MTA治療とダイレクトボンディングの関係性
相談者:
ばるばるさん (36歳:女性)
投稿日時:2019-08-28 16:21:37
お世話になります。
右下7番の虫歯につきまして、神経を残すために、下記金額のご案内をいただきました。
MTAセメント 2.2万
ダイレクトボンディング 4.4万
審美性は追求しないので、ダイレクトボンディングのみをやめられないか、相談したところ、MTA治療を選択した場合は、普通のかぶせ物ができないとご回答がありました。
つきましては、下記2点を教えていただけますか。
1 ダイレクトボンディングは、安価なかぶせものに比べ、MTA治療自体に何かメリットがあるのか
2 一般的にMTA治療の際は、かぶせものの料金が別途高額でかかり、上記金額が妥当なのか。
以上、よろしくお願いいたします。
右下7番の虫歯につきまして、神経を残すために、下記金額のご案内をいただきました。
MTAセメント 2.2万
ダイレクトボンディング 4.4万
審美性は追求しないので、ダイレクトボンディングのみをやめられないか、相談したところ、MTA治療を選択した場合は、普通のかぶせ物ができないとご回答がありました。
つきましては、下記2点を教えていただけますか。
1 ダイレクトボンディングは、安価なかぶせものに比べ、MTA治療自体に何かメリットがあるのか
2 一般的にMTA治療の際は、かぶせものの料金が別途高額でかかり、上記金額が妥当なのか。
以上、よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
回答日時:2019-08-28 17:24:02
MTAでの歯髄保存が保険適用外の使用方法になるため、保険の被せ物は出来ませんよ、という意味だと思います。
(ダイレクトボンディングではなくて自費のかぶせものにすることは可能です)
保険外の治療をした歯は保険治療に戻れないというルールがあるので、その説明だったのではないでしょうか。
ただ、臨床的なことで言うなら、むし歯を削った結果神経が出てくる(=MTAの出番がある)かどうかは実際に削ってみないと正確には判断がつかないです。
ですからMTAありきでの説明であれば多少の違和感を感じないでもないのですが、削っている途中で説明するのも難しいですから、念のためのお話で、
「実際削ってみたら神経が出なかったので、MTAは使わずに保険で治療が進められました」
ということならあり得るのかも知れませんね。
あと一応、繰り返しのようにはなりますが、MTAセメントというのは露出してしまった神経を保護するために使う材料ですので、噛み合わせの部分までを作る修復材料ではありません(強度が全然足りない)。
ダイレクトボンディングなり被せ物なりは別途で必要となります。
(ダイレクトボンディングではなくて自費のかぶせものにすることは可能です)
保険外の治療をした歯は保険治療に戻れないというルールがあるので、その説明だったのではないでしょうか。
ただ、臨床的なことで言うなら、むし歯を削った結果神経が出てくる(=MTAの出番がある)かどうかは実際に削ってみないと正確には判断がつかないです。
ですからMTAありきでの説明であれば多少の違和感を感じないでもないのですが、削っている途中で説明するのも難しいですから、念のためのお話で、
「実際削ってみたら神経が出なかったので、MTAは使わずに保険で治療が進められました」
ということならあり得るのかも知れませんね。
あと一応、繰り返しのようにはなりますが、MTAセメントというのは露出してしまった神経を保護するために使う材料ですので、噛み合わせの部分までを作る修復材料ではありません(強度が全然足りない)。
ダイレクトボンディングなり被せ物なりは別途で必要となります。
相談者からの返信
相談者:
ばるばるさん
返信日時:2019-08-28 20:04:48
渡辺先生
ご多忙の中、ご丁寧にご回答くださり、心よりお礼申し上げます。
ダイレクトボンディングが必須なのではなく、自費の詰め物が別途、必要なのですね。
疑問が解消され、助かり嬉しいです。
ありがとうございました!!
ご多忙の中、ご丁寧にご回答くださり、心よりお礼申し上げます。
ダイレクトボンディングが必須なのではなく、自費の詰め物が別途、必要なのですね。
疑問が解消され、助かり嬉しいです。
ありがとうございました!!
タイトル | MTA治療とダイレクトボンディングの関係性 |
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質問者 | ばるばるさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(保険と保険外) 根管治療後の詰め物・被せ物 MTA |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。