2度目の再根管治療は、薬で治療はできますか?

相談者: はははハハさん (54歳:女性)
投稿日時:2019-12-05 18:53:49
お世話になります。

半年ほど前に、歯内療法の専門医に、マイクロスコープ使用で前歯再根管治療をしてもらいました。

根管は見える範囲はきれいになったと言われましたが、転居後、別の歯科でのレントゲンでは炎症が残っているとのことでした。


歯髄組織が完全に近く除去されているなら、薬で再治療は可能でしょうか?

また、今後どのようにしたらよいかアドバイスをいただけると幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-12-05 19:22:34
はははハハさん、こんにちは。

歯髄組織が完全に近く除去されているなら、薬で再治療は可能でしょうか?

薬でというのはどういうことなのか分かりかねますが・・・
もし本当に根の先に膿が溜まっているだけの状況なのであれば、普通に治療できると思います。


ただ、気になるのが、治療を行ったのが半年前という所ですね。
今回診査された歯科医師は半年前の治療前のレントゲンなどは見たのでしょうか?

というのも、根の先の骨が膿によって溶かされるのは数年単位でじりじりと進みます。
当然治療後すぐにそこに骨が出来るわけではありませんので、半年〜1年、或いは4〜5年近く経過を追ってみないことには本当に治療が成功したのか失敗したのかは分からない為です。

半年前の治療開始時のレントゲンと比べて根の先の骨欠損が大きくなっているという事であれば、要治療かと思いますが・・・
今の状態のレントゲンだけでは治療が必要かどうかは分からないと思いますよ。


ご参考程度にしていただければと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-12-05 21:27:52
> 転居後、別の歯科でのレントゲンでは炎症が残っているとのことでした。

三木先生の回答にあるように半年前のレントゲンとの比較ができなければレントゲンの透過像(黒い影)=「炎症の存在」とは言えないと思います。

他の症状はありますか?

打診痛咬合痛根尖相当部の圧痛なと。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はははハハさん
返信日時:2019-12-06 07:29:37
三木先生、ご回答ありがとうございます。


「薬で治療」と曖昧な表現で申し訳ありませんでした。

根管内を無菌にするために、薬を入れて仮封をする治療のことです。
以前のレントゲンを取り寄せて、もし治療が必要なら、そういった保険内の治療でよさそうでしょうか?


>今回診査された歯科医師は半年前の治療前のレントゲンなどは見たのでしょうか?

見ていませんので、治療が必要かどうかわからないのですね。

「半年〜1年、或いは4〜5年近く経過を追ってみないことには本当に治療が成功したのか失敗したのかは分からない」ということですと、奥歯などでセラミックのクラウンにしたい場合は、根管治療後、どのくらいしてからがよいのでしょうか?




柴田先生、ご回答ありがとうございます。

半年前のレントゲンとの比較ができなければレントゲンの透過像(黒い影)=「炎症の存在」なのですね。


>他の症状はありますか?
打診痛咬合痛根尖相当部の圧痛なと。

はい、何となく圧痛というのでしょうか、他の歯を押さえた時と違う感じがします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-12-06 09:19:58
>以前のレントゲンを取り寄せて、もし治療が必要なら、そういった保険内の治療でよさそうでしょうか?

実際にはレントゲンの設備によって写り方などは変わりますので参考程度にしかならないことが多いですね・・・。

出来ればここから3〜6か月以降で再度レントゲンを撮ってみて、その比較をするのが一番かと思います。
そのうえで必要とあれば治療に介入すべきかと思います。


>どのくらいしてからがよいのでしょうか?

私は基本的に特に待ちませんね。
打診などの症状が若干でも残っている場合は仮歯で様子を見て、その改善を待ってから治療に入る事はあります。

大体は2〜3回目の神経の治療の時点で症状は消えているか或いは改善傾向がある為、そのまま被せ物に移行しています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はははハハさん
返信日時:2019-12-06 12:12:34
三木先生、
早速お答えいただきありがとうございます。

半年ほどしてレントゲンを撮ってもらい、初回のものと比較をお願いしようと思います。

大変参考になりました。
どうもありがとうございました。



柴田先生、

前回の私のコメントの文末が間違っていました。
失礼しました。

半年前のレントゲンとの比較ができなければレントゲンの透過像(黒い影)=「炎症の存在」なのですね

半年前のレントゲンとの比較ができなければレントゲンの透過像(黒い影)=「炎症の存在」かわからないのですね。



タイトル 2度目の再根管治療は、薬で治療はできますか?
質問者 はははハハさん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
回答者




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