歯磨きや洗口液等、虫歯や歯周病予防について
相談者:
まなみ23さん (25歳:女性)
投稿日時:2018-12-29 20:36:36
4点質問させていただきます。
よろしくお願いします。
1.洗口液でマウスウォッシュをすれば口の中はスッキリするが気休め程度と歯科医が言っていたのですが、虫歯・歯周病予防にマウスウォッシュは必要ありませんか?
歯磨き後にマウスウォッシュをする必要ありませんか?
2.市販の歯磨き粉には安いものから高価なものまで、たくさん売っているが、どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、歯科医が言っていたのですが、これは正しいでしょうか?
3.あまり強くブラッシングすると知覚過敏になるということですが、軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
4.上記のような意見を言う歯科医を信用しても良いでしょうか?
最近違う歯医者に通いはじめて、このような意見は初耳だったのでちょっと不安です。
よろしくお願いします。
1.洗口液でマウスウォッシュをすれば口の中はスッキリするが気休め程度と歯科医が言っていたのですが、虫歯・歯周病予防にマウスウォッシュは必要ありませんか?
歯磨き後にマウスウォッシュをする必要ありませんか?
2.市販の歯磨き粉には安いものから高価なものまで、たくさん売っているが、どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、歯科医が言っていたのですが、これは正しいでしょうか?
3.あまり強くブラッシングすると知覚過敏になるということですが、軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
4.上記のような意見を言う歯科医を信用しても良いでしょうか?
最近違う歯医者に通いはじめて、このような意見は初耳だったのでちょっと不安です。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-12-30 07:00:50
>洗口液でマウスウォッシュをすれば口の中はスッキリするが気休め程度と歯科医が言っていた
同感です。
>虫歯・歯周病予防にマウスウォッシュは必要ありませんか?
>歯磨き後にマウスウォッシュをする必要ありませんか?
予防効果は殆ど無いとは思いますが、それで清涼感が得られるのでしたら、使用すること自体は構わないと思います。
>どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
ゼオライト顆粒が配合されている物など、避けた方が良い歯磨剤もありますね。
>大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、歯科医が言っていた
これ自体は正しいと思いますが、それ以上に、虫歯に関しては、プラークコントロールよりも、間食や飲料を含む食品の摂り方の方が、圧倒的に関与するかと思います。
異端邪説に惑わされることなく、また、自分流で対応しようとするのでもなく、更には、菓子がどうの砂糖がこうのと言い放つような胡散臭い施設などではなく、ちゃんと予防に取り組んでいる施設で指導していただく、また、それが自分流にシフトしていないかどうか定期的に診続けていただくのが良いように思います。
>あまり強くブラッシングすると知覚過敏になる
かつては、強圧でブラッシングすることで歯が楔状に削れ、それが知覚過敏を引き起こすという説もありましたが、今では、知覚過敏の本態は、上下の歯の接触にあるとされています。
>軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
圧ではなく、ちゃんと歯面に当てることが大事かと思います。
>このような意見は初耳だった
およろしければ、今までどのような認識だったのか、お知らせください。
同感です。
>虫歯・歯周病予防にマウスウォッシュは必要ありませんか?
>歯磨き後にマウスウォッシュをする必要ありませんか?
