歯列矯正の際に奥歯のメタルボンドを取ってしまうことがありますか?
相談者:
gjh130さん (40歳:男性)
投稿日時:2019-04-06 02:43:14
左下6,7番欠損のため、10年近くノンスクラブデンチャーを使っていたせいか、上の前歯が出っ歯気味かつ、すきっ歯気味になっています。
そのためワイヤーからマウスピースまで矯正を検討しています。
昨年夏には先生から、前歯の部分矯正でよさそうと言われていましたが
、もし裏から全体的にワイヤーをかけて矯正しなければならなくなった場合、奥歯にメタルボンドがあっても問題ないでしょうか?
そう申しますのも、上下奥歯の全てがメタルボンドのため、これを幾つか外さなければならなかったりすると難儀だなと思い、質問させてもらった次第です。
歯が重なって生えていたり、奥まっていたりすると、そうした歯を抜いて矯正するといったことは聞いたことがありますが、
私の場合、重なって生えている歯はありません。
そのためワイヤーからマウスピースまで矯正を検討しています。
昨年夏には先生から、前歯の部分矯正でよさそうと言われていましたが
、もし裏から全体的にワイヤーをかけて矯正しなければならなくなった場合、奥歯にメタルボンドがあっても問題ないでしょうか?
そう申しますのも、上下奥歯の全てがメタルボンドのため、これを幾つか外さなければならなかったりすると難儀だなと思い、質問させてもらった次第です。
歯が重なって生えていたり、奥まっていたりすると、そうした歯を抜いて矯正するといったことは聞いたことがありますが、
私の場合、重なって生えている歯はありません。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-04-06 11:02:13
こんにちは。
矯正治療を行ってくれる先生に直接お尋ねになるとよいと思いますが、部分矯正であれば奥歯に装置は不要かもしれません。
お口の中全体の資料をとって先生に検討してもらう必要がありますから、お近くの歯科医院に受診されご相談されるのがよいでしょう。
矯正治療は色々な方法があり、固定源をアンカースクリューにしておくこともできるので、どの方法が一番よいかは実際に診察してもらうことが必要でしょう。
矯正治療を行ってくれる先生に直接お尋ねになるとよいと思いますが、部分矯正であれば奥歯に装置は不要かもしれません。
お口の中全体の資料をとって先生に検討してもらう必要がありますから、お近くの歯科医院に受診されご相談されるのがよいでしょう。
矯正治療は色々な方法があり、固定源をアンカースクリューにしておくこともできるので、どの方法が一番よいかは実際に診察してもらうことが必要でしょう。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-04-06 18:20:24
質問の内容とかけ離れますが、重要なことに担当歯科医は気が付いていないと思いますので、コメントします。
それは、「左下6,7番欠損」により、奥歯の咬みあわせが低くなり、結果、下の歯が上の歯を押し上げて、上の前歯を前突させてしまったということです。
このような場合に矯正しても不十分になりますし、ある程度回復してもすぐにもどります。
根本的なことを、解決していないからです。
欠損部の高さを義歯で十分に回復するのは難しく問題があります。
・奥歯にメタルボンドがあっても問題ないでしょうか?
経験上、これらの咬みあわせは低くなってしまっているはずです。
突き上げる原因になっている可能性が高いのです。
それは、「左下6,7番欠損」により、奥歯の咬みあわせが低くなり、結果、下の歯が上の歯を押し上げて、上の前歯を前突させてしまったということです。
このような場合に矯正しても不十分になりますし、ある程度回復してもすぐにもどります。
根本的なことを、解決していないからです。
欠損部の高さを義歯で十分に回復するのは難しく問題があります。
・奥歯にメタルボンドがあっても問題ないでしょうか?
経験上、これらの咬みあわせは低くなってしまっているはずです。
突き上げる原因になっている可能性が高いのです。
相談者からの返信
相談者:
gjh130さん
返信日時:2019-04-07 00:24:03
先生方、丁寧な回答に感謝申し上げます。
長年かかっている担当医が、インプラント反対派のため10年以上義歯でいます。
そのことが前歯を突出させてしまったのかなと、素人ながらに感じています。
先日、義歯を新調したばかりではありますが、一度、別の先生にかかり、矯正とインプラントをお願いしようと思っています。
先に申し上げましたように、昨年夏には前歯の部分矯正でいいのではと言われましたが、多少時間も経っておりますし、もし全ての歯にワイヤーをかけて矯正しなければならないとなると、奥歯のメタルボンドを取り除いたりしないといけないのかと思い、質問させてもらった次第です。
ところで矯正とインプラントをする場合、噛み合わせの問題があるでしょうし、先に矯正を済ましてから、インプラントとなるのでしょうか?
