前歯ブリッジの素材、ハイブリットとジルコニアで迷う
相談者:
なぉぉさん (41歳:女性)
投稿日時:2018-03-09 12:55:21
前歯のブリッジが外れてしまい作り直す事になりました。
神経を取ってある歯で割れてしまうのを防ぐために土台はファイバーコアで入れてもらいます。
その後の被せ物をどんな物にするか決めなければいけません。
ハイブリットかジルコニアセラミックか迷っているのですが、ハイブリットだと金属を使うために境目が黒くなったりする場合があると言われたのですが、金額が全然違うので迷っています。
もちろん審美的にはジルコニアですが、ハイブリットだとそんなに良くない物ですか?
また、審美的よりも耐久性を重視する場合はどちらの方がいいですか?
どちらもあまり変わらないならハイブリットでもいいかなぁ…と思っています。
結構削ってあるので、元の歯の耐久もあまり良くないみたいです。
高い歯を入れて早くダメになってしまうのもなぁ…とも思うのですが、歯のためには金属よりもジルコニアの方がいいのでしょうか?
神経を取ってある歯で割れてしまうのを防ぐために土台はファイバーコアで入れてもらいます。
その後の被せ物をどんな物にするか決めなければいけません。
ハイブリットかジルコニアセラミックか迷っているのですが、ハイブリットだと金属を使うために境目が黒くなったりする場合があると言われたのですが、金額が全然違うので迷っています。
もちろん審美的にはジルコニアですが、ハイブリットだとそんなに良くない物ですか?
また、審美的よりも耐久性を重視する場合はどちらの方がいいですか?
どちらもあまり変わらないならハイブリットでもいいかなぁ…と思っています。
結構削ってあるので、元の歯の耐久もあまり良くないみたいです。
高い歯を入れて早くダメになってしまうのもなぁ…とも思うのですが、歯のためには金属よりもジルコニアの方がいいのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-03-10 09:41:21
こんにちは。
ハイブリッドとはレジン前装着冠のブリッジで保険適用のものですよね?
硬質レジンだけでは強度が弱いために金属が使われ、ほとんどが金属で表側の見えるところだけレジンというものだと思います。
メタルタツーやメタルマージン、歯肉後退の原因になったり、色味があまり綺麗でないため審美的には低いグレードのものになりますが、保険適用になっているのでかなり安く前歯のブリッジが出来ます。
ジルコニアブリッジは金属の裏打ち部分を人造ダイヤモンドとも呼ばれる歯の色に類似したジルコニアで作り、その上にセラミックを盛るものとジルコニア単体で作るものに大きく別れるでしょう。
前者は審美的に優れ、後者は強度的に優れていると大きく分けれるのではないかと思います。
よい素材のものなので自費治療になり全額自己負担です。
生活スタイルや価値観、所属する社会集団の違いによって選択が別れると思います。
ご自身のお口の中にはよい素材のものを使って欲しいと思われれば自費になると思いますが、治療費が大きく異なって来るでしょう。
ハイブリッドとはレジン前装着冠のブリッジで保険適用のものですよね?
硬質レジンだけでは強度が弱いために金属が使われ、ほとんどが金属で表側の見えるところだけレジンというものだと思います。
メタルタツーやメタルマージン、歯肉後退の原因になったり、色味があまり綺麗でないため審美的には低いグレードのものになりますが、保険適用になっているのでかなり安く前歯のブリッジが出来ます。
ジルコニアブリッジは金属の裏打ち部分を人造ダイヤモンドとも呼ばれる歯の色に類似したジルコニアで作り、その上にセラミックを盛るものとジルコニア単体で作るものに大きく別れるでしょう。
前者は審美的に優れ、後者は強度的に優れていると大きく分けれるのではないかと思います。
よい素材のものなので自費治療になり全額自己負担です。
生活スタイルや価値観、所属する社会集団の違いによって選択が別れると思います。
ご自身のお口の中にはよい素材のものを使って欲しいと思われれば自費になると思いますが、治療費が大きく異なって来るでしょう。
相談者からの返信
相談者:
なぉぉさん
返信日時:2018-03-10 16:27:00
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-03-11 10:43:20
ハイブリッドで破折せずにブリッジが機能できるのか?という問題の方が大きいように思いますが、適応であるとの診断であれば主治医の責任の元で大丈夫ということなのでしょう。
ハイブリッドとジルコニアでは強度が大きく異なるのでハイブリッドであれば、支台を大きく削って本当に細い心棒状にしなければブリッジの破折の原因になるのではないでしょうか?
