含歯性嚢胞切除術後の後遺症(麻痺)について

相談者: たか111さん (49歳:男性)
投稿日時:2019-05-01 18:19:13
今年の7月に左下の顎に埋まっている親知らずとその周囲にある含歯性嚢胞全身麻酔により切除する予定です。

執刀医からは当該部位が神経に接している?(重なっている?)ため神経の麻痺(下唇と顎の知覚の感覚など)が50%の確率で発生する可能性を伝えられました。
ただ、この病気を放置しておくリスクことは適切でないと判断し、手術を決心しました。


そこで、麻痺について以下ご教示いただけますでしょうか?
個人差があることは十分承知のうえで、一般的(平均的)に想定されることで構いません。

◆麻痺は許容できるレベルでしょうか? (QOLを維持できるレベル)

◆痺れのような麻痺の場合、麻痺は常に発生するものでしょうか?
それとも一時的に消失し発生することを繰り返すのでしょうか?

◆麻痺は時間をかけていけば改善するのでしょうか? 
また、改善途上で症状が固定化したとして、その症状はQOLを維持できるレベルでしょうか?

◆麻痺の一般的治療の内容と改善効果はどの程度でしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-05-01 19:01:51
嚢疱に対する処置として、副腔形成法、開窓療法について説明がありませんでしたか。
質問の様な危惧を軽減することができて、第一選択ともいえるのです。

なぜこのような事をコメントするかというと、やはり下顎大臼歯部の嚢疱の診断を、国立病院の口腔外科に依頼したところ、エナメル上皮腫とのことでした。

小児でしたが、未萠出の大臼歯を抜去して、嚢疱を摘出するというものでした。
私は、これを断り、開窓療法にて、嚢疱を縮小させ、深いところにあった、大臼歯を正常に萠出させ処置としては成功して、家族に大変感謝されたという経験があるからです。


ただいえることは、嚢疱と関係する歯の位置が周囲とどのようなことになっているのかによって、先に抜歯できるのか、あるいはある程度嚢疱が縮小してからでもできるのかという大事な診断を行なわなければならなず、簡単ではありません。

従って、私の経験談は、参考に留めてください。
開窓療法について、説明があってしかるべき物だとは思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たか111さん
返信日時:2019-05-01 21:05:02
松山先生

早速のご回答ありがとうございました。

執刀医からは副腔形成法、開窓療法の選択肢は提示されませんでした。
パノラマレントゲン、CTスキャンの画像診断から親知らずとそれを包む嚢胞の切除が最善なものと、私も理解していました。

手術の半月前に全身麻酔のための健康診断を目的として通院しますので、その際、上記の選択肢の可能性について確認してまいります。


ただ、摘出手術が最善と判断された場合、麻痺について理解を深めておきたく、一般的なケースとしてで構いませんので、当初の質問に対して可能な範囲でご教示いただけますと幸いでございます。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2019-05-01 22:14:44
親不知と、下歯槽神経管との3次元的、嚢疱下底の位置関係が分からない限り、お答えしようがないというのが本当のところです。

それ程、危険性がなくても、一応説明しておくということもありますから。
CTを見せながら説明してくれたとは思いますが、又聞きでは難しいことです。


◆麻痺は許容できるレベル

下歯槽神経の損傷度により、異なります。



◆痺れのような麻痺の場合・消失し発生することを繰り返すのでしょうか?

繰り返しはありません。
現在そのような事から、思いついたのでしょうか。


◆麻痺は時間をかけていけば

損傷が、軽微であれば1〜2年で、回復します。


◆麻痺の一般的治療の内容と改善効果はどの程度でしょうか?

本質的には、治療法はないと思ってください。

末梢の知覚神経の損傷は、ただ無感覚になるだけならよいかもししれませんが、損傷の修復過程で、ビリビリ感、触ると痛み(に近い違和感)(アロディニア)を生じ、不快なものです。

以上のようなことですから、開窓療法の検討を勧めるのです。
セカンドオピニオンを得ることをお勧めします。




タイトル 含歯性嚢胞切除術後の後遺症(麻痺)について
質問者 たか111さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
親知らず抜歯後の麻痺・しびれ
根の病気・異常その他
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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