上前歯についてブリッジにするか、インプラントにするか迷っています
相談者:
とん次郎さん (48歳:男性)
投稿日時:2019-08-21 20:55:09
以前もこちらで相談させていただきました、上前歯のご相談の続きとなります。
あらためて経緯と現状は以下となります。
●現状の歯の状態
・右上1,2,3が保険内のブリッジ(2が欠損)
→ブリッジにしたのは5年ほど前。去年の夏に右上1の根幹治療の為、新たなブリッジ(保険内)と付け替えた。
(治療前は小鼻の横あたりまで膿が溜まっている状態でした)
・上記治療直後、左上1(神経無し)が根本から折れてしまい、今は仮歯の状態。
現在根管治療中
・その他歯の状態ですが、左上5〜8、右上6〜8、左下6〜8、右下5〜8が欠損しております。
(今年部分入れ歯(保険)を作って使用中です)
▼現在通院中の担当医の方針
・左上1は根本から折れてしまっており、土台としては脆弱で差し歯は難しい(無理やり差し歯にしてもおそらく土台が折れてしまう)
なので、左3〜右3をブリッジにする。
(健康な歯(左上2,3)を削ってでも、根がしっかりした左上1,右上の犬歯を起点としてブリッジとした方が、将来的にも長持ちするとのこと)
上記提案頂いたのですが、健康な歯を削るのは抵抗があった為、左上1のインプラントを提案したところ、・上顎なのでCTで骨の厚さなどを確認しないとインプラント可能か分からない。
・ブリッジと同じ治療費で治療に時間がかかる
等の説明を受け、どちらかというとインプラントより、ブリッジを勧められている状態です。
一旦は担当医の提案通りブリッジにする予定でしたが、健康な歯を削るのは避けたい、6本の保険外ブリッジとなると高額となるため、
セカンドオピニオン兼ねて、現在通院している医院より比較的大きな医院Aと、インプラント専門としている医院B(通常の虫歯治療もやっている)へ相談に行きました。
▼医院Aの見解(レントゲンと口腔内写真で目視検査)
・折れた歯左上1はエクスとルーション方でも差し歯は難しい(根が短い為)
・現在通院している担当医の方針は賛成とのこと
(左上1をエクスとルーションした上、左3〜右3のブリッジを勧めれた)
ただ、折れた歯(左上1)の根管治療は専門の医院でないと完治は難しいかもしれない、と言われたので、左上1はもう抜歯してしまい左3〜右3のブリッジはどうか、と提案したところ、それも全然ありとのこと(むしろそうした方が賢明、といったニュアンスでした)
▼医院Bの見解(CT、目視での口腔検査)
・インプラントを勧められた
(というより、インプラントメインのカウンセリングを受けたため必然的にインプラントの流れになった感じです)
インプラントにした場合、現状の右上1〜3のブリッジを、インプラントの被せものと同じ素材の被せものと付け替えたい、と伝えたところ、今度付け替えるとなると3回目のブリッジとなり、歯の根に相当のダメージがかかるのでやめた方がいいとのこと。
(きっぱり当院では対応しない、といったニュアンスでした)
ちなみに折れた左上1は当院では抜歯対象、と言われました。
以上が現状と経緯となります。
そこで以下の点について先生方の見解を聞かせていただきたいです。
1)「左上1をインプラント」または「健康な歯(左1,2)を削ってでもブリッジ(左3〜右3)」どちらがベターでしょうか。
また他の選択肢、それぞれのメリットデメリットがあればご教示ください。
2)通院中の医院、医院A、ではブリッジ(左3〜右3)推奨。
なのに対し、医院Bではブリッジの付け替えは対応しない。
この方針の違いはどういった理由から来るものでしょうか?
