根管治療し金冠にした歯が2次カリエス、治療法が歯医者さんで違う
相談者:
まりも145さん (31歳:男性)
投稿日時:2019-05-12 13:45:47
歯の処置について歯医者さんの見解がわかれていて迷っています。
問題の歯は右下の一番奥歯で5〜6年前に根の治療をした歯です。
歯はこのときすでに歯茎ギリギリの部分まで削ってしまっている部分があります。
この歯にゴールドの被せ物をしていましたが今回取れてしまいました。
そして被せ物が取れた下が虫歯(二次う蝕)になっていることがわかりました。
かかりつけの歯医者さんAの見解
虫歯は削らずに被せ物をする。
削らなくていいんですか?ときいたところ虫歯でもある程度の硬さがあるためでこのまま被せるとのこと。
この歯医者さんは3年ほど前から通い、半年に1回の定期検診を受けています。
歯医者さんBの見解(初診でかかりました)
歯茎を下げて歯と顎の骨を削る。
もしくは矯正で歯を引き上げて削る。
その後に被せ物。
※治療済みの根の部分は問題ないという見解はどちらの歯医者さんも同じでした(レントゲン撮影した上で)
※なお歯を最初に治療した歯医者は私が遠くに引っ越してしまったこともあり通うことはできない状況です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
歯医者さんAのほうが費用的にも身体的にも負担が少ないですが、将来を考えたときに虫歯をそのままにしていいの・・!?という疑問というか不安があります。
歯医者さんBはきっちり治療してくれるのでその点は安心感はありますが、きっちり治してもまた今回みたくまた2次カリエスになる可能性がある以上、そこまできっちりやる必要はあるのかな・・?という思いも歯医者さんAの見解を聞いた後ですとあります。
・それぞれの治療法を選択すると将来歯が残せる年数はどれくらい違ってくるものなのでしょうか?
・どちらかの歯医者さんの見解がおかしいといった事はありますでしょうか?
・これ以外の治療法は考えられますでしょうか?
・それぞれの治療法で、わたしが気づいていないリスク(治療時や将来的なもの)はありますでしょうか
問題の歯は右下の一番奥歯で5〜6年前に根の治療をした歯です。
歯はこのときすでに歯茎ギリギリの部分まで削ってしまっている部分があります。
この歯にゴールドの被せ物をしていましたが今回取れてしまいました。
そして被せ物が取れた下が虫歯(二次う蝕)になっていることがわかりました。
かかりつけの歯医者さんAの見解
虫歯は削らずに被せ物をする。
削らなくていいんですか?ときいたところ虫歯でもある程度の硬さがあるためでこのまま被せるとのこと。
この歯医者さんは3年ほど前から通い、半年に1回の定期検診を受けています。
歯医者さんBの見解(初診でかかりました)
歯茎を下げて歯と顎の骨を削る。
もしくは矯正で歯を引き上げて削る。
その後に被せ物。
※治療済みの根の部分は問題ないという見解はどちらの歯医者さんも同じでした(レントゲン撮影した上で)
※なお歯を最初に治療した歯医者は私が遠くに引っ越してしまったこともあり通うことはできない状況です
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歯医者さんAのほうが費用的にも身体的にも負担が少ないですが、将来を考えたときに虫歯をそのままにしていいの・・!?という疑問というか不安があります。
歯医者さんBはきっちり治療してくれるのでその点は安心感はありますが、きっちり治してもまた今回みたくまた2次カリエスになる可能性がある以上、そこまできっちりやる必要はあるのかな・・?という思いも歯医者さんAの見解を聞いた後ですとあります。
・それぞれの治療法を選択すると将来歯が残せる年数はどれくらい違ってくるものなのでしょうか?
・どちらかの歯医者さんの見解がおかしいといった事はありますでしょうか?
・これ以外の治療法は考えられますでしょうか?
・それぞれの治療法で、わたしが気づいていないリスク(治療時や将来的なもの)はありますでしょうか
[過去のご相談]
回答1
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-05-12 14:47:26
まりも145 さん、こんにちは。
5〜6年前に根の治療をし、歯茎ギリギリの部分まで削っていた右下の一番奥歯が、虫歯(二次う蝕)になっていて、その治療法にお悩みなのですね。
>かかりつけの歯医者さんAの見解
今回は治療による侵襲は少なく治療を終えることはできますが、何年か後に再度の治療が必要になることが想像されます。
>歯医者さんBの見解
今回の治療は手間もかかり大変ですが、虫歯を完全に治しているので、今のところ再度の治療は想定しない方法と思います。
虫歯は自然治癒しませんので、完全に治療できるならそちらの方が望ましいと考えます。
しかし完全に治療しようとした時に、抜歯せざるを得ない状況になってしまう場合には、「かかりつけの歯医者さんA」先生のような方法も検討する必要があるかと思います。
悩ましいところですが、担当の先生と良く相談して頂いて良い選択をされてください。
参考になれば幸いです。
5〜6年前に根の治療をし、歯茎ギリギリの部分まで削っていた右下の一番奥歯が、虫歯(二次う蝕)になっていて、その治療法にお悩みなのですね。
>かかりつけの歯医者さんAの見解
今回は治療による侵襲は少なく治療を終えることはできますが、何年か後に再度の治療が必要になることが想像されます。
>歯医者さんBの見解
今回の治療は手間もかかり大変ですが、虫歯を完全に治しているので、今のところ再度の治療は想定しない方法と思います。
虫歯は自然治癒しませんので、完全に治療できるならそちらの方が望ましいと考えます。
しかし完全に治療しようとした時に、抜歯せざるを得ない状況になってしまう場合には、「かかりつけの歯医者さんA」先生のような方法も検討する必要があるかと思います。
悩ましいところですが、担当の先生と良く相談して頂いて良い選択をされてください。
参考になれば幸いです。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2019-05-12 17:56:41
回答3
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2019-05-13 18:50:58
まりもさん、こんにちは。
意見が分かれたときには、もう一軒聞いてみて多数決という手もあります。
例えば、飛行機などは重要な計器は3つついていまして、2つだと壊れたときにどちらが壊れたかわからない、3つあれば、確率的に2つが同時に壊れることはないから、違う値を示しているひとつが壊れていると判断します。
なので、もう一軒聞いてみてもいいのではないでしょうか?
