驚きました。
お忙しいところ、ありがとうございました。
タイトル | 少し顔を出している親知らずの抜歯をするか迷っています |
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質問者 | まかほおばちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 54歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。