(通院中の医院、医院A、Bいずれも去年の夏にブリッジを付け替えたことは説明済み)
私としては、治療期間の早く見た目も良い保険外ブリッジ(左3〜右3)にしたいのはやまやまなのですが、将来的にどれか1本が虫歯になったりした場合、6本のブリッジを付け替える事になるのが一番の懸念点です。
(金銭的な面と治療を繰り返すことで土台にダメージを与えることの不安)
上記の理由から、虫歯等になった際のリスクを分散したい為、左上1のインプラントに気持ちが傾いているのですが、見た目(左上1のインプラント=保険外被せもの、右上1〜3=保険内被せものから来る見た目の違和感)も気になっています。。。
が、、この際、見た目は二の次かな、、とも思ったりしています)
PS:
現在は上記に至ったことを反省し、フロス歯磨きは徹底し、インプラントorブリッジになった暁にはメンテナンスはしっかりしたいと思っております。
以上、駄文、長文となり申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
あらためて経緯と現状は以下となります。
●現状の歯の状態
・右上1,2,3が保険内のブリッジ(2が欠損)
→ブリッジにしたのは5年ほど前。去年の夏に右上1の根幹治療の為、新たなブリッジ(保険内)と付け替えた。
(治療前は小鼻の横あたりまで膿が溜まっている状態でした)
・上記治療直後、左上1(神経無し)が根本から折れてしまい、今は仮歯の状態。
現在根管治療中
・その他歯の状態ですが、左上5〜8、右上6〜8、左下6〜8、右下5〜8が欠損しております。
(今年部分入れ歯(保険)を作って使用中です)
▼現在通院中の担当医の方針
・左上1は根本から折れてしまっており、土台としては脆弱で差し歯は難しい(無理やり差し歯にしてもおそらく土台が折れてしまう)
なので、左3〜右3をブリッジにする。
(健康な歯(左上2,3)を削ってでも、根がしっかりした左上1,右上の犬歯を起点としてブリッジとした方が、将来的にも長持ちするとのこと)
上記提案頂いたのですが、健康な歯を削るのは抵抗があった為、左上1のインプラントを提案したところ、・上顎なのでCTで骨の厚さなどを確認しないとインプラント可能か分からない。
・ブリッジと同じ治療費で治療に時間がかかる
等の説明を受け、どちらかというとインプラントより、ブリッジを勧められている状態です。
一旦は担当医の提案通りブリッジにする予定でしたが、健康な歯を削るのは避けたい、6本の保険外ブリッジとなると高額となるため、
セカンドオピニオン兼ねて、現在通院している医院より比較的大きな医院Aと、インプラント専門としている医院B(通常の虫歯治療もやっている)へ相談に行きました。
▼医院Aの見解(レントゲンと口腔内写真で目視検査)
・折れた歯左上1はエクスとルーション方でも差し歯は難しい(根が短い為)
・現在通院している担当医の方針は賛成とのこと
(左上1をエクスとルーションした上、左3〜右3のブリッジを勧めれた)
ただ、折れた歯(左上1)の根管治療は専門の医院でないと完治は難しいかもしれない、と言われたので、左上1はもう抜歯してしまい左3〜右3のブリッジはどうか、と提案したところ、それも全然ありとのこと(むしろそうした方が賢明、といったニュアンスでした)
▼医院Bの見解(CT、目視での口腔検査)
・インプラントを勧められた
(というより、インプラントメインのカウンセリングを受けたため必然的にインプラントの流れになった感じです)
インプラントにした場合、現状の右上1〜3のブリッジを、インプラントの被せものと同じ素材の被せものと付け替えたい、と伝えたところ、今度付け替えるとなると3回目のブリッジとなり、歯の根に相当のダメージがかかるのでやめた方がいいとのこと。
(きっぱり当院では対応しない、といったニュアンスでした)
ちなみに折れた左上1は当院では抜歯対象、と言われました。
以上が現状と経緯となります。
そこで以下の点について先生方の見解を聞かせていただきたいです。
1)「左上1をインプラント」または「健康な歯(左1,2)を削ってでもブリッジ(左3〜右3)」どちらがベターでしょうか。
また他の選択肢、それぞれのメリットデメリットがあればご教示ください。
2)通院中の医院、医院A、ではブリッジ(左3〜右3)推奨。
なのに対し、医院Bではブリッジの付け替えは対応しない。
この方針の違いはどういった理由から来るものでしょうか?