予防効果は殆ど無いとは思いますが、それで清涼感が得られるのでしたら、使用すること自体は構わないと思います。
>どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
ゼオライト顆粒が配合されている物など、避けた方が良い歯磨剤もありますね。
>大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、歯科医が言っていた
これ自体は正しいと思いますが、それ以上に、虫歯に関しては、プラークコントロールよりも、間食や飲料を含む食品の摂り方の方が、圧倒的に関与するかと思います。
異端邪説に惑わされることなく、また、自分流で対応しようとするのでもなく、更には、菓子がどうの砂糖がこうのと言い放つような胡散臭い施設などではなく、ちゃんと予防に取り組んでいる施設で指導していただく、また、それが自分流にシフトしていないかどうか定期的に診続けていただくのが良いように思います。
>あまり強くブラッシングすると知覚過敏になる
かつては、強圧でブラッシングすることで歯が楔状に削れ、それが知覚過敏を引き起こすという説もありましたが、今では、知覚過敏の本態は、上下の歯の接触にあるとされています。
>軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
圧ではなく、ちゃんと歯面に当てることが大事かと思います。
>このような意見は初耳だった
およろしければ、今までどのような認識だったのか、お知らせください。
相談者からの返信
相談者:
まなみ23さん
返信日時:2018-12-30 09:18:25
小林先生ご回答ありがとうございます。
マウスウォッシュに「歯周病を防ぐ」など、様々な効能が書いてあるのをそのまま信じていました。
鵜呑みにしてはいけないですね。
ここでお尋ねして本当に良かったです。
勉強になりました。
ありがとうございます。
マウスウォッシュに「歯周病を防ぐ」など、様々な効能が書いてあるのをそのまま信じていました。
鵜呑みにしてはいけないですね。
ここでお尋ねして本当に良かったです。
勉強になりました。
ありがとうございます。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-12-30 20:00:49
こんばんは。
>1.洗口液でマウスウォッシュをすれば口の中はスッキリするが気休め程度と歯科医が言っていたのですが、虫歯・歯周病予防にマウスウォッシュは必要ありませんか?
必要ありません、気休めにもなりません、お金の無駄です。
>歯磨き後にマウスウォッシュをする必要ありませんか?
うがいすら必要ありません。
ノンペースト・ノンウオーター http://yamadashika.jp/prevent08.html#04
>2.市販の歯磨き粉には安いものから高価なものまで、たくさん売っているが、どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
>大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、 歯科医が言っていたのですが、これは正しいでしょうか?
正しいです、もし歯磨剤がむし歯予防に有効ならむし歯はできません。
むしろ誤った使い方をすると楔状欠損を起こします。
楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%DC%B8%BE%F5%B7%E7%C2%BB&x=62&y=14
>3.あまり強くブラッシングすると知覚過敏になるということですが、軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
軽く擦るのが一番能率的です、強く擦ると歯肉がすり減ります、そして歯根露出を起こしたら歯磨剤を使っていると知覚過敏になりやがて楔上欠損を起こします。
>4.上記のような意見を言う歯科医を信用しても良いでしょうか?
>最近違う歯医者に通いはじめて、このような意見は初耳だったのでちょっと不安です。
普通の歯医者はそこまでわかっていません。
>1.洗口液でマウスウォッシュをすれば口の中はスッキリするが気休め程度と歯科医が言っていたのですが、虫歯・歯周病予防にマウスウォッシュは必要ありませんか?
必要ありません、気休めにもなりません、お金の無駄です。
>歯磨き後にマウスウォッシュをする必要ありませんか?
うがいすら必要ありません。
ノンペースト・ノンウオーター http://yamadashika.jp/prevent08.html#04
>2.市販の歯磨き粉には安いものから高価なものまで、たくさん売っているが、どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
>大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、 歯科医が言っていたのですが、これは正しいでしょうか?
正しいです、もし歯磨剤がむし歯予防に有効ならむし歯はできません。
むしろ誤った使い方をすると楔状欠損を起こします。
楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%DC%B8%BE%F5%B7%E7%C2%BB&x=62&y=14
>3.あまり強くブラッシングすると知覚過敏になるということですが、軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
軽く擦るのが一番能率的です、強く擦ると歯肉がすり減ります、そして歯根露出を起こしたら歯磨剤を使っていると知覚過敏になりやがて楔上欠損を起こします。
>4.上記のような意見を言う歯科医を信用しても良いでしょうか?
