? アマルガムを外し樹脂系等に交換する場合のリスクを教えて頂きたい

アマルガムを外し樹脂系等に交換する場合のリスクを教えて頂きたい

相談者: ウドの小木さん (49歳:男性)
投稿日時:2019-02-10 10:42:57
こんちには、ご質問致します。

昔、虫歯治療で使用していたアマルガムが年数を経過すると少しづつ溶け出し削ったりすると無機水銀から水銀ガスが発生すると言われているようです。

そこで、今後病気へのリスクを回避するためにもアマルガムを除去し樹脂系などに入れ替えたいのですが、数も多くかぶせものが5本、アマルガムと思われる詰め物が6本です。


この歯科チャンネルでもご相談集を拝見させていただくとアマルガムの取り換えについては通常のバキュウームで行い特に問題がないご回答が大半でありますが、歯医者さまが実際にアマルガムの除去をした患者さまでご気分が悪くなった方や後遺症が残ったなど実際にいらっしゃたのか?

もちろん治療の際には麻酔、痛み止め、抗生物質を使用されたりするので因果関係が難しいのでご回答はしずらいと思われますが率直なご意見を賜りたいところです。


尚、治療は換気を十分にし、治療にあたられる方はガスマスクを着用し患者は点滴、ラバーダムなどの設備がある自費診療で行ったほうが良いのか、本数が多いのでかなりコストがかかるため出来れば保険診療がよいのですがよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-02-10 13:30:53
こんにちは。

歯科関係者は職業柄色々なものを吸い込みますから、まず自分自身の身を守ることが大切なのでしょう。

実際に防毒マスクをしてアマルガムを除去している先生を知っていますが、歯科関係者自身の身を守る行為なので術者が防毒マスクをしていますよ。

服の上には不織布で作ったディスポのガウンを着用しています。
最終的にそれらは医療廃棄物に出されるのですが本当にとても怖いものであれば焼却場周辺の人はたまりませんが、歯科医は本人の身体を防御できていればその後は関係ないという立ち位置しか取れませんよね。
何か政治的な活動までしているのでしょうか?


治療時には患者さんには防毒マスクはしませんから行ってもらえるとしても、ラバーダムとバキュームでの吸引と口腔外バキュームでの気化物と切削粉の排泄だけでしょう。

ラバーダムをしていると嚥下できませんからバキューム吸引をしっかりしてもらい鼻で呼吸するしかないです。
(酸欠になるほうが即身体の不調につながります)

その後の吸引物はどうしてるんでしょうね?
その後は知らないという立ち位置しか取れないでしょう。
所詮歯科医ですから物質の移動をするだけです。



ネット上には不要に怖がらせて集患する手法をとる先生がいますが歯科医にできることは限られます。

後のことはどうなっているの?という素朴な疑問がわきませんか?
気化しているのであれば床や壁天井、設備一式を取り替えるのでしょうか?
患者ごとに取り替えるとなると莫大な費用が必要でしょうから絶対にしていませんよね。

熱で気化するのであれば発熱源は歯科治療室にはいろいろあって危険すぎますよね。
その部屋自体が徐々に汚染されていくわけですから逆に危ないかもしれません。
どうしてるのでしょう??
(歯科医やスタッフが防毒マスクやディスポガウン等の着用が必要ということであれば吸引できていないと仮定しているわけでしょうし)
わからないことだらけになってしまいますよね。



>患者さまでご気分が悪くなった方や後遺症が残ったなど実際にいらっしゃたのか?

そういうことを気にする人は何をしてもらっても気分が悪くなりやすいでしょう。
普通の方は気にされませんし、気にしません。

見えないものを怖がる方というのは必ずおられますが生物って実際は凄くタフなのが基本なのではないでしょうか?
神経質に色々考えてしまうと精神的な問題を抱えそうですよね。

病は気からといいますしね。


点滴をしながら治療を受けたいという方が来られたらうちではお断りします。
そういうことを自費で行ってくれる歯科医院を受診される必要はあり本数が多いとかなり高額治療費を請求されるでしょうが、それでご本人が満足できるのであれば対価を支払われておく価値はあるでしょうから、否定はしませんが疑問だらけになりますね。



