抜髄してから痛みが取れず、他院受診で根管から針が発見された

相談者: りーだまさん (37歳:女性)
投稿日時:2018-11-28 15:44:35
A医者にて2月に神経を取ってから2〜3回目の治療後に歯が痛み出し、時間外にて治療をしてもらいました。
4月までには治療は完了するとのことでしたが、それからずっと痛みが引かず、治療を継続していました。

4月に仕事の都合で他県へ引っ越ししたため、引っ越し先のB医者へ転院しました。
それでも痛みが引かず、9月にはもう抜歯か、痛みと共に生きて行くしかない。
と言われ、すがる思いで大学病院へ紹介状を書いてもらいました。

大学病院でレントゲンを撮ってもらうと、針らしきものがあり、場所が悪いので、やはり抜歯を進められました。

その時点でA医者とB医者へ問い合わせましたが、針が折れた事実はないと言われました。

次に他の歯の治療をしにC医者へ行った時に痛みのある歯を相談すると、治療をしてくれることになり、つい先日2mmほどのドリルの先のような針がでてきました。
ただ、レントゲンにはいまだ推定で5mm程度の針らしきものが見えていて、治療は継続中です。

針が出てきた事をA医者にはメールでお知らせしましたが、連絡はきていません。

この場合、A医者とB医者両方治療に行っていますので、どちらの医院の針かという特定は困難でしょうか?
針が折れたことは治療中には分からないのですか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-11-28 17:41:55
こんにちは

ファイル破折」で検索してもらうと色々出てくると思いますが、根管治療にはファイル破折はどうしても起こってしまう偶発症で歯内療法専門医と言えど、3〜5%程度の確率で折ってしまいます。

>この場合、A医者とB医者両方治療に行っていますので、どちらの医院の針かという特定は困難でしょうか?

全てのレントゲンデーターがあれば推測出来るかもしれませんが、特定を求めるのであれば医療系の弁護士に相談されるのが早いと思います。


>針が折れたことは治療中には分からないのですか?

不器用な先生で道具の管理がいい加減であればいつ折ったか分からないかもしれません。
 
ただ、多くの先生は5mmも折ればだいたい気づいているとは思います。
(たまに先端1mmが折れることがありますが、この場合は分からないことがあります)


後、このサイトでファイルが感染源的なことを書かれているいる先生もおられますが、個人的にはファイルが感染源には成りえないと考えます。
 http://eedental.jp/ee_diary/2018/04/post-1752.html

私も専門で行っていますが、それでも年に2〜3本はファイルを折ってしまいます。
(レントゲンを撮れば折れた場所、長さは分かるので患者さんにはそれを見せて説明は行っています)


おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りーだまさん
返信日時:2018-11-28 19:40:19
回答ありがとうございます。

ファイル破損が偶発的事故ということは分かりました。

また、ファイルが感染源にならないということですが、もし訴訟等起こしても、ファイル破損は防ぎようのない事故で、痛みもファイルが原因ではないという判定になる可能性が高いのですか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-11-28 22:23:06
こんばんは。

ファイルの折れ込み事故ですね。

折れ込んだファイル http://yamadashika.jugem.jp/?search=%C0%DE%A4%EC%B9%FE%A4%F3%A4%C0%A5%D5%A5%A1%A5%A4%A5%EB&x=0&y=0

>A医者とB医者両方治療に行っていますので、どちらの医院の針かという特定は困難でしょうか?

術前、術中、術後でレントゲンを撮っていれば容易に特定できます、しかしレントゲンがなければ客観的な特定は不可能です。

>針が折れたことは治療中には分からないのですか?

