抜歯後時間が経ってからのインプラントと人口骨について

相談者: パスカルパスカルさん (52歳:男性)
投稿日時:2020-01-29 06:33:04
たびたびの質問恐れ入ります。
前回もたくさんのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
とても参考にさせて頂いています。


左上の一番奥の歯を歯根破折と診断されてインプラントをするかどうか悩んでいて、数回質問させていただいている者です。

本日、もう一度歯医者に出向いて、こちらの先生方にいただいたアドバイスを参考にして、相談をしてきました。

”歯根破折の歯を抜歯して、その後のためにパウダー状の人口骨を入れてもらい(fillig)、その状態でしばらく様子を見たい。
例えば2年後にやはりインプラントを入れたほうが良いと判断したら、そのときにもう一度検討したい。”

と相談したところ、

”それはできない。
人口骨は時間がたつとだんだん溶けて下がっていってしまうから、4か月以内にインプラントをしないといけない。
2年は長すぎるので無理だ。”

というような回答(前回書いた内容と同じ)が返ってきました。

それに対し、

”その時にまた人口骨を入れるというのではだめなのか?”

と聞いたところ、

”そんな修復工事のような治療はできない”

という回答でした。


これを踏まえて、質問させていただきます。

1.
人口骨はインプラントをより固定させるために入れるもだと思っていたのですが、そんな簡単に溶けてしまうのであれば意味がないように感じます。
人口骨とはそうゆうものなのでしょうか?

2
抜歯後、人口骨を入れずに様子を見て、その後必要があるようだったら、その時点で人口骨を入れてインプラントをするということは本当に不可能なのでしょうか?

前回までの質問で、人口骨を入れて様子を見るというので良いのではないかというアドバイスをいただいていたのですが、今回の医院の回答があまりにも違うので、また考え込んでしまいました。


前回と似たような質問になってしまって申し訳ないのですが、あらためてアドバイスをいただけるとありがたいです。

ご回答お待ちしております。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-01-29 07:43:34
パスカルパスカル さんこんいちは。

左上の一番奥の歯を歯根破折と診断されて、インプラントをするかどうか悩んでいるのですね。

1.骨補填材の種類は色々あります。
吸収が遅い動物の骨(おそらく高温で処理しているため)や、吸収の比較的早いβ-TCP・炭酸カルシウムとHAなどがあります。

溶けるとは、骨に置換されることもあれば、ボリュームが無くなってしまうこともあります。

骨補填材ではありませんが、コラーゲンは骨も軟組織(歯茎)も比較的に早く治癒するのに用いられることもあります。

一般的な抜歯では何も入れませんが、血液が固まって、その後骨や軟組織で平らになります。

そう考えると過剰な治療なのかと個人的には思ってしまうこともありますが、確実に骨を作ったり、現状の形を維持したいと考えるとありなのかもしれないのであればありなのかと思うところです。


2.抜歯時に人工骨を入れても入れなくても、インプラントをすると考えたときに必要に応じて骨移植をすることも可能だと思います。

ですから、人工骨を入れずに様子を見て、その後必要があるようだったら、その時点で人工骨を入れてインプラントをするということは、ソケットリフトサイナスリフトが主にされてる技法になります。

抜歯時に処置をしないからインプラントが将来できないとはなりませんので、急いで考えることは無いとおもいます。
ただし、ソケットリフトやサイナスリフトはアドバンス的なインプラント治療ですから誰もが出来る治療ではありません。

また、1番奥の歯であれば、歯が無くても不自由でないことも個人差ではありますがあります。

参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2020-01-31 12:05:18
入れる骨剤の種類によって違います。

生体に吸収してなくなってしまうタイプのモノから、残存して形態を維持してくれるモノまであります。

DRの考え方の違いで、どういうのを使うか、ですね。

抜歯してしばらく待つと、顎堤が吸収してしまって、骨造るのが難しくなることもあり得ます。

なので、患者さんの状態で対応の仕方を考えないといけない、と思います。




タイトル 抜歯後時間が経ってからのインプラントと人口骨について
質問者 パスカルパスカルさん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
インプラント関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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