>かぶせものが5本、アマルガムと思われる詰め物が6本です。

アマルガムは充填材料でしかもかなり古い充填材料です。
現在は使用されていません。
コンポジットレジンで十分だからです。

被せ物があるということですがそちらは保険材料の金銀パラジウム合金でしょう。
アマルガムとはまったく別物で水銀は使用されていません。
しかし身体に悪いパラジウムが使用されていますね。(Au,Pd,Ag,Cu,Zn,In,Ga,Irなど)


せっかくですから除去してもらいオールセラミックに変えてもらうとよいでしょう。

樹脂に変更できるかどうか?
樹脂は安い材料ですがデメリットもあります。
保険適用材料のハイブリッド(他の国では樹脂という程度のもの)のCAD/CAM素材は取り扱っている歯科医院が限られるかもしれません。

もしも自費で除去を行うとその後の修復は同一医院では自費になるので保険適用は諦めましょう。
歯科医の説明をよくきいて代替の素材を決めてください。

最も生体親和性の高い素材はジルコニアだといわれています。
粒度が細かくばらつきが少ないセラミック素材だからです。

ただ硬すぎる素材とも言われていますし金パラより歯を大きく削る必要があります。



詰め物の方はアマルガムなのでしょうか?
ご年齢から考えるとぎりぎりアマルガムの可能性があるかもしれません。

除去には歯科医が重装備を行いできるだけアマルガムは削らずご本人の歯のほうを削り取る必要があるでしょう。
また医院の清掃等で大変なコストがかかるでしょうから、もしかしたら医院またはチェアーを貸切状態でおこなってもらう必要があるかもしれません。
少なくとも一般診療と同時に行えないでしょう。

ですからかなり高額な除去費を請求されるかもしれませんから事前にお尋ねになっておくとよいでしょう。


充填はレジンで十分かもしれませんがアマルガムを削らず歯のほうを削る方法では歯質のほうが少なくなってしまう可能性があるので、充填できなくなってしまう可能性があるかもしれません。

神経が残っている歯の場合歯を多く削り取る治療法は痛みが出る可能性につながり逆に危ないものです。

術者もとても神経を使うので一度に綺麗な充填まで行ってもらえるのか?は少し不安があるかもしれません。
お互い大変お疲れになるでしょう。


もしも怖い怖いと思いながら口の中で作業されれば、ストレスは半端ないでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ウドの小木さん
返信日時:2019-02-10 22:39:33
こんばんは
Dr.ふなちゃん先生ご丁寧なご回答感謝いたします。


@「何か政治的な活動までしているのでしょうか?」というところがよくわかりませのでお教えください。


A「歯医者さんはどなたもアマルガムかどうか診察してもらえばわかるのでしょうか

・かぶせもののパラジウム合金が体に悪いという事を教えて頂きありがとうございます。
セラミックなど安全なものと交換させて頂く様に歯医者さんと相談してみます。

・アマルガムの下の虫歯が出来バキュームだけで治療してもらった記憶もあり、その時も特に気分が悪くなったことはなかったのであまり深く考えすぎかと思います。
しかし、口の中にアマルガムがあるのは良くないことは事実でしょうから可能な限り除去はしてもらいたいです。
 

・通常の歯医者さんで相談しながら保険でできるところはレジン、セラミック、ジルコニア歯の健康を考えながら検討してみます。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-02-11 20:45:09
@アマルガムに関しては口腔内にある場合より環境汚染が問題になり歯科で使用されなくなっています。
ですから医学的な問題ではなく政治的な問題(環境問題)だと言われています。


A見ればほぼわかります。

金銀パラジウム合金は日本の保険治療の主流です。
金銀パラジウム合金が口腔内に入っていても元気なお年寄りは沢山おられます。
また世界の中でも日本は長寿国で有名ですから大きな意味では問題ないでしょう。

小さな事を気にしているときりがないですが、口腔内にそういうものがあることがストレスになる方は歯を削る量は多くなりますがセラミックに変えておくとよいでしょう。

審美的な問題もあり金属からノンメタルへ置き換える治療は現在盛んに行われています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ウドの小木さん
返信日時:2019-02-12 23:49:43
Dr.ふなちゃん先生

お忙しいなか貴重なご回答ありがとうございます。
@、A共、理解致し参考になりました。

近所の歯医者さんに行きよくご相談して決めてきます。


ありがとうございました。



タイトル アマルガムを外し樹脂系等に交換する場合のリスクを教えて頂きたい
質問者 ウドの小木さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
アマルガム
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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