7歳、混合歯列期からの矯正で費用と方法の違いに歯科選びで迷う

相談者: ポコアポコの母さんさん (40歳:女性)
投稿日時:2018-07-04 00:36:02
7歳の女児です。
指吸いと舌突出があり、MFT始めました。

乳歯の頃、左右Bは交叉咬合、左右のEは近心階段でした。

現在、上顎1・1が萌出途中で、下顎2〜2ほぼ萌出している状態で、まだ、咬み合っていませんが、開口と反対咬合の兆しがあります。



2ヶ所で矯正相談済みです。

可撤式の床装置に比べて固定式の装置は、相場として20万から30万高くなるものですか。
また、可撤式の装置より固定式の装置の方がワイヤーをつける期間が短い傾向等がありますか。


床矯正の方は、正中のみを開くものではなく、正中線から左右犬歯ら辺に向かって切れ目があり、計3ヶ所開けるようにネジがついているもので、繊細な印象を受けました。
リンガルアーチは使わなそうです。

床装置のみの拡大では第一大臼歯の位置を誘導することが出来ないのではないかと思ってしまいます。
第2期治療のMEAWで第一大臼歯を動かすのでしょうか。

固定式拡大装置を推奨している医師は、床装置では傾斜してしまい、歯体移動は出来ないとおっしゃっていました。


まとまりなく質問ばかりになり申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い致します


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-07-04 01:05:38
こんにちは。

色々な考え方があり、装置の調整の上手い下手もありますし、何よりも御本人のタイプがありますから矯正治療法は何が良くて何がよくないという事は言えないものだと思います。

矯正の種類も色々ありますし、固定式装置も色々な種類があります。
また、固定式装置と可撤式装置を併用する場合もあれば、一時的に可撤式装置を使いつつ固定式装置を使う事になったりその逆の場合もあるでしょう。

ですから何で決めるか?は、医院との相性で決められればよいのではないかと思います。


まだ7歳であればかなりの修整が可能でしょう。
間違った方向に成長していくのを上手く修整して正常に成長させる事が出来るのであれば、どんな方法でもやらないよりやったほうが良いでしょう。

永久歯列獲得までは長いですから通院しやすい事も大切だと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-07-04 10:48:01
7歳程度であればやっと永久歯萌出を開始し始めたところというあたりではないでしょうか。
この時期に考えるべきは、不正咬合を助長するような習癖の除去と、骨格的アンバランスの改善ということになろうかと思います。


習癖といいますと、舌癖や早期接触による反対咬合の様な状態で、その点ではMFTを開始されているということで、治療の方向性としては間違っているということではないでしょう。

トレーニングですから、通えば効果が出るというわけには行かないのが難点ですが。


また、早期接触など、歯の位置が悪いことによって生じる顎の位置の偏位を改善する為に、たとえばリンガルアーチや床矯正装置のようなものを使って、部分的にその歯を移動するということは必要になることはあります。

ただ、そをすれば将来的に矯正治療が必要なくなるということには必ずしもつながらないということです。
あくまで、顎の位置の偏位をとるという考え方です。


一方の骨格的な問題については、顎外力を長期にわたってかける必要性があり、また、その割には効果が限定的であるという点から、実施については慎重になる場合が多いものです。

そして、本当に必要である場合は、将来的には外科的な処置まで含めて考慮に入れておく必要はあることだけは指摘しておくのにとどめます。


年齢的には、まだまだ先が長いですので、最終的な永久歯列期に入ってからの治療の際にいやにならないように、適度な通院ができることが大切であろうと考えております。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-07-04 11:01:31
こんにちは。

質問の内容がいまいち理解できませんが現在の状況なら積極的に介入するか経過観察するかがポイントだと思います。

もし骨格性の反対咬合なら程度によりますが介入も必要かもしれません。

>可撤式の床装置に比べて固定式の装置は、相場として20万から30万高くなるものですか。

よくわかりませんが今の段階で固定式の装置はあまり使わないように思います。

>可撤式の装置より固定式の装置の方がワイヤーをつける期間が短い傾向等がありますか。

いつスタートするか、どの時点でいったん外すか、外さずにフィニッシュまで使うかによって違ってくるでしょう。

>床装置のみの拡大では第一大臼歯の位置を誘導することが出来ないのではないかと思ってしまいます。

私はやったことはありませんが無理だと思います、というより第一大臼歯のコントロールは何を使おうとかなり難しいと思いますよ。

>第2期治療のMEAWで第一大臼歯を動かすのでしょうか。

MEAWは経験がありませんが動かす必要があるなら混合歯列期の方がやりやすいと思います。

>固定式拡大装置を推奨している医師は、床装置では傾斜してしまい、歯体移動は出来ないとおっしゃっていました。

床装置では歯体移動は不可能だと思います。

歯医者を選ぶのは苦労しますね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ポコアポコの母さんさん
返信日時:2018-07-05 07:26:47
船橋先生、今村先生、山田先生、お忙しい中回答頂き、ありがとうございました。


顎外装置は、どちらの先生も使用する症例と仰っていました。
私自身が成人してから矯正し、下顎臼歯が舌側に傾斜してかみにくく、傾斜が心配なことと、なにかと叱る事が多い子なので、装置をつけない、失くす等で更に叱るより、外せない装置で励ますことに専念したいと言う気持ちがありました。

30万の差額は、我が家の家計には「通いやすいか、通えるか」十分に関連する項目なので、可撤式の装置と言われた先生に、もう一度話を伺い、矯正終了後の模型を見せて頂いて、臼歯もしっかり咬合していれば、可撤式の装置の先生にお願いしようと思います。


大変お世話になり、ありがとうございました。



タイトル 7歳、混合歯列期からの矯正で費用と方法の違いに歯科選びで迷う
質問者 ポコアポコの母さんさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
子供の歯列矯正
回答者




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