ドッグベストセメント後に金歯装着、2ヵ月で金歯の下の歯が欠けた

相談者: mosmosさん (40歳:女性)
投稿日時:2020-01-06 15:25:44
左奥上の銀歯インレーが食事中はずれ、歯科で診ていただいたところ、

「銀歯の内部に虫歯ができており金歯が取れたのでしょう。」

とのことで、ドッグベストセメント後、奥歯ということもあり、金歯を選び(今後の虫歯再発を防ぐためや、嚙合わせる歯にも考慮しました)処置していただきました。


処置後、痛みもなく、特に不具合もなかったのですが、二カ月後、年明け早々その時治療した金歯の下の永久歯が欠けてしまいました。

欠けて二、三日は少ししみる感じがしましたが、今は特にしみる感じはありません。
銀歯のときは欠けなかったのに、金歯にして欠けるということは、金歯を選択しなければ永久歯は欠けなかったのかと、悩んでおります。


転勤したばかりでかかりつけ歯科がなく、HP情報から、なるべく削らない、歯を温存することに力を入れていると思われる医院を選びました。

結果的に歯を温存するどころか欠けてしまい、転院も考えております。
こういったことはよくあることなのでしょうか。

また、選ぶ素材はどれがおすすめでしょうか。


回答いただけたら幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-01-06 16:22:05
mosmosさん、こんにちは。

>こういったことはよくあることなのでしょうか。

そうですね・・・ドックズベストについては兎も角として。
歯を温存する方向性の強い歯科医師であれば多かれ少なかれ経験したことはある事象ではないかと思います。


虫歯は基本的に歯の内面にある象牙質で大きく広がっていることが多いです。
虫歯を取りきった結果、歯の表面のエナメル質だけが残存するということは結構あります。

こういう時に噛む力が強い方とかであればエナメル質が欠けてしまう事は実は割とあります。
或いはかけないまでもヒビが入ってしまうとか・・・。


歯を温存しようする先生であればギリギリまでエナメル質などを温存しようとしますので、患者さんの咬む力や力のコントロールが出来ているかどうかを見誤ってしまうと、上記のような状況になってしまう事があります。

今回、このケースだったのかどうかは分かりませんが、文章からは一番その可能性が高いのではないかと想像できます。

ちなみに、銀歯金歯であればどちらかというとその材料の硬さ的にも銀歯の方が歯が欠けやすいですよ。


>また、選ぶ素材はどれがおすすめでしょうか。

歯の治療とは繰り返せば繰り返すだけ当然大きく歯を削っていきますので、前に行った治療よりもその難易度は上がり、成功率は下がっていきます。

そのため、なるべく1回1回の治療を長持ち出来るように治療を行う必要があります。


ただ材料で全てが決まるという事はなく、歯科医師の技量はもちろん、技工士さんの技術・患者さん自身による注意事項の順守などによってその成功率は大きく変わってきます。

要は材料云々よりも、誰に治してもらうかというのが一番重要という事ですね。


基本的には担当医のお勧めするものが最もお勧めできる材料になりますので、担当医と相談の元、ご自身で決められる必要があるかと思いますよ。


ご参考程度にしていただければと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-01-06 16:51:47
こんにちは。


銀歯の内部に虫歯ができており金歯が取れたのでしょう。
>金歯を選択しなければ永久歯は欠けなかったのか

内部でムシ歯ができていたわけですから、残せた自前の歯質は減っています。

条件が以前より悪くなっているわけですから、材質が金であれ銀であれ、結果は同じかもしれません。

材質が金属でなかったとしても、同じことが言えそうです。


>結果的に歯を温存するどころか欠けてしまい、転院も考えております。
>こういったことはよくあることなのでしょうか。

そもそも残すことが難しいところを頑張って残してみたけど、結果的に耐えられずに欠けてしまった、とも考えられます。

白か黒か! ではなく、グレーなのをなんとかしようとすれば、そういったことは起こってしまうと思います。

「厳しそうだなぁ」との予測がついていたのであれば、事前に「厳しそうなんだけどね」と説明があれば親切でしたね。


なぜこうなったかの理由を聞きたければ、処置された担当医に聞いてみられると良いと思います。

それで、納得されれば、相談の上で今後のことを考えましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mosmosさん
返信日時:2020-01-07 16:14:37
三木先生、吉岡先生

こんにちは、早速のご返信有難うございました。

よく見ますと、金歯が表面にない(インレーの被さっていない)自身の歯が欠けているようです。

噛み合わせのチェックがうまくできていなかったのでは、、、と、また、不信感が出てきてしまいました。


さほど大きなインレーではなかったので、ショックも大きく、一番最初に来院したとき、HPとはかけ離れている衛生状況や設備、衛生士歯科医師の言うことが違う、等、不信感はあったので、「やっぱりな、、」と思うところはありました。

三木先生、吉岡先生のおしゃることは、どれも参考になり、勉強になります。
どうしようかと悩んでいる気持ちに整理がついてきました。



タイトル ドッグベストセメント後に金歯装着、2ヵ月で金歯の下の歯が欠けた
質問者 mosmosさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドインレー(金の詰め物)
詰め物、インレーが割れた・欠けた
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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