冠の補綴物を作るには対合歯の模型が必要と聞きました

相談者: ハマナスさん (46歳:女性)
投稿日時:2019-06-07 00:42:53
相談させて頂きます

FCKやe-maxのクラウンなど、冠の補綴物の場合、本模型とBTだけでなく、対合歯の模型が必要と聞きましたが、ないと補綴物の仕上がりが上手くないのでしょうか?

宜しくお願い致します


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-06-07 07:11:34
ハマナス さんこんにちは。

FMCやe-maxのクラウンなど補綴物を製作するにあたっては、一般的に、本模型対合歯の模型をBTで合わせて、お口の中と同じようにかみ合った模型を作ります。
その中で作成するとかみ合わせのあった補綴物を製作できます。

しかし、最近では光学印象であると模型を製作せずに、コンピューター状で製作するので模型がいらない場合があります。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-06-07 21:11:10
ご相談ありがとうございます。

もし本模型とBTを作ったのであれば、ふつう対合歯の模型が必要となります。

加藤先生の回答の通り、光学印象と言って、ビデオカメラでお口の中を撮影するだけならば、本模型も対合歯の模型もBTも全く使いません。

この場合は、ビデオカメラのついた、大きな本体がそばにあり、小さなカメラでお口の中の撮影だけですみ、なんとその日のうちにセラミックの歯ができあがってしまいます。

そういうわけで、一般の方にも治療方法の違いはすぐにわかります。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-06-07 23:50:16
バイト材を利用して対合歯として石膏を流して作るテクニックが過去にはあったと思います。
その精度が良いかどうかは判断できませんが。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハマナスさん
返信日時:2019-06-14 17:33:45
お礼が遅れ申し訳ありませんでした

加藤先生、さがら先生、ご回答お返事ありがとうございます

本模型と対合歯を採って、その噛み合わせの位置を知る為にBTが使われるということが分かりました。
確かに、上下の歯があっても、噛み合わせの位置が分からないと、造るのに困る感じします。

この頃は、光学印象というカメラで撮ってデータ―化する方法があるのですね、知りませんでした。


シバタ先生、ご回答どうもありがとうございます。
バイト材を対合歯代わりにするテクニックもあったんですね、歴史的にいろいろ試みるのですね。


回答して頂いた先生をはじめ、支持して頂いた先生方もどうもありがとうございます。

いろいろなご意見を聞かせて頂き、大変勉強になります。



タイトル 冠の補綴物を作るには対合歯の模型が必要と聞きました
質問者 ハマナスさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
補綴関連
回答者




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