前歯の早期接触について
相談者:
ももぶどうさん (43歳:女性)
投稿日時:2018-08-25 12:33:21
以前投稿させて頂き、丁寧に解答頂きありがとうございました。
以前の相談内容以外に、何年も解決されない症状があり、再度質問したく投稿させて頂きました。
奥歯を噛もうとすると前歯同士が直ぐに当たり、気持ちが悪い症状があります。
(立っていても、真っ直ぐな床に仰向けに寝て噛み合わせてもそうなります)
色々調べていると、「前歯の上の歯が下の歯を被い、下の歯が見える部分が少ないと噛み合わせが低い」という目安のひとつになるようですが、私の場合は噛み合わせても下の歯は3分の2は見えているので、前歯が直ぐに当たるのは、噛み合わせが低いという原因では無いのでしょうか?
又、右側の噛み合わせが安定せず下顎が左にずれる傾向があるので、それが原因のひとつなのでしょうか?
15年ほど前に前歯を差し歯にした際に、元の歯より幅の狭い小さい歯を入れられてからこのような症状があります。
その後噛み合わせ治療に行き、かなり安定しましたが、少しでも削ると又前歯に当たるという現象がおこります。
差し歯にする前は、前歯が少し出っ歯気味だったので、もしかして元々下顎が左に顎がずれる原因があり、前歯を押していたのが差し歯になりそれが顕著に出たのか?等自分で色々推理しておりますが、原因や解決法が見いだせません。
もし原因や解決法のヒントがあればお教え頂けないでしょうか?
恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。
以前の相談内容以外に、何年も解決されない症状があり、再度質問したく投稿させて頂きました。
奥歯を噛もうとすると前歯同士が直ぐに当たり、気持ちが悪い症状があります。
(立っていても、真っ直ぐな床に仰向けに寝て噛み合わせてもそうなります)
色々調べていると、「前歯の上の歯が下の歯を被い、下の歯が見える部分が少ないと噛み合わせが低い」という目安のひとつになるようですが、私の場合は噛み合わせても下の歯は3分の2は見えているので、前歯が直ぐに当たるのは、噛み合わせが低いという原因では無いのでしょうか?
又、右側の噛み合わせが安定せず下顎が左にずれる傾向があるので、それが原因のひとつなのでしょうか?
15年ほど前に前歯を差し歯にした際に、元の歯より幅の狭い小さい歯を入れられてからこのような症状があります。
その後噛み合わせ治療に行き、かなり安定しましたが、少しでも削ると又前歯に当たるという現象がおこります。
差し歯にする前は、前歯が少し出っ歯気味だったので、もしかして元々下顎が左に顎がずれる原因があり、前歯を押していたのが差し歯になりそれが顕著に出たのか?等自分で色々推理しておりますが、原因や解決法が見いだせません。
もし原因や解決法のヒントがあればお教え頂けないでしょうか?
恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-08-25 14:43:56
15年前の治療が影響しているのか、たまたま偶然に他の要因で起こったのか等を実際に診てもらってください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-08-25 15:00:35
こんにちは。
多くの場合、歯冠修復に至れば好きな方向に歯冠をある程度作ることが可能になりますから、元々出っ歯(1本あるいは2本歯軸が唇側に傾斜していた?)であったものを前歯の冠にするならば、引っ込めて前歯がある程度揃っているように見えるようにしておいてあげようという気持ちが技工士さんに働くことがあります。
そうなれば修復物としては歯冠幅の狭い(元々の歯の幅と異なった)出っ歯ではない見た目のよりよい歯軸傾斜のものが入れられ、下の歯との関係がおかしくなる場合があります。
通常、顎運動は少し幅があるので歯が擦りあう場合も少し幅があってすり合っているのですが、それを狭められるということがおこります。
セットした当初は問題なくても次第に問題が生じてくることがありますからその場合、歯軸がよくなって見た目をよくしているのを如何に変えずにかみ合わせの調整を入れていくかということをおこなう必要が生じることになるのですが、見た目を損なわず行うには限度があるので、しばらくするとまた不調を生じてかみ合わせを調整するということが必要になることがあります。
多くのケースで上の歯の対向の下前歯がガタガタのまま上前歯を綺麗にしてしまうとそういうことがおきやすくなります。
必要であれば下の前歯の歯並びを部分矯正でもよいので修正しておくか、またはそもそもの問題であった上下の歯並びを治したあと天然歯と同じ幅程度の修復物にやりかえることが望まれるかもしれません。
ただ、矯正治療自体敷居が高い治療になるでしょうし、そもそも矯正治療中は苦痛でしかありませんから、あえてそれを選択される人は少ないようにも思います。
ただ、理解できる方は前歯の冠の治療を行う前に歯並びを治しておくことを選択されるのではないかと思います。
多くの場合、歯冠修復に至れば好きな方向に歯冠をある程度作ることが可能になりますから、元々出っ歯(1本あるいは2本歯軸が唇側に傾斜していた?)であったものを前歯の冠にするならば、引っ込めて前歯がある程度揃っているように見えるようにしておいてあげようという気持ちが技工士さんに働くことがあります。
そうなれば修復物としては歯冠幅の狭い(元々の歯の幅と異なった)出っ歯ではない見た目のよりよい歯軸傾斜のものが入れられ、下の歯との関係がおかしくなる場合があります。
通常、顎運動は少し幅があるので歯が擦りあう場合も少し幅があってすり合っているのですが、それを狭められるということがおこります。
セットした当初は問題なくても次第に問題が生じてくることがありますからその場合、歯軸がよくなって見た目をよくしているのを如何に変えずにかみ合わせの調整を入れていくかということをおこなう必要が生じることになるのですが、見た目を損なわず行うには限度があるので、しばらくするとまた不調を生じてかみ合わせを調整するということが必要になることがあります。
多くのケースで上の歯の対向の下前歯がガタガタのまま上前歯を綺麗にしてしまうとそういうことがおきやすくなります。
必要であれば下の前歯の歯並びを部分矯正でもよいので修正しておくか、またはそもそもの問題であった上下の歯並びを治したあと天然歯と同じ幅程度の修復物にやりかえることが望まれるかもしれません。
ただ、矯正治療自体敷居が高い治療になるでしょうし、そもそも矯正治療中は苦痛でしかありませんから、あえてそれを選択される人は少ないようにも思います。
ただ、理解できる方は前歯の冠の治療を行う前に歯並びを治しておくことを選択されるのではないかと思います。
タイトル | 前歯の早期接触について |
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質問者 | ももぶどうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。