ブリッジが低く神経が残っている歯が痛む
相談者:
和仁さん (38歳:男性)
投稿日時:2018-05-19 09:30:23
質問なんですが。
奥歯2本ブリッジで3本めの歯を削りブリッジをかけています。
・3本めのブリッジをかけている歯が神経が出ているのか象牙を削り気味なのか噛む圧がかかると痛みます。
ブリッジをかける治療中も数回取り外しする際も神経残る歯とブリッジがあたると痛かったです。
時期におさまるとは言われましたが3ヶ月前ですが痛みます。
・ブリッジが以前のものと比べて低いです
低く削り過ぎたかなと後悔しております。
そのため上の歯と噛み合う部分が弱く噛み砕く面積も減った??せいか
細かくかみ砕けない気がします。
顎に違和感も感じております。
極端に低いわけでも強烈な違和感でもなく前回のブリッジから比べると違和感を感じております。
3ヶ月たっても痛み違和感がありますので、考えております。
この場合再度ブリッジを取り外し再作成し直してもらう方がいいのでしょうが、再作成となればまた同じ料金がかかるブリッジのかかる歯をまた削らないといけなくなるのも危惧しております。
ご意見よろしくお願いいたします。
奥歯2本ブリッジで3本めの歯を削りブリッジをかけています。
・3本めのブリッジをかけている歯が神経が出ているのか象牙を削り気味なのか噛む圧がかかると痛みます。
ブリッジをかける治療中も数回取り外しする際も神経残る歯とブリッジがあたると痛かったです。
時期におさまるとは言われましたが3ヶ月前ですが痛みます。
・ブリッジが以前のものと比べて低いです
低く削り過ぎたかなと後悔しております。
そのため上の歯と噛み合う部分が弱く噛み砕く面積も減った??せいか
細かくかみ砕けない気がします。
顎に違和感も感じております。
極端に低いわけでも強烈な違和感でもなく前回のブリッジから比べると違和感を感じております。
3ヶ月たっても痛み違和感がありますので、考えております。
この場合再度ブリッジを取り外し再作成し直してもらう方がいいのでしょうが、再作成となればまた同じ料金がかかるブリッジのかかる歯をまた削らないといけなくなるのも危惧しております。
ご意見よろしくお願いいたします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-05-19 10:16:57
こんにちは。
奥歯2本がブリッジで3本目の歯を削りブリッジをかけています。ということですが状態がよくわかりません。
ブリッジには種類があり欠損部位の隣在する歯を削って土台にした通常のブリッジと、延長ブリッジといって欠損部位の片側にしか歯がないのを欠損修復するブリッジがあるのですがどちらでしょうか?
延長ブリッジの場合条件がより悪くなります。
また違う歯をガッチリした鋳造物等で繋いで一体化させて機能させることを目指す訳ですから、土台となる歯は大きく削り取られる必要が生じます。
形成で象牙質が出るのは必須になります。
象牙質が出ると知覚があるので擦られたり削られたり刺激物を与えると痛みます。
それは正常です。
(致し方ないのでステップ毎に毎回麻酔をする場合もあるでしょう)
ですから治療の途中に麻酔をしない状態で象牙質が露出している状態であれば痛むのは当然です。
ですから問題は3か月たったのに痛いということですね。
この場合金属のブリッジであればセラミックや他の素材よりも削られる量は少なくてよいが、熱伝導性がよいので刺激が伝わりやすくそれに耐えられないで知覚が更進した状態が続く場合もあるでしょうし、治療時の刺激により知覚が更進して治らない場合もあるでしょう。
そうなれば抜髄が必要になる場合もあります。
噛み合わせが低いのがどういう状態で起こっているのか、咀嚼能率が落ちているのがどういう状態で起こっているのかについてはここではわかりません。
歯科医にしっかり見てもらい改善が可能なことなのかどうかについて検証してもらうとよいのでしょう。
どういう場合でも治療行為にはダメージが付き物です。
治療を受ける事と受けないことのメリットデメリットを比較してメリットが多いので治療行為は許されています。
それを理解されていなければ魔法を期待するようなものになります。
奥歯2本がブリッジで3本目の歯を削りブリッジをかけています。ということですが状態がよくわかりません。
ブリッジには種類があり欠損部位の隣在する歯を削って土台にした通常のブリッジと、延長ブリッジといって欠損部位の片側にしか歯がないのを欠損修復するブリッジがあるのですがどちらでしょうか?
