マウスピースの効果について
相談者:
りるさん (49歳:女性)
投稿日時:2019-10-04 10:10:46
回答1
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2019-10-04 10:21:49
りるさん、こんにちは。
>そこで質問なのですが、マウスピース装着は、歯のすり減らしやヒビ割れに、やっぱりおススメですか?
先生の考え方によるとは思いますが・・・
私はあまりお勧めはしませんね。
長期的な使用でかみ合わせが変わって行ってしまう可能性もありますし、そもそもマウスピース自体に食いしばりを無くす効果はありません。
もしりるさんが当院を受診したとすると恐らくはまずTCHの是正指導を行わせて頂くことになるかと思います。
(参考⇒TCH、歯列接触癖)
>また、装着するとエラ張り軽減し小顔効果があるとも聞きますが、本当でしょうか?
どうでしょうね。
筋肉の張り(筋肥大)が原因で、エラが張っているように見えているのであれば、そもそもその筋肉の張りを無くさないと変わらないように思います。
上記した通りマウスピースで食いしばりを消すことは出来ませんので、そう考えると小顔効果があるとはとても思えません。
逆にTCH是正を行った所、「顔がすっきりとしたって言われた!」と喜ぶ女性は結構いますね。
ちなみに、私もTCHが元々重度で、現在は軽度くらいまで落ち着いてきていますが・・・脂肪の問題から全くすっきりしたとは言ってもらえていません(;^ω^)
ご参考程度にしていただければと思います。
>そこで質問なのですが、マウスピース装着は、歯のすり減らしやヒビ割れに、やっぱりおススメですか?
先生の考え方によるとは思いますが・・・
私はあまりお勧めはしませんね。
長期的な使用でかみ合わせが変わって行ってしまう可能性もありますし、そもそもマウスピース自体に食いしばりを無くす効果はありません。
もしりるさんが当院を受診したとすると恐らくはまずTCHの是正指導を行わせて頂くことになるかと思います。
(参考⇒TCH、歯列接触癖)
>また、装着するとエラ張り軽減し小顔効果があるとも聞きますが、本当でしょうか?
どうでしょうね。
筋肉の張り(筋肥大)が原因で、エラが張っているように見えているのであれば、そもそもその筋肉の張りを無くさないと変わらないように思います。
上記した通りマウスピースで食いしばりを消すことは出来ませんので、そう考えると小顔効果があるとはとても思えません。
逆にTCH是正を行った所、「顔がすっきりとしたって言われた!」と喜ぶ女性は結構いますね。
ちなみに、私もTCHが元々重度で、現在は軽度くらいまで落ち着いてきていますが・・・脂肪の問題から全くすっきりしたとは言ってもらえていません(;^ω^)
ご参考程度にしていただければと思います。
相談者からの返信
相談者:
りるさん
返信日時:2019-10-04 14:12:54
回答2
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2019-10-04 15:29:14
>かかりつけ医の先生からは、そのTCH是正というのを勧められたことは無いのですが、気になるなら、他医を訪ねてみるのが良いでしょうか。
そうですね・・・
TCH是正を行っている先生の多くはマウスピースをあまり作らない方かと思いますので、積極的にマウスピースを作成する先生とは対極に位置していますからね。
(もちろん全く作製しないというわけではないですよ?作製する必要があれば作製します。)
>無意識の食いしばりはどうすることもできず、もしこのまま何の対処もせず生活していく場合、歯にとってやはり問題になるでしょうか。
少なくとも私は問題になっていましたね。
歯の亀裂・破折はもちろん、重度の顎関節症により半年に一度は小指を横にしても入らないくらい口が痛くて開けられなくなってました。ウィダーインゼリーすら咥えられませんからね。
そういった経験から、顔の周囲の筋肉はもちろん、歯とはあくまで適正な使用に耐えられるように設計されていると考えています。
すなわち、上下の歯の接触時間(約20分以下)×歯に加わる力(私の場合は100kgほどですね。)が正常な力の範囲です。
それに対し、TCHが絶賛あった頃は、上下の歯の接触時間(約20時間以上)×歯に加わる力(推定50〜60kg)でしたので、明らかに力の総量がオーバーしていたんですよね。
だから上記したような症状に襲われて苦しんでいたんだと思っています。
なにせTCH是正に取り組み始めてから1回も顎関節の症状は出ていませんからね。
>また、エラ張りについてですが、タレントの光浦靖子さんがマウスピースでエラが小さくなったというお話がありますが、これについては、どのように見られますでしょうか。
並行して使用した可能性はあるかと思いますけど、マウスピースのみで改善したとは私は思えないですね。
なにか私の知らないマウスピースの使用方法がある可能性ももちろんあるかと思います。
そうですね・・・
TCH是正を行っている先生の多くはマウスピースをあまり作らない方かと思いますので、積極的にマウスピースを作成する先生とは対極に位置していますからね。
(もちろん全く作製しないというわけではないですよ?作製する必要があれば作製します。)
>無意識の食いしばりはどうすることもできず、もしこのまま何の対処もせず生活していく場合、歯にとってやはり問題になるでしょうか。
少なくとも私は問題になっていましたね。
歯の亀裂・破折はもちろん、重度の顎関節症により半年に一度は小指を横にしても入らないくらい口が痛くて開けられなくなってました。ウィダーインゼリーすら咥えられませんからね。
そういった経験から、顔の周囲の筋肉はもちろん、歯とはあくまで適正な使用に耐えられるように設計されていると考えています。
すなわち、上下の歯の接触時間(約20分以下)×歯に加わる力(私の場合は100kgほどですね。)が正常な力の範囲です。
それに対し、TCHが絶賛あった頃は、上下の歯の接触時間(約20時間以上)×歯に加わる力(推定50〜60kg)でしたので、明らかに力の総量がオーバーしていたんですよね。
だから上記したような症状に襲われて苦しんでいたんだと思っています。
なにせTCH是正に取り組み始めてから1回も顎関節の症状は出ていませんからね。
>また、エラ張りについてですが、タレントの光浦靖子さんがマウスピースでエラが小さくなったというお話がありますが、これについては、どのように見られますでしょうか。
並行して使用した可能性はあるかと思いますけど、マウスピースのみで改善したとは私は思えないですね。
なにか私の知らないマウスピースの使用方法がある可能性ももちろんあるかと思います。
相談者からの返信
タイトル | マウスピースの効果について |
---|---|
質問者 | りるさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯軋り(歯ぎしり) 口腔外科関連 歯軋り用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。