長年かかっている担当医が、インプラント反対派のため10年以上義歯でいます。
そのことが前歯を突出させてしまったのかなと、素人ながらに感じています。
先日、義歯を新調したばかりではありますが、一度、別の先生にかかり、矯正とインプラントをお願いしようと思っています。
先に申し上げましたように、昨年夏には前歯の部分矯正でいいのではと言われましたが、多少時間も経っておりますし、もし全ての歯にワイヤーをかけて矯正しなければならないとなると、奥歯のメタルボンドを取り除いたりしないといけないのかと思い、質問させてもらった次第です。
ところで矯正とインプラントをする場合、噛み合わせの問題があるでしょうし、先に矯正を済ましてから、インプラントとなるのでしょうか?
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-04-07 00:52:02
どちらが得策かは歯科医に判断してもらうのがよいでしょう。
インプラントにすれば矯正治療時の強力な固定源になるので、先にインプラントという場合もあるかもしれませんから、総合的に見てもらうとよいでしょう。
インプラントにすれば矯正治療時の強力な固定源になるので、先にインプラントという場合もあるかもしれませんから、総合的に見てもらうとよいでしょう。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-04-07 09:52:16
奥歯の咬合高径を確保してから矯正に移るのが、本筋です。
前回回答の(矯正しても不十分になりますし、ある程度回復してもすぐにもどります。)を、確認してください。
先回りして、わざわざ書いているのですよ。
咬合学的にも、奥歯の咬合高径の確保が先です。
アンテリアーガイダンス(説明省略)にも関係するからです。
ひては、臼歯部のガイドにも影響するからです。
これは理解できないでしょうが、理解してない歯科医もいます。
咬合高径の低下、咬合挙上で、アンテリアーガイダンス、ポステリアーガイダンスで検索してください。
前回回答の(矯正しても不十分になりますし、ある程度回復してもすぐにもどります。)を、確認してください。
先回りして、わざわざ書いているのですよ。
咬合学的にも、奥歯の咬合高径の確保が先です。
アンテリアーガイダンス(説明省略)にも関係するからです。
ひては、臼歯部のガイドにも影響するからです。
これは理解できないでしょうが、理解してない歯科医もいます。
咬合高径の低下、咬合挙上で、アンテリアーガイダンス、ポステリアーガイダンスで検索してください。
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2019-04-09 13:56:53
gjh130さん、こんにちは
歯周病が原因で前歯が出てくることもよく見かけます。
特に、ノンクラスプデンチャーは歯周病の悪化容認にもなると思いますので、一度歯周病に詳しい先生に診てもらわれるのも良いかと思います。
矯正の際の奥歯のメタルボンでですが、前歯の部分矯正でも奥歯まで装置をつけることもありますが、メタルボンドが入っている場合は、何らかの方法で避けることができる場合もあります。
また、インビザラインなのどのマウスピース矯正なら、触らずにできる可能性は高いと思います。
何れにしても、歯並びだけでなく、噛み合わ、咬合高径や歯のないところの補い方、歯周病など総合的に判断してもらう必要があるように思います。
歯周病が原因で前歯が出てくることもよく見かけます。
特に、ノンクラスプデンチャーは歯周病の悪化容認にもなると思いますので、一度歯周病に詳しい先生に診てもらわれるのも良いかと思います。
矯正の際の奥歯のメタルボンでですが、前歯の部分矯正でも奥歯まで装置をつけることもありますが、メタルボンドが入っている場合は、何らかの方法で避けることができる場合もあります。
また、インビザラインなのどのマウスピース矯正なら、触らずにできる可能性は高いと思います。
何れにしても、歯並びだけでなく、噛み合わ、咬合高径や歯のないところの補い方、歯周病など総合的に判断してもらう必要があるように思います。
タイトル | 歯列矯正の際に奥歯のメタルボンドを取ってしまうことがありますか? |
---|---|
質問者 | gjh130さん |
地域 | 岐阜 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社役員 |
カテゴリ |
インプラント治療法 歯列矯正の治療法 歯並びが悪くなってきた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。