延長ブリッジの場合条件がより悪くなります。
また違う歯をガッチリした鋳造物等で繋いで一体化させて機能させることを目指す訳ですから、土台となる歯は大きく削り取られる必要が生じます。
形成で象牙質が出るのは必須になります。
象牙質が出ると知覚があるので擦られたり削られたり刺激物を与えると痛みます。
それは正常です。
(致し方ないのでステップ毎に毎回麻酔をする場合もあるでしょう)
ですから治療の途中に麻酔をしない状態で象牙質が露出している状態であれば痛むのは当然です。
ですから問題は3か月たったのに痛いということですね。
この場合金属のブリッジであればセラミックや他の素材よりも削られる量は少なくてよいが、熱伝導性がよいので刺激が伝わりやすくそれに耐えられないで知覚が更進した状態が続く場合もあるでしょうし、治療時の刺激により知覚が更進して治らない場合もあるでしょう。
そうなれば抜髄が必要になる場合もあります。
噛み合わせが低いのがどういう状態で起こっているのか、咀嚼能率が落ちているのがどういう状態で起こっているのかについてはここではわかりません。
歯科医にしっかり見てもらい改善が可能なことなのかどうかについて検証してもらうとよいのでしょう。
どういう場合でも治療行為にはダメージが付き物です。
治療を受ける事と受けないことのメリットデメリットを比較してメリットが多いので治療行為は許されています。
それを理解されていなければ魔法を期待するようなものになります。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2018-05-19 10:51:13
ご相談ありがとうございます。
>ブリッジをかけている歯が神経が出ているのか象牙を削り気味なのか噛む圧がかかると痛みます。
奥歯のブリッジは噛むためが治療目的です。
したがって、その結果は異常です。
噛めているか、痛みの原因はなにか、調べる検査があります。
きちんと検査を受けて根本的に治しましょう。
>時期におさまるとは言われましたが3ヶ月前ですが痛みます。
対策は2つあり、そのようにご都合よく痛みが引くことを一緒にお祈りする放置の方法と、原因を検査してその歯の神経(ほんとうは歯髄)を救い、そうすれば一生歯が残せるように積極的な救済治療をする歯科医療と、分かれます。
3ヶ月は長過ぎです。
待っているうちに確かに痛みは引いてくるかもしれませんが、それは最悪、歯髄が死ぬことを意味します。
痛みが長引くと助かる歯髄も助かりません。
痛みだけではなく手遅れにならないうちに歯を救いましょう。
>・ブリッジが以前のものと比べて低いです
以前が適切だったのかが全く分かりませんが、低いと感じられるくらいであれば、とても異常と言えます。
歯は身体にも、毎日の暮らしにも、とても大事なことを知りましょう。
実は歯はとても精密なので本当のブリッジは難しくて、気が付かないくらいの低いとか高いブリッジとかはたくさん作られています。
大分あとになって、歯がだめになったり、あごや頭や身体がだめになったりした例は枚挙に暇がありません。
なにしろ日本では、ブリッジを入れた後に高さが適切だったかどうかの検査をしないことがほとんどだからです。
ブリッジは高度な治療なので、治療後の検査は世界の常識だからです。
世界からガラパゴス化していて、せいぜい赤い紙をカチカチ咬んで〜?、どう〜?、いい〜?、くらいの、日本の学会でも(咬合の)検査と認められないことでお茶を濁してしまうことが多い、取り残されている後進国だからです。
ブリッジとは大きな治療です。
例えば腫瘍とか大きな体の病気の治療をしたあとで、治ったかどうかを検査に行きませんでしょうか?
不思議な話です。
>低く削り過ぎたかなと後悔しております。
何事も過ぎれば、何もしないよりも悪化します。
>そのため上の歯と噛み合う部分が弱く噛み砕く面積も減った??せいか細かくかみ砕けない気がします。
歯の治療目的とは咀嚼機能の回復です。
咀嚼とは噛み砕く能力(食物粉砕能力)もとても大事です。
最近お国もやっとそのことに気がついて、咀嚼機能検査や咬合力検査を保険に導入してきたくらいです。
>顎に違和感も感じております。
口は体の健康も支えています。
ただの歯の治療と軽く考えると、身体の健康を損なうことがあります。
気をつけましょう。
>再作成となればまた同じ料金がかかるブリッジのかかる歯をまた削らないといけなくなるのも危惧しております。
保険でも担当歯科医院が料金についても医院で責任をもつように保険規則が定めています。
自由診療でも責任感ある歯科医院ならば必ずフォローをしています。
>ブリッジをかけている歯が神経が出ているのか象牙を削り気味なのか噛む圧がかかると痛みます。
奥歯のブリッジは噛むためが治療目的です。
したがって、その結果は異常です。
噛めているか、痛みの原因はなにか、調べる検査があります。
きちんと検査を受けて根本的に治しましょう。
>時期におさまるとは言われましたが3ヶ月前ですが痛みます。
対策は2つあり、そのようにご都合よく痛みが引くことを一緒にお祈りする放置の方法と、原因を検査してその歯の神経(ほんとうは歯髄)を救い、そうすれば一生歯が残せるように積極的な救済治療をする歯科医療と、分かれます。
3ヶ月は長過ぎです。
待っているうちに確かに痛みは引いてくるかもしれませんが、それは最悪、歯髄が死ぬことを意味します。
痛みが長引くと助かる歯髄も助かりません。
痛みだけではなく手遅れにならないうちに歯を救いましょう。
>・ブリッジが以前のものと比べて低いです
以前が適切だったのかが全く分かりませんが、低いと感じられるくらいであれば、とても異常と言えます。
歯は身体にも、毎日の暮らしにも、とても大事なことを知りましょう。
実は歯はとても精密なので本当のブリッジは難しくて、気が付かないくらいの低いとか高いブリッジとかはたくさん作られています。
大分あとになって、歯がだめになったり、あごや頭や身体がだめになったりした例は枚挙に暇がありません。
なにしろ日本では、ブリッジを入れた後に高さが適切だったかどうかの検査をしないことがほとんどだからです。
ブリッジは高度な治療なので、治療後の検査は世界の常識だからです。
世界からガラパゴス化していて、せいぜい赤い紙をカチカチ咬んで〜?、どう〜?、いい〜?、くらいの、日本の学会でも(咬合の)検査と認められないことでお茶を濁してしまうことが多い、取り残されている後進国だからです。
ブリッジとは大きな治療です。
例えば腫瘍とか大きな体の病気の治療をしたあとで、治ったかどうかを検査に行きませんでしょうか?