(通院中の医院、医院A、Bいずれも去年の夏にブリッジを付け替えたことは説明済み)
私としては、治療期間の早く見た目も良い保険外ブリッジ(左3〜右3)にしたいのはやまやまなのですが、将来的にどれか1本が虫歯になったりした場合、6本のブリッジを付け替える事になるのが一番の懸念点です。
(金銭的な面と治療を繰り返すことで土台にダメージを与えることの不安)
上記の理由から、虫歯等になった際のリスクを分散したい為、左上1のインプラントに気持ちが傾いているのですが、見た目(左上1のインプラント=保険外被せもの、右上1〜3=保険内被せものから来る見た目の違和感)も気になっています。。。
が、、この際、見た目は二の次かな、、とも思ったりしています)
PS:
現在は上記に至ったことを反省し、フロス歯磨きは徹底し、インプラントorブリッジになった暁にはメンテナンスはしっかりしたいと思っております。
以上、駄文、長文となり申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2019-08-23 15:37:01
そうですね…
なかなか難しい問題かと思います。
最終的には
CTで骨の状態を確認
「歯茎下がり」などの状態になるリスクの有無とそれを気にするか?
インプラントにしてもブリッジにしても歯科医の腕次第
と言うところの話になってしまうのですが…。
個人的にはあまりソング(6歯連結)などのブリッジは極力避けたいところだと思います。
(とん次郎 さんの書かれているように再治療になった場合のリスク)
可能であればCT撮影をして相談に乗ってくれる歯医者さんを探して、もう1軒、相談されても悪くは無いように思います。
(大きな決断になると思いますので、焦りは禁物です)
なかなか難しい問題かと思います。
最終的には
CTで骨の状態を確認
「歯茎下がり」などの状態になるリスクの有無とそれを気にするか?
インプラントにしてもブリッジにしても歯科医の腕次第
と言うところの話になってしまうのですが…。
個人的にはあまりソング(6歯連結)などのブリッジは極力避けたいところだと思います。
(とん次郎 さんの書かれているように再治療になった場合のリスク)
可能であればCT撮影をして相談に乗ってくれる歯医者さんを探して、もう1軒、相談されても悪くは無いように思います。
(大きな決断になると思いますので、焦りは禁物です)
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2019-08-28 18:32:46
書かれている内容を拝見すると、奥歯の噛み合わせがしっかりとできてる所が少ないのではないでしょうか?
その状態で前歯のインプラントは非常に厳しい、と思います。
前歯は、舌から突き上げられる形になりますので、奥歯のしっかりとした噛み合わせ、顎の止められる状態でないと折れたり揺れたりしてしまいます。
基本的にインプラントは奥歯に使って、しっかりとした咬合支持を復活させることに使われるのが良いのです。
前歯のインプラントは、難易度が非常に高く、骨の問題、歯茎の問題、審美的問題と解決しなければならない問題がどれもハイレベルです。
インプラントで、人工歯根ができて、歯が自然な感じで入ること、を期待しておられるのでしたら、尚更のこと奥歯の咬合支持確保が重要なんです。
インプラントをお考えになられる前に、全体的なお口の今後のことをお考えになって、ご相談できる先生を探された方が良いと思います。
現在の年齢で、奥歯の失い方、部分義歯を入れていると言うことから考えると、お口の今後の状態は厳しい方だと思います。
その状態で前歯のインプラントは非常に厳しい、と思います。
前歯は、舌から突き上げられる形になりますので、奥歯のしっかりとした噛み合わせ、顎の止められる状態でないと折れたり揺れたりしてしまいます。
基本的にインプラントは奥歯に使って、しっかりとした咬合支持を復活させることに使われるのが良いのです。
前歯のインプラントは、難易度が非常に高く、骨の問題、歯茎の問題、審美的問題と解決しなければならない問題がどれもハイレベルです。
インプラントで、人工歯根ができて、歯が自然な感じで入ること、を期待しておられるのでしたら、尚更のこと奥歯の咬合支持確保が重要なんです。
インプラントをお考えになられる前に、全体的なお口の今後のことをお考えになって、ご相談できる先生を探された方が良いと思います。
現在の年齢で、奥歯の失い方、部分義歯を入れていると言うことから考えると、お口の今後の状態は厳しい方だと思います。
相談者からの返信
相談者:
とん次郎さん
返信日時:2019-08-29 12:39:17
相談者からの返信
相談者:
とん次郎さん
返信日時:2019-09-02 00:03:11
タイトル | 上前歯についてブリッジにするか、インプラントにするか迷っています |
---|---|
質問者 | とん次郎さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 ブリッジ治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。