10年前に神経を抜いた右上1番の歯茎の痛み、原因と対処方法

相談者: おすくんさん (51歳:男性)
投稿日時:2019-04-07 22:49:06
10年ほど前に事故にて、神経を抜いた右上1番の前歯がとてたので
土台は 「ファイバーコアグラスファイバークラウンは 電鋳メタルボンドセラミックス/純金 にて 差し歯をいれました。

2週間前程から 違和感軽くしみるような痛みが時々でるようになりました。
4/1に赤くニキビのように腫れているのを鏡で見たので、4/4に受診しました。


ちょうどその頃は、花粉症(くしゃみ 水溶性の鼻水) 風邪様症状(黄色っぽい痰 喉の痛み)がありました。
昨年の3月末にも同じ様な症状(違和感 鈍痛 つっぱる様な感じ)があり、その2週前から 喉の痛み 黄色の鼻水 発熱が続き 耳鼻科にて 急性咽頭炎の診断がありました。

上記の問診とレントゲンにて、担当医の診断は、抜いた神経の痕の先に炎症が起き腫れていると、アモキシシリン250 1日3回4日分の処方になりました。

現時点では、まだ腫れはひいていません、昼に違和感が出ることはあるが 夜から朝にかけてはありません。
鼻喉はだいぶ良くなりましたが まだ完治という感じではないです。


その患部を掃除した場合 5年生存率が50%、その場合は差し歯の入れ替えが必要ですとのことでした。

どういう状況になったら掃除の目安になるか聞いたら 痛みが強くなって我慢できない状況になったら検討してとのことでした。


その後20〜30年のことを考えて他の選択肢を聞いたら、ブリッジ入れ歯ですとのことでした。
インプラントは出来るだけしたくない)

私としては、可能な限りは今の差し歯の状態を維持したく考えています。
そこで 今後の対処はどのようにすればいいか 先生方のご意見をご教示頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-04-08 08:31:24
>どういう状況になったら掃除の目安になるか聞いたら 痛みが強くなって我慢できない状況になったら検討してとのことでした。

既に「レントゲンにて、担当医の診断は、抜いた神経の痕の先に炎症が起き腫れている」「赤くニキビのように腫れているのを鏡で見た」のでしたら、姑息的に薬剤の服用ではなく、早期に感染根管治療を開始するのが無難なように思います。

もちろん、「差し歯の入れ替えが必要」になるでしょう。

治療の成功性を少しでも高めることを鑑みると、自費での受診になるかと思いますが、歯内療法だけを診ている施設で相談なさるのも一法かもしれません。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-04-08 20:10:08
おすくんさん、こんばんは。

>赤くニキビのように腫れているのを鏡で見た

歯の根の先に膿が溜まっているものと想像します。

痛みがひどくなるまで様子を観ているのではなく、小林先生もご回答されていらっしゃいますが、早期に感染根管治療を始めた方が結果的に歯が長持ちするように思います。


差し歯の入れ替え」で治療をためらっていらっしゃるようでしたら、歯根嚢胞摘出術、歯根端切除術といった外科的に治療する方法もあり、こちらですと「差し歯の入れ替え」は回避することもできます。

できるなら普通に感染根管治療を行った方が良いですが、いずれにしても放置しないで治療を受けられることをお勧めしたいと思います。


参考になれば幸いです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おすくんさん
返信日時:2019-04-09 13:38:45
小林先生、森田先生、
ご回答ありがとうございます。
早速 感染根管治療を始めます。


そこで 小林先生に質問です。

実際どこの施設でしたらいいのかわからないのが不安です。
そこで歯内療法学会のホームページで指導医専門医を検索してみました。

その先生方で自宅から近い所にて 相談してみようと思っています。
このような探し方でよろしいでしょうか。



森田先生に質問です。

差し歯の入れ替えは致し難いと思っています、外科的手術は 個人的には最終手段と考えています。
しかし、歯根嚢胞摘出術、歯根端切除術とは どういうものか知りたいので 教えていただけないでしょうか。



小林先生、森田先生に質問です。

今の クラウン+土台 は約10年もちました。
ご回答は難しいと思いますが普通 平均、短くて 或いは長くて どれくらい持つものなのでしょうか。

また、感染根管治療は自費でするのと保険でする場合との違い メリット デメリット、 ご回答は難しいとは思いますが 自費でする場合は いくらぐらいかかるものでしょうか。
受診時の参考にさせて頂きたいと思います。


よろしくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-04-09 14:06:56
>このような探し方でよろしいでしょうか。

歯内療法学会のホームページで指導医専門医を検索」でも良いかとは思いますが、その中には、私なら受診先の選択肢から外したいと思う人が含まれているのも正直なところです。

繰り返しになりますが、歯内療法だけを診ている方を探すのが良いように、私は思います。


>今の クラウン + 土台 は約10年もちました。

おすくん さんの今までの10年間と、これからの10年間では、全身の状態も違いますよね。

それと同様に、歯の状態も変わってくるのではと思いますから、一概に言えるようなものではありません。


感染根管治療自費でするのと保険でする場合との違い メリット デメリット

単に自費での受診だからでは、健康保険での治療と大差ないように思います。

せいぜい使用する器材が異なったり、時間をかけてくださることぐらいかもしれません。

一方、同じ自費治療でも、歯内療法だけを診ている歯科医師だと、技術的なことはもちろん、かける情熱が違ってくるように思います。

結果として、治療の成功性に繋がっていくものと思います。


>自費でする場合は いくらぐらいかかるものでしょうか。

どうでしょうね、1根管あたり10〜20万円程度が相場でしょうか。




タイトル 10年前に神経を抜いた右上1番の歯茎の痛み、原因と対処方法
質問者 おすくんさん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
歯茎(歯ぐき)の痛み
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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