下4番欠損、部分床義歯の構造について
相談者:
あんどうさん (29歳:男性)
投稿日時:2018-11-24 21:13:20
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-11-25 00:18:11
こんにちは。
クラスプがないと義歯は落ちたり動いて不快なもので全く使えないものという事になりますから、ノンクラスプデンチャーではなく本来はノンメタルクラスプデンチャーといったほうが良いのだと思いますが、クラスプがないかのように、ノンクラスプデンチャーとよく言われていますね。
単に目立つメタルクラスプをつけないだけで、構造としては樹脂がクラスプの変わりをしています。
メタルクラスプの良いところは、樹脂とは違い細くて折れにくく変に変形しにくいので、頑丈で歯に接する面も狭く清掃性に優れているので頑丈が取り柄の保険適用の義歯に使われます。
しかし金属クラスプは、お口の中で目立つため審美的に受け入れられない方は多く、その場合すべての構造体を樹脂で作るノンクラスプデンチャーが選択できるようになっています(審美目的ですから自費治療ですね)。
義歯としては構造体が不十分なので、基本的にノンクラスプデンチャーの場合は、ご自身の歯のようには噛めないと思われていたほうがよいでしょう。
そういう義歯にレストをつけると咬合圧を隣の歯に伝える事が出来また義歯の沈下を防止することが出来ますが犬歯の形態は元々レストを良い方向につけるには向かないですからあると逆に犬歯を引き倒す力になる場合もあり無理ですと言われる場合はあるでしょう。
ノンクラスプデンチャーは噛むためのものというよりは見た目的に穴を塞いでおくようなものと捉えておかれると出来上がった物を使用された際に失望されなくてよいかもしれません。
ご自身の歯のように、シンプルな構造で違和感がなくしっかり噛みたい場合は、インプラントかまたは両隣の歯を大きく削ってもらいブリッジを選択される事になると思います。
クラスプがないと義歯は落ちたり動いて不快なもので全く使えないものという事になりますから、ノンクラスプデンチャーではなく本来はノンメタルクラスプデンチャーといったほうが良いのだと思いますが、クラスプがないかのように、ノンクラスプデンチャーとよく言われていますね。
単に目立つメタルクラスプをつけないだけで、構造としては樹脂がクラスプの変わりをしています。
メタルクラスプの良いところは、樹脂とは違い細くて折れにくく変に変形しにくいので、頑丈で歯に接する面も狭く清掃性に優れているので頑丈が取り柄の保険適用の義歯に使われます。
しかし金属クラスプは、お口の中で目立つため審美的に受け入れられない方は多く、その場合すべての構造体を樹脂で作るノンクラスプデンチャーが選択できるようになっています(審美目的ですから自費治療ですね)。
義歯としては構造体が不十分なので、基本的にノンクラスプデンチャーの場合は、ご自身の歯のようには噛めないと思われていたほうがよいでしょう。
そういう義歯にレストをつけると咬合圧を隣の歯に伝える事が出来また義歯の沈下を防止することが出来ますが犬歯の形態は元々レストを良い方向につけるには向かないですからあると逆に犬歯を引き倒す力になる場合もあり無理ですと言われる場合はあるでしょう。
ノンクラスプデンチャーは噛むためのものというよりは見た目的に穴を塞いでおくようなものと捉えておかれると出来上がった物を使用された際に失望されなくてよいかもしれません。
ご自身の歯のように、シンプルな構造で違和感がなくしっかり噛みたい場合は、インプラントかまたは両隣の歯を大きく削ってもらいブリッジを選択される事になると思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-11-25 20:52:53
こんばんは。
1本でも歯が残っていたらレストを付けなければ義歯は沈下します、したがってたとえ1本欠損でもレストは必須です。
>レストをつけなければ中長期的に見て義歯が沈んでしまい、
1カ月も使えば沈下します。
>対処法はあるのでしょうか。
レストを付けることです、それしかありません。
1本でも歯が残っていたらレストを付けなければ義歯は沈下します、したがってたとえ1本欠損でもレストは必須です。
>レストをつけなければ中長期的に見て義歯が沈んでしまい、
1カ月も使えば沈下します。
>対処法はあるのでしょうか。
レストを付けることです、それしかありません。
タイトル | 下4番欠損、部分床義歯の構造について |
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質問者 | あんどうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:4番(第一小臼歯) 部分入れ歯 その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。