>最近違う歯医者に通いはじめて、このような意見は初耳だったのでちょっと不安です。
普通の歯医者はそこまでわかっていません。
相談者からの返信
相談者:
まなみ23さん
返信日時:2019-01-04 07:59:48
山田先生ご回答ありがとうございます。
勉強になりました。
ありがとうございます。
勉強になりました。
ありがとうございます。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2019-01-04 12:02:41
>2.市販の歯磨き粉には安いものから高価なものまで、たくさん売っているが、どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
フッ化物が添加されているかいないかで、むし歯の予防効果に差があります。
あと、
山田先生>
>正しいです、もし歯磨剤がむし歯予防に有効ならむし歯はできません。
明確に間違いです。
インフルエンザのワクチン接種を考えてみればすぐにわかることかと。
フッ化物が添加されているかいないかで、むし歯の予防効果に差があります。
あと、
山田先生>
>正しいです、もし歯磨剤がむし歯予防に有効ならむし歯はできません。
明確に間違いです。
インフルエンザのワクチン接種を考えてみればすぐにわかることかと。
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-01-04 13:42:12
>あまり強くブラッシングすると知覚過敏になるということですが、
オーバーブラッシングは歯肉退縮の原因の一つだと思います。
歯肉退縮すると知覚過敏を起こしやすいと思います。
>軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
軽くというところが個人によって幅がありすぎると思います。
確か300gぐらいだった記憶があります。
また歯面にできるだけ直角に毛先が当たる方がいいと思います。
>どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
森川先生の回答にあるようにフッ化物含まれている方が予防効果は高いと思います。
使用後のお口のすすぎ方も効果に差が出ると思います。
以下にメーカーのHPへのリンクを貼っておきます。
http://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_g.htm
ただ市販のクリニカアドバンテージにはそういう記載はないと思います。
https://www.lion.co.jp/ja/products/1
これは一般向けの商品と歯科医院向け商品の違いではないかと思います。
クリニカアドバンテージだとしっかりすすがないと口の中に味が残りすぎると思います。
しっかりすすぐとフッ素成分が流れてしまうと思います。
>大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、歯科医が言っていたのですが、これは正しいでしょうか?
正しいと思います。
歯科医の中にも、一般の方の中にもフッ化物否定派は少なからずいらっしゃるようです。
ただWHOでは推奨しているように思います。
また日本歯科医師会のHPにもフッ化物に関してのページがあると思います。
ただ残念ながら内容が更新されていないと思います。
https://www.jda.or.jp/park/prevent/index05_12.html#001
オーバーブラッシングは歯肉退縮の原因の一つだと思います。
歯肉退縮すると知覚過敏を起こしやすいと思います。
>軽くブラッシングするだけで、歯垢は取れるのでしょうか?
軽くというところが個人によって幅がありすぎると思います。
確か300gぐらいだった記憶があります。
また歯面にできるだけ直角に毛先が当たる方がいいと思います。
>どの歯磨き粉を使ってもあまり大して変わらない。
森川先生の回答にあるようにフッ化物含まれている方が予防効果は高いと思います。
使用後のお口のすすぎ方も効果に差が出ると思います。
以下にメーカーのHPへのリンクを貼っておきます。
http://www.lion-dent.com/client/products/basic/checkup_g.htm
ただ市販のクリニカアドバンテージにはそういう記載はないと思います。
https://www.lion.co.jp/ja/products/1
これは一般向けの商品と歯科医院向け商品の違いではないかと思います。
クリニカアドバンテージだとしっかりすすがないと口の中に味が残りすぎると思います。
しっかりすすぐとフッ素成分が流れてしまうと思います。
>大事なことは丁寧にブラッシング(歯磨き)をすること。と、歯科医が言っていたのですが、これは正しいでしょうか?
正しいと思います。
歯科医の中にも、一般の方の中にもフッ化物否定派は少なからずいらっしゃるようです。
ただWHOでは推奨しているように思います。
また日本歯科医師会のHPにもフッ化物に関してのページがあると思います。
ただ残念ながら内容が更新されていないと思います。
https://www.jda.or.jp/park/prevent/index05_12.html#001
タイトル | 歯磨きや洗口液等、虫歯や歯周病予防について |
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質問者 | まなみ23さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 歯磨きに関する疑問 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。