抜随後の口の周りの痛みに顔面神経痛を診断されたことに納得できない
相談者:
ぽっこりんさん (27歳:女性)
投稿日時:2019-02-14 00:10:51
5年前、歯の神経を抜いたことで歯茎を中心とした口の周りが痛くなり、顔面神経痛と診断されたものです。
長くなるのですが、顔面神経痛と診断されるまでの経緯を説明させていただきます。
歯の虫歯治療として神経を抜くことになったのですが、抜いた後から歯茎と頬骨の下あたりに強い鈍痛と、小さい震え、疼痛を感じるようになりました。
他のことが何も考えられないほど、非常に痛かったのですが、当時は忙しくて病院に行く暇がなく、可能なだけ我慢しようとのことで、2週間してから歯医者に行き、抜いた神経の歯を消毒する処置をしていただきました。
それからは痛みの強さは大分収まりましたが、まだ痛いままでした。
歯医者さんもいずれ治るとのことで、特に気にせずに過ごしていました。
しかし半年経っても痛いので、やはりおかしいと思い、歯科専門の大学病院で診てもらうことになりました。
そこで診断されたのは、歯肉に異常がみられないことから、はじめに痛みを我慢した2週間で脳が混乱してしまい、顔面神経痛になってしまったとのことでした。
普段の生活で、常に痛みを気にしすぎていないかと強く言われ、不安が顔面神経痛を誘発してるとも言われました。
半年痛みを放っておけるほど、気にしない性格なので、その診断には少し疑問で、また、小刻みに震えることは顔面神経痛の症状には該当していないとのことで、あまり納得はできませんでした。
その時に投薬治療を勧められたのですが、うつ病にも使われているもので、副作用が強く、1年以上続くとのことで、中断しました。
その内治ると言われたので、投薬はせずに様子を見ることに決めました。
それから、4年経つのですが、症状は少し軽減しましたが、未だに違和感が残ったままです。
私は目の飛蚊症なのですが、それも気にせず生活できているので、同じようなものだと今まで思ってきました。
最近下の歯茎の色があまり良くないのですが、震えや鈍痛があるのが下の歯なので、4年経って、本当に顔面神経痛だったのか、疑問に思い始めています。
痛みをする箇所の歯茎の色が悪いので、顔面神経痛ではなく、炎症が起こったままなのではと。
また、消毒した後から、痛みが大幅に引いたことから、何か炎症等の理由があったのではと、思っています。
歯の神経を抜くことで、鈍痛や歯の震えにつながることは、考えられますか。
また、何か細菌に感染した可能性はあるでしょうか。
日本大学の学生だったので、お茶の水にある日大の歯科病院と松戸にある歯科病院に通っていましたが、そこでも顔面神経痛の可能性が高いとの診断でした。
あと考えられるのは、脳外科だと言われましたが、歯の神経を抜いてからの発症でしたので、可能性が低いため、検査はしていません。
どちらにしろ、歯茎の色が悪いので病院に行こうと思っておりますが、痛みが続いている下の歯茎なので、5年前の診断と関係があるのか、少しでも明確にしたいと思い、今回投稿させていただきました。
何か考えられることがあればご回答のほど、よろしくお願いいたします。
長くなるのですが、顔面神経痛と診断されるまでの経緯を説明させていただきます。
歯の虫歯治療として神経を抜くことになったのですが、抜いた後から歯茎と頬骨の下あたりに強い鈍痛と、小さい震え、疼痛を感じるようになりました。
他のことが何も考えられないほど、非常に痛かったのですが、当時は忙しくて病院に行く暇がなく、可能なだけ我慢しようとのことで、2週間してから歯医者に行き、抜いた神経の歯を消毒する処置をしていただきました。
それからは痛みの強さは大分収まりましたが、まだ痛いままでした。
歯医者さんもいずれ治るとのことで、特に気にせずに過ごしていました。
しかし半年経っても痛いので、やはりおかしいと思い、歯科専門の大学病院で診てもらうことになりました。
そこで診断されたのは、歯肉に異常がみられないことから、はじめに痛みを我慢した2週間で脳が混乱してしまい、顔面神経痛になってしまったとのことでした。
普段の生活で、常に痛みを気にしすぎていないかと強く言われ、不安が顔面神経痛を誘発してるとも言われました。
半年痛みを放っておけるほど、気にしない性格なので、その診断には少し疑問で、また、小刻みに震えることは顔面神経痛の症状には該当していないとのことで、あまり納得はできませんでした。
その時に投薬治療を勧められたのですが、うつ病にも使われているもので、副作用が強く、1年以上続くとのことで、中断しました。
その内治ると言われたので、投薬はせずに様子を見ることに決めました。
それから、4年経つのですが、症状は少し軽減しましたが、未だに違和感が残ったままです。
私は目の飛蚊症なのですが、それも気にせず生活できているので、同じようなものだと今まで思ってきました。
最近下の歯茎の色があまり良くないのですが、震えや鈍痛があるのが下の歯なので、4年経って、本当に顔面神経痛だったのか、疑問に思い始めています。
痛みをする箇所の歯茎の色が悪いので、顔面神経痛ではなく、炎症が起こったままなのではと。
