セラミックスクラウンの噛み合わせ調整について
相談者:
Dさん (40歳:女性)
投稿日時:2019-05-10 12:12:47
セラミックスのオールクラウンで治療した歯ですが、噛み合わせが悪く、噛み合わせの調整をしたいと思っています。
固いジルコニアのクラウンの場合、一部を削って、そこにemaxのセラミックスで噛み合わせ調整する、という事が可能でしょうか?
固いジルコニアのクラウンの場合、一部を削って、そこにemaxのセラミックスで噛み合わせ調整する、という事が可能でしょうか?
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-10 13:28:36
こんにちは。
残念ですが出来ませんから、足りないならば作り変えが必要ですし、高すぎるならば削除が必要です。
噛み合わせの面を見て不良ならば、対合の歯での調整も必要かもしれません。
噛み合わせの面がガタガタ酷い状態であったり問題があると、酷さを軽減する方向で、全顎的なバランスを歯科医が考えて調整するはずです。
残念ですが出来ませんから、足りないならば作り変えが必要ですし、高すぎるならば削除が必要です。
噛み合わせの面を見て不良ならば、対合の歯での調整も必要かもしれません。
噛み合わせの面がガタガタ酷い状態であったり問題があると、酷さを軽減する方向で、全顎的なバランスを歯科医が考えて調整するはずです。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-05-10 14:16:55
物理的にはインレー窩洞を形成して、emaX のインレーをセットすることは可能でしょうが、強度が足りなくなりジルコニアのクラウンが破折脱離する可能性が発生すると思います。
また低いものを高くできる量にも限界があると思います。
やはり船橋先生の回答のように、作り変えたりする方が無難だと思います。
また低いものを高くできる量にも限界があると思います。
やはり船橋先生の回答のように、作り変えたりする方が無難だと思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-10 16:06:11
ジルコニアには、樹脂は接着しませんから無理です。
クラウンにインレー窩洞を形成して、機械的維持力だけを求めて咬合圧に耐えるとは考えられませんから、結局無理だと思います。
維持力をもたせるように形成すれば割れます。
やり直してもらうことがあっさりしていいのではないでしょうか?
クラウンにインレー窩洞を形成して、機械的維持力だけを求めて咬合圧に耐えるとは考えられませんから、結局無理だと思います。
維持力をもたせるように形成すれば割れます。
やり直してもらうことがあっさりしていいのではないでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
Dさん
返信日時:2019-05-13 20:00:57
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-05-14 23:46:31
除去時に歯自体はほとんど削らなくても大丈夫だと思います。
全く削らないか?はわかりませんが、ほとんど気にされなくてもよいくらいでしょう。
せっかく自費でクラウンをされたのであれば、やり直してもらうように相談されたほうがよいのではないでしょうか?
全く削らないか?はわかりませんが、ほとんど気にされなくてもよいくらいでしょう。
せっかく自費でクラウンをされたのであれば、やり直してもらうように相談されたほうがよいのではないでしょうか?
回答5
回答日時:2019-05-15 09:27:17
>柴田先生のおっしゃるようなインレーをセットできるのでしたら、
無理です。
>ジルコニア以外のセラミックでしたら接着できるのでしょうか?
それも実質無理です。
歯にかかる力というのは想像以上に大きいですから、ツギハギみたいな状態では使用に耐えられません。
削る量についても心配するほどではないと思いますので、作り直して頂いた方がいいと思いますよ。
無理です。
>ジルコニア以外のセラミックでしたら接着できるのでしょうか?
それも実質無理です。
歯にかかる力というのは想像以上に大きいですから、ツギハギみたいな状態では使用に耐えられません。
削る量についても心配するほどではないと思いますので、作り直して頂いた方がいいと思いますよ。
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2019-05-15 09:46:46
ご相談ありがとうございます。
噛み合わせの調整をお口の中で行うことは不可能に近いことです。
歯の表面には微妙な凸凹があり、上下の凸凹がこれまた微妙に噛み合ってよく噛める仕組みになっています。
この再現をお口の中だけですることは超難しいからです。
つまり削って調整する場合は、いつもマイナスになります。
もし足りなくて噛めないならば、プラスにしなければなりませんね。
マイナスにする場合も、削りすぎれば今度はプラスしなければならない問題を新たに作ってしまいます。
というわけでもし噛めるようになりたい、という目的ならば作り直しが良いと思われます。
よく相談しましょう。
噛み合わせの調整をお口の中で行うことは不可能に近いことです。
歯の表面には微妙な凸凹があり、上下の凸凹がこれまた微妙に噛み合ってよく噛める仕組みになっています。
この再現をお口の中だけですることは超難しいからです。
つまり削って調整する場合は、いつもマイナスになります。
もし足りなくて噛めないならば、プラスにしなければなりませんね。
マイナスにする場合も、削りすぎれば今度はプラスしなければならない問題を新たに作ってしまいます。
というわけでもし噛めるようになりたい、という目的ならば作り直しが良いと思われます。
よく相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
Dさん
返信日時:2019-05-17 00:48:17
ふなちゃん先生、渡辺先生、さがら先生
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
お忙しいところ、ご丁寧なご回答をありがとうございました。
作り直しをお願いするのは、嫌がられそうにも思いますので、相談するか考えてみます。
歯の噛み合わせ調整は、とても難しい事がわかりました。
ご回答頂き本当にありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
お忙しいところ、ご丁寧なご回答をありがとうございました。
作り直しをお願いするのは、嫌がられそうにも思いますので、相談するか考えてみます。
歯の噛み合わせ調整は、とても難しい事がわかりました。
ご回答頂き本当にありがとうございました。
タイトル | セラミックスクラウンの噛み合わせ調整について |
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質問者 | Dさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル 噛み合わせ(咬合)治療 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。