ホワイトニングでの知覚過敏の仕組みとFAP/ポリリン酸ホワイトニングの濃度

相談者: bbmutorixさん (40歳:男性)
投稿日時:2019-05-12 23:05:57
本件、2点質問があります。

@ホワイトニングでの知覚過敏(痛み・しみ)の仕組みをご教示いただきたいです。
 
当サイトでもいろいろ調べました。

過酸化水素が分解され、フリーラジカルとなり、内部に入り神経を刺激するためと理解していましたが、フリーラジカルによって歯が脱水症状になるためと記載があるWEBサイトもありました。

そのため、Aででてくるポリリン酸ホワイトニングはポリリン酸が脱水症状を保水する役割の為、しみにくいとの記載もありました。

歯の脱水症状となったことでフリーラジカルが直接、神経を刺激するという理解なのでしょうか。
脱水症状と神経を刺激する関係性がよくわからないでいます。



AFAPホワイトニング、ポリリン酸ホワイトニングの濃度が知りたいです。

共に知覚過敏抑制する成分が入ったホワイトニングだと思います。
また、白くするにはそれなりの回数がかかる、つまり過酸化水素が低濃度という理解をしています。

但し、FAPホワイトニングは35%の過酸化水素を使用しているという記述も本サイトで拝見しました。

また、このどちらかのホワイトニングを行っている歯科医院のサイトを拝見すると、どこの医院も過酸化水素濃度に関する記載がありませんでした。
(調べた限りでは)


非公開又は医院によってまちまちなのですかね。
または、それ以外に公開できない理由があるのか・・・


少し、知覚過敏気味なので、痛み・しみにくいホワイトニングか、1回でかなり白くできるホワイトニング(1回我慢すれば白くな)どちらかを行おうかと考えています。

よろしくおねがいします。
  


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-13 12:41:52
こんにちは。

歯科医院で提供されているホワイトニング法には大手メーカーが製造流通させている製品を購入して提供する方法と、医院内で製作して提供している方法がありポリリン酸ホワイトニングは後者になります。

FAPについて詳細は知りませんが35%の記載があったならば後者ではないかと想像します。


6%以上の過酸化水素は劇物指定されているので歯科医または医師が責任をもって取り扱うことになります。
免許のない人が購入したり所持していると罰せられます。

ですからサロンやエステなどで提供できるホワイトニングでは本来のホワイトニング効果は期待出来ないということになります。
ですから歯科医師の元でホワイトニングを施術してもらうという選択をされるのが歯を真っ白にする第一歩でしょう。


施術や薬剤の調整法については歯科医が責任を持って行うことであって、一般の方が断片的な知識で何かされるのは危険です。

ネット情報は断片的で時に誤った情報が混ざっていますから、検索されるよりも歯を白くしたいならば実際にホワイトニングを行っている歯科医院でご相談されることが必要ではないでしょうか?


たいていの歯科医院では数種類のホワイトニング法が用意されているのではないかと思います。歯の状態をみたうえで専門家が一番あった方法をご提案してくれるのではないでしょうか?


知覚過敏を生じやすい方には様々な薬剤を処方したり提供することが歯科医ならば可能です。

ホワイトニングが当たり前になっているアメリカの大学ではノーペインノーゲインと言っていて痛みがなければ得るものはないとまで言っていました。

ですが、実際に痛むと生活に支障を生じますから様々な薬剤が用意されています。
歯科医院でなければそういうものは取り扱えませんので歯科医院でのホワイトニングが安全で安心出来るでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-05-13 16:33:32
bbmutorixさん、こんにちは。

@まず歯の脱水(乾燥)による知覚過敏ですが、露出している象牙質ではありえますが、露出していない象牙質やエナメル質ホワイトニングで脱水することで知覚過敏が起こるという科学的な根拠はありません。

ホワイトニングによる知覚過敏は、過酸化水素から発生したフリーラジカルが象牙質まで達することによる刺激とされています。
ホワイトニングの効果が象牙質まで達していることは実証されています。



