フィステルを治療しても次から次へと出てくる(第三者より)

相談者: unfixableさん (79歳:男性)
投稿日時:2018-03-30 23:34:16
ここ三年程ずっとフィステルがあちこちに出て、治しても、また出てくるの繰り返しです。
治療により、噛む力が相当弱くなっています。
今日は歯茎の内側に三つできていました。

今通院している歯科医院の先生は、繰り返し出てくるフィステルに、大分疲れてしまった様子で、行き辛くなってきました。
大きな病院へ検査してもらったほうが良いのでしょうか。
(本人はパソコンができませんので、家の者が替わって質問しています)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-03-31 05:17:15
主治医にとっては限界なのかもしれないと思います。
大きな病院が歯学部附属病院でしょうか?
それとも総合病院でしょうか?

総合病院には口腔外科系の歯科医師が多いので、抜歯歯根端切除術等の可能性が高くなるかもしれないと思います。

歯を保存したければ、歯学部附属病院か根管治療に熱心な歯科医を探す必要があると思います。

日本歯内療法学会のHPです。

http://www.jea.gr.jp/kaiin/senmoni.shtml

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-03-31 10:30:21
こんにちは。

フィステルと咬む力が弱くなったのに関連があるのでしょうか?

フィステルはよくあるのが根っこに問題がある場合起きます。
感染源になっている根への慢性炎症反応として、圧を抜くために自然に出来る漏孔です。

ですから孔が開いている間は、不快ではあるが酷い痛みがあるわけではないし、自然に体力が勝れば閉じることもあります。
閉じたり開いたり自然におこなっているわけです。

酷い感染で急性期であれば、頬まで腫れたりそれこそ呼吸困難になるくらい組織の隙を伝って炎症が波及しますので、まだ慢性期でよかったという感じでしょうか?

その根を保存するのがよいのか?根本的に治療するのがよいのか?という問題ですが、根本的に治療を行うには長期間の通院が必要になったり、上部構造の修復物が一時的に使えなくする期間が必要だったりしますので、ご高齢でお元気がなければ、どちらにメリットがあるのか?を考えて加療がなされる場合もあるでしょう。

抜歯してしまえば感染源が取り除けますから、最終的には抜歯に至るはずです。
もちろん治療は困難かもしれませんが、根管治療を再度おこなってみるという選択も出来るでしょうが、その際はしばらく咬むことが不自由になる可能性があるかもしれません。

>今通院している歯科医院の先生は、繰り返し出てくるフィステルに、大分疲れてしまった様子で、行き辛くなってきました。

どうでしょうか?
疲れているのかどうか?
直接お尋ねになってみてください。

患者さんの状態や家族構成、家庭での生活状態などを最もよく知っているのは馴染みの歯科医でしょう。

歯科医が自分はこれ以上の根管治療がおこなえないというならば、紹介状をかいてもらい、専門医を紹介してもらうということも出来るでしょう。

そもそもどういった状態でフィステルを繰り返しているのかがわからないので、主治医によくご相談ください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: unfixableさん
返信日時:2018-04-01 22:44:08
柴田幸一郎先生
貴重なご回答頂いて救われました。
大きな病院とは、個人の病院以外を指しました。

総合病院と歯学部付属病院との違い、どのような歯科医を探せば良いか、勉強になり、とても参考になりました。
また載せて頂いた日本歯内療法学会のHPは、とても有意義な情報で、今も今後も役立ちそうです。
柴田先生にご回答頂いたことにより、大変助かり感謝致します。


ふなちゃん先生
色んな角度から沢山のアドバイス、ご教授ありがとうございます。

フィステルの治療と咬む力が弱くなったのに、関連しているような気がします。

どのような治療をしているのか、本人にしかわかりませんが、いつも食べている食材が固いと言うようになりました。
特に牛肉やニラが咬めなくなってきています。
腫れたり痛みがあるわけではありません。
大分、歯を無くしていますので、できるだけ歯を残したいと思っています。

>そもそもどういった状態でフィステルを繰り返しているのかがわからないので、主治医によくご相談ください。

既に相談はしていまして、体調を整えるようにと言ってくださっています。
親身になってご回答くださり、本当にありがとうございました。



タイトル フィステルを治療しても次から次へと出てくる(第三者より)
質問者 unfixableさん
地域 非公開
年齢 79歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療に関するトラブル
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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