ちなみに私だとBさんの見解を支持しますかね。
でも本当に削る必要が無い状態なのであれば、Aさんの意見も間違いではないように思えます。
(診断があっていれば)
ひとつ気になることは、ゴールドのかぶせ物がとれて、下が虫歯になっていたということです。
そして、きっちり治療しても今回のように2次カリエスになってしまうのではと思われている点です。
まずは、保険診療と自費診療の違いとして、材料の違いをあげる人が多いのですが、(保険では白くできないので、白くしたいから自費にする等)それよりも自費診療は手間暇と時間をかけて、より精密に、より長持ちするようにということの方が大きな違いかと思います。
例えば私のクリニックでは、型取りの材料や方法、技工士さんのレベル、接着剤まで、保険とは全く違うよりいいものを使います。
そうして精密に出来上がって、強力に接着されたものは、そう簡単に壊れたり、中が虫歯になることはありません。
特にゴールドのクラウンであれば、それ自体は多分一番トラブルの少ない治療といっても過言ではないと思います。
(詰め物よりもかぶせ物の方がとれにくいし、白い材料より金属の方がとれにくい)
ですので、最初に治療したクリニックは、残念ながらいい材料は使うけれど、長持ちするような手間暇や技術をかけてくれなかったから長持ちしなかったのだと思います。
(保険治療レベルの治療のまま、ただいい金属で治療しただけ)
5,6年というのは、残念ながら保険の平均的なクラウンの寿命よりも短いですね。
そんなの詐欺みたいと思うかもしれないですが、案外こういう自費治療のクリニックは多いんです。
今回お金をかけることに躊躇されている原因の一つに、お金をかけて治療したのに長持ちしなかったというのがあると思いますが、治療法の選択も大事かと思いますが、それと同時に、自費治療であればその分丁寧に精密に治療するようなクリニックさんを選ばれることの方が重要であるかと思います。
最良と思われる治療を選択しても、それを具体化する技術がなければ、長持ちしませんので。
ご参考になれば幸いです。
意見が分かれたときには、もう一軒聞いてみて多数決という手もあります。
例えば、飛行機などは重要な計器は3つついていまして、2つだと壊れたときにどちらが壊れたかわからない、3つあれば、確率的に2つが同時に壊れることはないから、違う値を示しているひとつが壊れていると判断します。
なので、もう一軒聞いてみてもいいのではないでしょうか?
ちなみに私だとBさんの見解を支持しますかね。
でも本当に削る必要が無い状態なのであれば、Aさんの意見も間違いではないように思えます。
(診断があっていれば)
ひとつ気になることは、ゴールドのかぶせ物がとれて、下が虫歯になっていたということです。
そして、きっちり治療しても今回のように2次カリエスになってしまうのではと思われている点です。
まずは、保険診療と自費診療の違いとして、材料の違いをあげる人が多いのですが、(保険では白くできないので、白くしたいから自費にする等)それよりも自費診療は手間暇と時間をかけて、より精密に、より長持ちするようにということの方が大きな違いかと思います。
例えば私のクリニックでは、型取りの材料や方法、技工士さんのレベル、接着剤まで、保険とは全く違うよりいいものを使います。
そうして精密に出来上がって、強力に接着されたものは、そう簡単に壊れたり、中が虫歯になることはありません。
特にゴールドのクラウンであれば、それ自体は多分一番トラブルの少ない治療といっても過言ではないと思います。
(詰め物よりもかぶせ物の方がとれにくいし、白い材料より金属の方がとれにくい)
ですので、最初に治療したクリニックは、残念ながらいい材料は使うけれど、長持ちするような手間暇や技術をかけてくれなかったから長持ちしなかったのだと思います。
(保険治療レベルの治療のまま、ただいい金属で治療しただけ)
5,6年というのは、残念ながら保険の平均的なクラウンの寿命よりも短いですね。
そんなの詐欺みたいと思うかもしれないですが、案外こういう自費治療のクリニックは多いんです。
今回お金をかけることに躊躇されている原因の一つに、お金をかけて治療したのに長持ちしなかったというのがあると思いますが、治療法の選択も大事かと思いますが、それと同時に、自費治療であればその分丁寧に精密に治療するようなクリニックさんを選ばれることの方が重要であるかと思います。
最良と思われる治療を選択しても、それを具体化する技術がなければ、長持ちしませんので。
ご参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
まりも145さん
返信日時:2019-05-14 07:48:01
タイトル | 根管治療し金冠にした歯が2次カリエス、治療法が歯医者さんで違う |
---|---|
質問者 | まりも145さん |
地域 | 埼玉 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 自営業・フリーランス |
カテゴリ |
ゴールドクラウン(金の被せ物) クラウンの下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。