前歯の外部吸収の治療について
相談者:
青りんゴさん (30歳:女性)
投稿日時:2018-10-08 22:21:57
外部吸収について教えてください。
いま前歯の歯の真ん中が溶けて外部吸収になってしまい、歯茎をめくって穴を材料で埋めるという治療を受ける予定です。
しかし、穴を埋めても吸収を止めることはできない為、一時的な処置であると説明を受けました。
・自身の破骨細胞が歯を食べてしまうことはわかったのですが、吸収されてる部分を多めに削りとって破骨細胞が関わってそうな部分を取り除いてから、材料で埋めても、吸収を止めることはできないのでしょうか?
・埋める材料は、色々あると思いますが、結果はあまり変わりはありませんか?
・根管治療はだいぶ前にしてある歯です。
根尖病巣はない歯ですが、一度吸収が起こった歯は、新たに根管治療もした方がいいのでしょうか?
お忙しいところすみませんが、分かることがありましたら、教えて下さい。
いま前歯の歯の真ん中が溶けて外部吸収になってしまい、歯茎をめくって穴を材料で埋めるという治療を受ける予定です。
しかし、穴を埋めても吸収を止めることはできない為、一時的な処置であると説明を受けました。
・自身の破骨細胞が歯を食べてしまうことはわかったのですが、吸収されてる部分を多めに削りとって破骨細胞が関わってそうな部分を取り除いてから、材料で埋めても、吸収を止めることはできないのでしょうか?
・埋める材料は、色々あると思いますが、結果はあまり変わりはありませんか?
・根管治療はだいぶ前にしてある歯です。
根尖病巣はない歯ですが、一度吸収が起こった歯は、新たに根管治療もした方がいいのでしょうか?
お忙しいところすみませんが、分かることがありましたら、教えて下さい。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-10-09 09:30:45
こんにちは。
根管治療済の歯なので外部吸収なのでしょうね。
破骨細胞ではなく破歯細胞に変化してしまったのでしょう。
破骨細胞ならば正常な骨代謝が行われるのでしょうが、何らかのエラーがあり破歯細胞に変化したのでしょう。
大抵はそこに起炎物資があったからと考えると思います。
それが感染源になった歯根である事は十分考えられますから、必要があれば根管治療も一緒にされるでしょうが、成功率は非常に低いと想像します。
何もしなければ破壊が続くので、感染源除去を試みるが治療は困難で、将来的には抜歯が必要になる可能性が高いと考えておく必要があるように思います。
治療については引き受けてくれる先生に任せるしかないでしょう。
術中に様々な判断が働くと思います。
根管治療済の歯なので外部吸収なのでしょうね。
破骨細胞ではなく破歯細胞に変化してしまったのでしょう。
破骨細胞ならば正常な骨代謝が行われるのでしょうが、何らかのエラーがあり破歯細胞に変化したのでしょう。
大抵はそこに起炎物資があったからと考えると思います。
それが感染源になった歯根である事は十分考えられますから、必要があれば根管治療も一緒にされるでしょうが、成功率は非常に低いと想像します。
何もしなければ破壊が続くので、感染源除去を試みるが治療は困難で、将来的には抜歯が必要になる可能性が高いと考えておく必要があるように思います。
治療については引き受けてくれる先生に任せるしかないでしょう。
術中に様々な判断が働くと思います。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-10-09 10:23:45
外傷の既往がある歯でしょうか?
もし吸収が起こっている部分が歯冠側付近(根の先から離れた部分)に限られているとしたら、エクストルージョン&歯冠延長術で吸収された部分を歯茎の外に出してしまう方がよいと思います。
そして、もしエクストルージョンしようとしても動かないようなら、既にもっと広範に吸収が進んでいる可能性はありますね。
再根管治療は必要だと思います。
もし吸収が起こっている部分が歯冠側付近(根の先から離れた部分)に限られているとしたら、エクストルージョン&歯冠延長術で吸収された部分を歯茎の外に出してしまう方がよいと思います。
そして、もしエクストルージョンしようとしても動かないようなら、既にもっと広範に吸収が進んでいる可能性はありますね。
再根管治療は必要だと思います。
相談者からの返信
相談者:
青りんゴさん
返信日時:2018-10-09 13:57:52
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-10-09 14:18:40
固定源のことは悩む場合がありますね。
隣の歯だけではなく多数歯に、それを求めることはあります。
また、矯正用インプラントを上手く取り入れる方法もあります。
只、前述のように、既に歯根側寄りにも歯根吸収が始まっている可能性も視野に入れておいてくださいね。
そのときは動かないです。
隣の歯だけではなく多数歯に、それを求めることはあります。
また、矯正用インプラントを上手く取り入れる方法もあります。
只、前述のように、既に歯根側寄りにも歯根吸収が始まっている可能性も視野に入れておいてくださいね。
そのときは動かないです。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-10-09 17:28:25
こんにちは。
外部吸収した歯を残せる条件は歯頚部よりに吸収がある場合です、根尖近くにある時は意図的再植の適応になると思います。
歯頚部直下の歯根外部吸収
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3510
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2786
>・自身の破骨細胞が歯を食べてしまうことはわかったのですが、
吸収されてる部分を多めに削りとって破骨細胞が関わってそうな部分を取り除いてから、材料で埋めても、吸収を止めることはできないのでしょうか?
どうなんでしょう、吸収部を埋めるには抜歯しないとできないと思います。
接着再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3166
>・埋める材料は、色々あると思いますが、結果はあまり変わりはありませんか?
よくわかりません、私はスーパーボンドを使っています。
>・根管治療はだいぶ前にしてある歯です。
根尖病巣はない歯ですが、一度吸収が起こった歯は、新たに根管治療もした方がいいのでしょうか?
感染根管とは別です。
外部吸収した歯を残せる条件は歯頚部よりに吸収がある場合です、根尖近くにある時は意図的再植の適応になると思います。
歯頚部直下の歯根外部吸収
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3510
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2786
>・自身の破骨細胞が歯を食べてしまうことはわかったのですが、
吸収されてる部分を多めに削りとって破骨細胞が関わってそうな部分を取り除いてから、材料で埋めても、吸収を止めることはできないのでしょうか?
どうなんでしょう、吸収部を埋めるには抜歯しないとできないと思います。
接着再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3166
>・埋める材料は、色々あると思いますが、結果はあまり変わりはありませんか?
よくわかりません、私はスーパーボンドを使っています。
>・根管治療はだいぶ前にしてある歯です。
根尖病巣はない歯ですが、一度吸収が起こった歯は、新たに根管治療もした方がいいのでしょうか?
感染根管とは別です。
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2018-10-09 18:38:09
青りんゴさん、こんにちは
外部吸収の歯の治療は、まず根幹治療です。
とくに一度根管感治療した歯なら、再度根幹治療で吸収が止まらなければ、外科的な処置をします。
ただ、根管治療で吸収が止まらなければ、手術しても治らないように思います。
外部吸収の歯の治療は、まず根幹治療です。
とくに一度根管感治療した歯なら、再度根幹治療で吸収が止まらなければ、外科的な処置をします。
ただ、根管治療で吸収が止まらなければ、手術しても治らないように思います。
相談者からの返信
相談者:
青りんゴさん
返信日時:2018-10-09 20:40:14
タイトル | 前歯の外部吸収の治療について |
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質問者 | 青りんゴさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根の病気・異常その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。