Aホワイトニング剤には、製品化されたホワイトニング剤と歯科医師が調合して使用するホワイトニング剤があります。

製品化されたホワイトニング剤は、規定量の薬剤を混ぜ合わせたジェルを使用しますので、過酸化水素濃度にばらつきはありません。


これに対して歯科医師が調合するホワイトニング剤は、基材に過酸化水素水を滴下して調合します。

この過酸化水素水は通常35%が使用されます。
過酸化水素水は35%でも基材と混ぜ合わせるため、濃度は低下します。

例えば1:1で混和した場合、過酸化水素濃度は約17.5%になります。当然過酸化水素水の混和量が多くなれば濃度が高くなり、知覚過敏も出やすくなります。


FAPホワイトニングとポリリン酸ホワイトニングは後者です。
FAPホワイトニングはハイドロキシアパタイト、フッ化ナトリウム、リン酸を混和したジェルに35%過酸化水素を混ぜて行いますので、使用する過酸化水素濃度が35%ということではありません。

ポリリン酸ホワイトニングは、ポリリン酸ナトリウムのジェルに過酸化水素水を混ぜて行う方法と、過酸化水素水を混ぜずに行う方法がありますが、過酸化水素水を混ぜる方法ではFAPホワイトニングと同様に、滴下する量によって過酸化水素濃度が変わってきます。


どちらも混和した後の確実な過酸化水素濃度がわからないので、HPに記載がないのではないでしょうか。
ちなみに既製品ではティオン、オパールエッセンスブーストが23.5%、ZOOMが25%、ブライトホワイトが15%、ピレーネが3.5%などです。


FAPホワイトニングや過酸化水素を使用したポリリン酸ホワイトニングも全くしみないというわけではありませんし、1回で白くするホワイトニングでもしみにくいものもあります。

歯の状態によっても変わってきますので、それぞれのシステムを扱っているいくつかの歯科医院でご相談されてみてはいかがでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: bbmutorixさん
返信日時:2019-05-13 23:40:45
(Dr.ふなちゃん さん) 


回答ありがとうございます。

歯科医院で相談するのが、自分に合ったホワイトニングを探す一番の近道ですね。
相談してみようと思います。



(Dr.TSUBAKI さん)

回答ありがとうございます。

@ やはり知覚過敏はフリーラジカルによるものということですね。
そうするとポリリン酸の痛み・しみ防止効果は具体的にはどういったものになりますでしょうか。

ポリリン酸が歯の表面を保護する役割を持っているというのはわかるのですが、フリーラジカルが内部に入ることを防ぐことはできない。
もし、内部に侵入を防ぐような作用があったら、ホワイトニングの効果がより弱くなってしまいますよね。


A 大変よくわかりました。
調合するのであれば、確かに濃度を明記できませんね。

そうするとFAPホワイトニング、ポリリン酸ホワイトニングでの効果やしみるかしみないかは、歯科医院によってばらつくということになるという理解でよろしいですか。


こちらも歯科医院であれば、そういった具体的なことも聞けるので、相談が一番ですね。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-05-14 00:38:07
ポリリン酸ナトリウムが知覚過敏虫歯を予防するというエビデンスはないと思います。

ポリリン酸ホワイトニングがしみにくいのは、他のホワイトニング剤に比べて使用時の薬剤の過酸化水素濃度が低いためと思われます。
FAPホワイトニングも同様です。

ただポリリン酸ナトリウムの着色予防効果は実証されていますので、他のホワイトニングに比べてホワイトニング直後の着色はしにくいと思われます。


ポリリン酸ホワイトニング、FAPホワイトニングともにベースになる方法はありますので、その通りに行えば過酸化水素濃度は同じになります。
ただそれ以外の方法もいろいろあるようですので、過酸化水素の濃度は違ってくる可能性はあります。

また35%過酸化水素水は保存が難しく、適正に保存しないとすぐに濃度が低下してしまいます。
歯科医院によっては使用する過酸化水素水の濃度が低くなっている可能性もあり、効果やしみ具合にばらつきが出ることがあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: bbmutorixさん
返信日時:2019-05-14 23:54:04
(Dr.TSUBAKI 先生)

ありがとうございます。

ポリリン酸ホワイトニングについて、理解が明確になりました。
何が正しい情報かわからなかったので。やはり”低濃度”が痛み・しみないキーワードですね。
(フリーラジカルの量が少ないことが)


歯科医院で調合するということはやはりばらつきはでてきそうですね。

評判などをきいて、判断してやってみたいと思います。



タイトル ホワイトニングでの知覚過敏の仕組みとFAP/ポリリン酸ホワイトニングの濃度
質問者 bbmutorixさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ホワイトニング治療法
ホワイトニングその他
知覚過敏
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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