不思議な話です。
>低く削り過ぎたかなと後悔しております。
何事も過ぎれば、何もしないよりも悪化します。
>そのため上の歯と噛み合う部分が弱く噛み砕く面積も減った??せいか細かくかみ砕けない気がします。
歯の治療目的とは咀嚼機能の回復です。
咀嚼とは噛み砕く能力(食物粉砕能力)もとても大事です。
最近お国もやっとそのことに気がついて、咀嚼機能検査や咬合力検査を保険に導入してきたくらいです。
>顎に違和感も感じております。
口は体の健康も支えています。
ただの歯の治療と軽く考えると、身体の健康を損なうことがあります。
気をつけましょう。
>再作成となればまた同じ料金がかかるブリッジのかかる歯をまた削らないといけなくなるのも危惧しております。
保険でも担当歯科医院が料金についても医院で責任をもつように保険規則が定めています。
自由診療でも責任感ある歯科医院ならば必ずフォローをしています。
相談者からの返信
相談者:
和仁さん
返信日時:2018-05-19 13:54:21
諸先生方ご回答ありがとうございます。
>ふなちゃん先生
銀歯の通常ブリッジになります。
改めて質問なんですが。
とりあえず処置していただいた歯科医院に行き相談してみますというか新しくブリッジ作成して神経の残る歯の処置をしてもらいたいのですが、その際歯の神経を抜く以外に処置はどういった治療があるのでしょうか?
ブリッジの調整は赤い紙をカチカチする以外に咀嚼咬合等の検査のできる歯科医院に変えるのもいいんでしょうか?
今は2年以内なので処置していただいた歯科医院で赤い紙のカチカチで低くなりすぎない様に少しずつ削る作業でやるしかないのかなと思っております。
処置していただいた歯科医院は咀嚼咬合等の検査する様な所ではないです
よろしくお願いします。
>ふなちゃん先生
銀歯の通常ブリッジになります。
改めて質問なんですが。
とりあえず処置していただいた歯科医院に行き相談してみますというか新しくブリッジ作成して神経の残る歯の処置をしてもらいたいのですが、その際歯の神経を抜く以外に処置はどういった治療があるのでしょうか?
ブリッジの調整は赤い紙をカチカチする以外に咀嚼咬合等の検査のできる歯科医院に変えるのもいいんでしょうか?
今は2年以内なので処置していただいた歯科医院で赤い紙のカチカチで低くなりすぎない様に少しずつ削る作業でやるしかないのかなと思っております。
処置していただいた歯科医院は咀嚼咬合等の検査する様な所ではないです
よろしくお願いします。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-05-19 14:53:32
痛みや違和感の頻度は時間経過と共に少なくなっているのか?いないのか?。痛みと違和感は分けて考えられる内容なのか?についてよく監察したり考えてもらう事が必要でしょう。
そのうえで痛みがあるのに新たな治療行為を行うリスクとメリットを教えてもらい、後はご自身が判断されることになると思います。
その際修復物の出来不出来の客観的判断は治療行為を行った歯科医では難しいでしょうから、セカンドオピニオンを受ける価値が出てくるのではないかと思います。
そのうえで痛みがあるのに新たな治療行為を行うリスクとメリットを教えてもらい、後はご自身が判断されることになると思います。
その際修復物の出来不出来の客観的判断は治療行為を行った歯科医では難しいでしょうから、セカンドオピニオンを受ける価値が出てくるのではないかと思います。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-05-19 15:40:06
どのような構造のブリッジか判りませんが、その噛み合わせを低く感じておられるのは気になります。
(実際に低くても、ご本人がそう思わなかったり、少なくても苦痛には感じてないことが多いと思います)
セカンドオピニオンは必要かもしれません。
(実際に低くても、ご本人がそう思わなかったり、少なくても苦痛には感じてないことが多いと思います)
セカンドオピニオンは必要かもしれません。
タイトル | ブリッジが低く神経が残っている歯が痛む |
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質問者 | 和仁さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み ブリッジに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。