また、消毒した後から、痛みが大幅に引いたことから、何か炎症等の理由があったのではと、思っています。
歯の神経を抜くことで、鈍痛や歯の震えにつながることは、考えられますか。
また、何か細菌に感染した可能性はあるでしょうか。
日本大学の学生だったので、お茶の水にある日大の歯科病院と松戸にある歯科病院に通っていましたが、そこでも顔面神経痛の可能性が高いとの診断でした。
あと考えられるのは、脳外科だと言われましたが、歯の神経を抜いてからの発症でしたので、可能性が低いため、検査はしていません。
どちらにしろ、歯茎の色が悪いので病院に行こうと思っておりますが、痛みが続いている下の歯茎なので、5年前の診断と関係があるのか、少しでも明確にしたいと思い、今回投稿させていただきました。
何か考えられることがあればご回答のほど、よろしくお願いいたします。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2019-02-14 07:46:27
ぽっこりん さんこんにちは。
5年前、歯の神経を抜いたことで歯茎を中心とした口の周りが痛くなり、顔面神経痛と診断されたのですね。
歯の神経を抜くことで、歯の変色は見られます。
それが歯茎の色も悪いように見えるのかもしれません。
痛みの原因が歯の場合は、膿んでいる、割れているなどが考えられます。
膿んでいる場合は再度根の治療になると思いますが、割れている場合は抜歯になることが多いいですね。
TCHもチェックしてみるといいかもしれませんね。
参考⇒TCH、歯列接触癖
まずは気になる歯を診てもらってくださいね。
5年前、歯の神経を抜いたことで歯茎を中心とした口の周りが痛くなり、顔面神経痛と診断されたのですね。
歯の神経を抜くことで、歯の変色は見られます。
それが歯茎の色も悪いように見えるのかもしれません。
痛みの原因が歯の場合は、膿んでいる、割れているなどが考えられます。
膿んでいる場合は再度根の治療になると思いますが、割れている場合は抜歯になることが多いいですね。
TCHもチェックしてみるといいかもしれませんね。
参考⇒TCH、歯列接触癖
まずは気になる歯を診てもらってくださいね。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-02-14 09:39:57
顔面神経痛という病名は有りません。
顔面神経の主体は、運動神経だからです。
顔面神経の主体は、運動神経だからです。
相談者からの返信
相談者:
ぽっこりんさん
返信日時:2019-02-14 09:53:52
相談者からの返信
相談者:
ぽっこりんさん
返信日時:2019-02-14 10:00:58
松山 先生
顔面神経痛は、運動神経によるものということでしょうか。
歯と運動神経について、調べたこともないのですが、どのような神経が通っているのかは、調べてみる価値がありそうです。
基本知識として、調べたいと思います。
お忙しい中、大変貴重なご回答をいただき、ありがとうございました。
顔面神経痛は、運動神経によるものということでしょうか。
歯と運動神経について、調べたこともないのですが、どのような神経が通っているのかは、調べてみる価値がありそうです。
基本知識として、調べたいと思います。
お忙しい中、大変貴重なご回答をいただき、ありがとうございました。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-02-14 10:19:01
>顔面神経痛は、運動神経によるものということでしょうか。
運動神経は痛みを感じません。
運動神経は痛みを感じません。
相談者からの返信
相談者:
ぽっこりんさん
返信日時:2019-02-14 12:47:57
松山 先生
ご回答いただき、ありがとうございます。
顔面神経は、運動神経が主なのですね。
痛みを感じる感覚神経について、顔面神経痛になる仕組みをもう少し勉強してみます。
ご回答いただき、ありがとうございます。
顔面神経は、運動神経が主なのですね。
痛みを感じる感覚神経について、顔面神経痛になる仕組みをもう少し勉強してみます。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2019-02-14 12:58:44
ぽっこりんさん、こんにちは
もしかすると、「顔面神経痛」ではなく「口腔顔面痛(オロフェイシャルペイン)」の間違いではないでしょうか。
深い虫歯や、虫歯の治療時の痛みによって、誘発されることがあります。
主に三叉神経などが関与していることがあります。
もしかすると、「顔面神経痛」ではなく「口腔顔面痛(オロフェイシャルペイン)」の間違いではないでしょうか。
深い虫歯や、虫歯の治療時の痛みによって、誘発されることがあります。
主に三叉神経などが関与していることがあります。
回答5
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-02-14 13:40:14
>顔面神経痛になる仕組みをもう少し勉強してみます。
いくら、勉強してもないものはないのです。
言葉としては、存在しますが、医学的には存在しないということです。
