[写真あり] 歯科矯正終了間際、上前歯と下前歯の間に隙間がある

相談者: こどみさん (25歳:女性)
投稿日時:2020-02-14 14:44:34
もうすぐ歯科矯正が終わるところなのですが、前歯噛み合わせるとき、1mmにも満たないほどですが前歯と前歯の間に隙間があります。

担当の先生には紙一枚分くらいの隙間があることが理想的と言われましたが、なんだか噛み切りづらいような気がします。

世間的には前歯で噛み切ろうとする時、前歯と前歯の間が紙1枚分くらいの隙間があることが理想的なのでしょうか?



それと現在の歯の写真ですが、ここを直してもらった方が良いよなど何か気になる点などはありますでしょうか?
写真だとわかりづらいと思いますが、見たところ何かご指摘ある場所があればコメントください。

よろしくお願い致します。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2020-02-15 08:35:46
ご相談ありがとうございます。


>紙1枚分くらいの隙間があることが理想的なのでしょうか?

あいにくと、そういう研究論文を私は知りません。

矯正治療の目的が見た目とか、その先生の個人的な思いであれば、そういう理想をお持ちなのかもしれません。


良い悪いではありませんが、歯科矯正学と違い、歯科ほてつ学的にはきちんと分類されており、あえて理想的な前歯の上下関係といえば、「ハサミ状咬合」と言われています。

ハムサンドでも、前歯でスパッとかみ切れる状態です。

ほてつ学的には、隙間が空いて、もし前歯で食べ物を噛み切れない状態ならば、「開咬」と言います。



>見たところ何かご指摘ある場所があればコメントください。

もともと人間に歯がある目的は、よく噛めるためです。
生きるために、欠かせない働きだからです。
そして、前歯はよく噛み切れる(咬断できる)ことです。

それは見た目では決められません。


ちなみに、治療目的をはっきりさせましょう。
そうすれば、完成図が描けます。


矯正治療が見た目の美容目的なのか?
それならば美容整形手術のように不具合が出ても仕方ないかもしれません。


それとも健康回復のためなのか?
それならば噛み切ることは大切です。

噛み切れる検査(咬断検査)がいくつかあります。
それを受けることもできます。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-02-15 17:41:25
こんにちは。

噛み合わせを診るときに咬合紙の引き抜き試験というものを行うことが一般的かと思います。

前歯は少し当てている程度で臼歯がしっかり噛んでおくことが大切だと思いますから臼歯では咬合紙が引きちぎれ、前歯は軽く抵抗しつつスッと引き抜ける程度に調整を行うことは多いと思います。


後は噛んでいただいたときに歯の動揺を診たり(触診や聴診も使い)、顎関節の状態や開閉口路を診たり、側方運動時のガイドを診たりされただろうと思います。



>1mmにも満たないほどですが前歯と前歯の間に隙間があります。
>担当の先生には紙一枚分くらいの隙間があることが理想的と言われましたが、なんだか噛み切りづらいような気がします。

矯正治療ブラケットを除去するときに前歯でしっかり糸を切れたり前歯で食物を咬断するところまで調性できていると理想だろうと思いますが、まだまだ前歯の歯根膜腔が開いた状態で歯がグラグラ動く状態ではそこまでしっかり噛めるという感覚にはなりにくいだろうと思います。

結紮を外して主線を外してその後2年間の保定に入っていくだろうと思いますが、その間に僅かにまた歯が動いて力のバランスの良い位置に固定されていく(骨が改造する)ということが起こります。

その期間に問題を生じるようならばアライナーや何等かの装置を使って微調整を行える程度でブラケットを外すことが多くなってきているのではないかと思います。


ブラケットだけでどの程度まで微調整を行う方法を採られているのか?がわかりませんから、実際にはおかかりになっている歯科医にお尋ねになったりお話をお聞きになることになると思います。

保定の期間中も歯は僅かに動きますし顎関節も適応していくということがほとんどではないかと思いますので、ディボンディング後も保定はしっかりお約束を厳守されることが必要でしょう。


きちんと保定のお約束を厳守された後の治療の保証期間についてもお尋ねになっておくとよいでしょう。




タイトル [写真あり] 歯科矯正終了間際、上前歯と下前歯の間に隙間がある
質問者 こどみさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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