判らないということはありません、折れたら指先の感覚でわかりますし怪しいと思えばファイルの長さを比べれば折れた分はたとえ1mmでも確実に短くなるのですぐにわかります。

レントゲンを撮れば明白です。

>このサイトでファイルが感染源的なことを書かれているいる先生もおられますが、個人的にはファイルが感染源には成りえないと考えます。

それは私ですが感染源にならないと考えるのはよほどの幸運が重ならないかぎりあり得ないと考えるのが妥当でしょう、少なくとも私はお目にかかったことはりません。

井野先生一度抜歯して観察するか長期間経過観察してみることをお勧めします。

>ファイル破損が偶発的事故ということは分かりました。

偶発事故ということには反対はしませんが新しいファイルを使えばまず折ることはありません、しかし曲がったファイルを伸ばして使ったり切れなくなったファイルを使ったり無理やりリーミングしたりすると折れる可能性は高くなります。

歯科医としては偶発事故を防ぐような手立てを普段から講じておく義務はあると考えています、それでも折れてしまったら解決方法を考えておくことは必要でしょう。

>ファイルが感染源にならないということですが

感染根管の中をぐりぐりファイリングしたわけですから感染源にならないと考えるのは楽観的すぎると思いますよ。

>もし訴訟等起こしても、

ファイル破損は防ぎようのない事故で、痛みもファイルが原因ではないという判定になる可能性が高いのですか?

訴訟を起こしてみればわかると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-11-30 09:18:15
文献には
「破折器具の有無が成功率に影響を及ぼさない」
という報告もありますけどね。
 
私は根中央で付近でファイル折れている場合は取りに行きますけど、根尖付近で折れた場合は経過観察を行い、問題が起こればその時外科で対処しています。

多くの場合で外科なしに経過していることが私の臨床です。


むしろ私はガッタパチャーを根管に入れることの方が懐疑的です。
(あんな滅菌もできない感染する材料を歯の中に入れることの方が・・・)


>もし訴訟等起こしても

訴訟を考えられているようであればまず弁護士に相談された方がいいと思いますよ。

相談の注意事項にも
「医療ミス」「裁判」等のご相談はお受けできません。

とありますからね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りーだまさん
返信日時:2018-12-01 07:32:45
回答ありがとうございます。
訴訟うんぬんは考えてなかったのですが、針が入っていることにビックリしてしまって。
継続する原因不明の痛み、出口の見えない毎週の歯医者通い、痛みの有る側に出始めた肩凝りでの整骨院通い…に気力も金銭面でも嫌気がさしているところに針が入っているかもとのことで…針のせいにしたかったのだと思います。

針が関係ないとのことで、また振り出しに戻りました。
もう抜歯を考えてもいいかと思います。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-12-01 10:57:50
>継続する原因不明の痛み

多くの場合で根管治療による痛みは細菌感染の場合が殆どです。
菌が体を攻撃して、それに対して体が危険と感じ痛みというシグナルを出しています。

厄介なのが、痛みの中根管治療を長期間続けていると、歯を抜いても痛みだけが残る【非原性歯痛】になることもあります。

この場合、ペインクリニックなどの専門機関で長期間薬を飲み治すこととなります。
これは女性に有意に多いという報告もありますので注意してください。
http://eedental.jp/ee_diary/2015/09/post-1241.html


大学病院レントゲンを撮ってもらうと、針らしきものがあり、場所が悪いので、やはり抜歯を進められました。

歯の治療は探せば自分の希望により添ってくれる歯科医院もあるでしょう。

ただ、個人的には大学の専門の先生が出した答えが一般的な処置法にも思えます。

ファイル除去に関しては日本には超スペシャリストの先生もおられますが、1本の根管治療で30万近くかかります。
ただし、ファイルを除去しても痛みが取れるという保証はありません。

日本の保険根管治療は今やベトナムより安い費用で行わないといけないので、かなり端折った簡易的な治療をせざるをえません。
ものには適正価格というものが存在してしかりなのですが、歯科保険治療という安価過ぎる治療費で泣きを見る患者さんも大勢いると私は思います。
 
患者さん的にいえば残したいのは十分分かりますが、歯科医師的にいえば根管治療(神経の治療)は残る前提の治療ではありません。

治療中・治療後の予後が悪ければ抜歯もあり得る治療です。

あまり悩み過ぎないようにしてください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2018-12-01 11:42:47
山田先生>
>少なくとも私はお目にかかったことはりません。

経験不足ですね。

井野先生同様、私も何例か経験があります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りーだまさん
返信日時:2018-12-01 13:18:38
先生方、ありがとうございました。



タイトル 抜髄してから痛みが取れず、他院受診で根管から針が発見された
質問者 りーだまさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療後の痛み
リーマー・ファイルが折れた
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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