大学病院でそういわれたのかもしれませんが、なぜそのような、ない病名で、診断するのか、不思議です。
それこそ、あなたの質問の「顔面神経痛の診断に納得できません。」
ですね。
三叉神経痛は有りますよ。
口腔周囲の知覚はほとんどが、三叉神経の支配ですから。
但し、これは、あなたのことではなくて、一般論です。
いくら、勉強してもないものはないのです。
言葉としては、存在しますが、医学的には存在しないということです。
大学病院でそういわれたのかもしれませんが、なぜそのような、ない病名で、診断するのか、不思議です。
それこそ、あなたの質問の「顔面神経痛の診断に納得できません。」
ですね。
三叉神経痛は有りますよ。
口腔周囲の知覚はほとんどが、三叉神経の支配ですから。
但し、これは、あなたのことではなくて、一般論です。
回答6
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-02-14 20:16:25
神経には二種類あると思います。
体の抹消の情報を脳に伝える感覚神経と、体の筋肉を動かす運動神経だと思います。
感覚神経は痛みや温度感覚、触覚などを脳に伝える神経だと思います。
顔面神経は顔面の表情筋を動かすことが主な仕事で、感覚神経がほぼ存在しないために顔面神経が痛みを伝えることはないので「顔面神経痛」は存在しないことになります。
三叉神経は感覚神経が含まれていますので、三叉神経痛という病名が存在することになると思います。
体の抹消の情報を脳に伝える感覚神経と、体の筋肉を動かす運動神経だと思います。
感覚神経は痛みや温度感覚、触覚などを脳に伝える神経だと思います。
顔面神経は顔面の表情筋を動かすことが主な仕事で、感覚神経がほぼ存在しないために顔面神経が痛みを伝えることはないので「顔面神経痛」は存在しないことになります。
三叉神経は感覚神経が含まれていますので、三叉神経痛という病名が存在することになると思います。
相談者からの返信
相談者:
ぽっこりんさん
返信日時:2019-02-14 20:55:22
ご回答をくださった先生方
顔面神経痛は俗称で、正しくは口腔顔面痛と診断されました。
口腔顔面痛が正しい名称だと知っておらず、混同しておりました。
質問の内容が、分かりづらくなってしまい、大変申し訳ありません。
顔面神経は、運動神経のみとのことで、顔面神経痛という名称は有り得ないとのこと、初めて理解しました。
今後は混同しないように気をつけていきます。
講談社から出版された『口腔顔面痛を治す』という本を持っていますので、再度読み直して理解深めたいと思います。
基本知識のないまま、大変失礼いたしました。
ご回答で得られた情報を大切させていただきます。
貴重なご回答をいただきまして、ありがとうございました。
顔面神経痛は俗称で、正しくは口腔顔面痛と診断されました。
口腔顔面痛が正しい名称だと知っておらず、混同しておりました。
質問の内容が、分かりづらくなってしまい、大変申し訳ありません。
顔面神経は、運動神経のみとのことで、顔面神経痛という名称は有り得ないとのこと、初めて理解しました。
今後は混同しないように気をつけていきます。
講談社から出版された『口腔顔面痛を治す』という本を持っていますので、再度読み直して理解深めたいと思います。
基本知識のないまま、大変失礼いたしました。
ご回答で得られた情報を大切させていただきます。
貴重なご回答をいただきまして、ありがとうございました。
回答7
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2019-02-14 21:10:43
西山です
「口腔顔面痛」とは,口に関する器官(歯,歯肉,頬粘膜,舌など)や顎の関節,筋肉,顔の皮膚などに痛みを伴う疾患の総称です.
したがって,歯周病の炎症による痛みも口腔顔面痛の一種です.
口腔顔面痛を生じさせる疾患の名前を聞いていませんか?
神経障害性疼痛
非定型歯痛
非定型顔面痛
筋筋膜痛
中枢機能異常による痛み
などなど
「口腔顔面痛」とは,口に関する器官(歯,歯肉,頬粘膜,舌など)や顎の関節,筋肉,顔の皮膚などに痛みを伴う疾患の総称です.
したがって,歯周病の炎症による痛みも口腔顔面痛の一種です.
口腔顔面痛を生じさせる疾患の名前を聞いていませんか?
神経障害性疼痛
非定型歯痛
非定型顔面痛
筋筋膜痛
中枢機能異常による痛み
などなど
相談者からの返信
相談者:
ぽっこりんさん
返信日時:2019-02-14 21:50:57
相談者からの返信
相談者:
ぽっこりんさん
返信日時:2019-02-15 23:58:15
タイトル | 抜随後の口の周りの痛みに顔面神経痛を診断されたことに納得できない |
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質問者 | ぽっこりんさん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ | 口腔外科関連 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。