素材特性が大きく違いますからご予算が許すならば、主治医の勧めるものにしておく方がよいと言うのが一般的な歯科治療になると思います。
ハイブリッドとジルコニアでは強度が大きく異なるのでハイブリッドであれば、支台を大きく削って本当に細い心棒状にしなければブリッジの破折の原因になるのではないでしょうか?
素材特性が大きく違いますからご予算が許すならば、主治医の勧めるものにしておく方がよいと言うのが一般的な歯科治療になると思います。
相談者からの返信
相談者:
なぉぉさん
返信日時:2018-03-11 13:05:00
回答3
さくら歯科医院(岐阜県可児市)の鈴木です。
回答日時:2018-03-15 04:30:59
こんにちは。
ブリッジの材質についてお悩みのようですね。
「歯を破折無く長く使いたいのならジルコニアということですね。」
金属を使用してのハイブリッドセラミックスは、装着時の見た目は保険治療可能なレジン前装冠と余り変わりません。
レジンよりは強度や耐摩耗性がありますが、経年変化があり変色もします。
ですから、私の医院では保険不可の場合以外はお勧めしていません。
一方ジルコニアセラミックは、そのような事はなくとても綺麗です。
予算が許すならば、ジルコニアの方が圧倒的に優れていると個人的には考えます。
「ちなみにジルコニアセラミックで前歯1本9万円と言われたのですが、相場が分かりません。
どの歯科医もこの位の金額なのでしょうか?」
私の医院ではもう少し低い設定(詳しくはHP参照)ですが、地域によっては安い方かもしれません。
どうぞお大事になさってください。
ブリッジの材質についてお悩みのようですね。
「歯を破折無く長く使いたいのならジルコニアということですね。」
金属を使用してのハイブリッドセラミックスは、装着時の見た目は保険治療可能なレジン前装冠と余り変わりません。
レジンよりは強度や耐摩耗性がありますが、経年変化があり変色もします。
ですから、私の医院では保険不可の場合以外はお勧めしていません。
一方ジルコニアセラミックは、そのような事はなくとても綺麗です。
予算が許すならば、ジルコニアの方が圧倒的に優れていると個人的には考えます。
「ちなみにジルコニアセラミックで前歯1本9万円と言われたのですが、相場が分かりません。
どの歯科医もこの位の金額なのでしょうか?」
私の医院ではもう少し低い設定(詳しくはHP参照)ですが、地域によっては安い方かもしれません。
どうぞお大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
なぉぉさん
返信日時:2018-03-15 12:59:11
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-03-15 15:01:39
自費治療の場合相場というものはありません。
一般に相場との比較で安い高いということで人を集める種類の仕事ではないからです。
信頼関係を十分築けていて、メンテナンスも含めて通院可能で何かあったら良心的な対応が期待でき将来的に口腔を崩壊していかない方向で治療を行ってくれるような、歯科医院は長年の関係から信頼できるのでその医院がこの金額であれば十分な治療を行いますがどうされますか?と提示できる金額ということになると思います。
治療のコストを下げようと思えば質に目をつむればいいのですから、それは患者さんの長期的な安心には繋がらないでしょう。
よい治療は安くする必要がないので、相場や安さにつられて歯科医院をコロコロ変えると言うことがないようにされた方が、最終的にはよいように思います。
一般に相場との比較で安い高いということで人を集める種類の仕事ではないからです。
信頼関係を十分築けていて、メンテナンスも含めて通院可能で何かあったら良心的な対応が期待でき将来的に口腔を崩壊していかない方向で治療を行ってくれるような、歯科医院は長年の関係から信頼できるのでその医院がこの金額であれば十分な治療を行いますがどうされますか?と提示できる金額ということになると思います。
治療のコストを下げようと思えば質に目をつむればいいのですから、それは患者さんの長期的な安心には繋がらないでしょう。
よい治療は安くする必要がないので、相場や安さにつられて歯科医院をコロコロ変えると言うことがないようにされた方が、最終的にはよいように思います。
タイトル | 前歯ブリッジの素材、ハイブリットとジルコニアで迷う |
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質問者 | なぉぉさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ハイブリッドセラミッククラウン ブリッジその他 ジルコニアクラウン お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。